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やかまし村には家が3軒きり、子どもは男の子と女の子が3にんずつ、ぜんぶで6人しかいません。でも、たいくつすることなんてありません。ひみつの手紙をやりとりしたり、かくれ小屋を作ったり、毎日楽しいことがいっぱい!
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リンドグレーン、ピッピは読んだことある気がするけど話覚えてなくて、ピッピと一緒にこれも借りてきて読んでみた。
いたって和やかな子どもたちの暮らしが続いてる感じ?
でもどこの子どもも同じようなことやってるんだなぁ、って思った。
この線以外のとこ踏んだら死亡ね!
みたいなこととかね笑
うん、いいね。
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スウェーデンのちっちゃな村の子どもたちの、ささやかかもしれないけど、楽しい毎日。
みんなで、あそびを考えるとか、道具を使いこなすとか、子どものときだからこその空想力全開な世界は、いまの子どもたちにも知ってもらいたいな。
たっぷりの自然が、あそびの場を提供してくれるし、ときに怖さも教えてくれるっていうのも。
ただ。
接続詞と語尾に、すこし苦戦しました。
リンドグレーンさんのお話は、楽しくて好きなんですけど……。
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スウェーデンの小さな村・やかまし村に住むたった3家族の6人の子どものはなし。
子供の頃はやかまし村に引っ越したかったよ。
再読した今も、できることなら一度訪れてみたいなあと思った。
夢の村だ。
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やかまし村は、たった3軒の家で構成されている村で、そこで暮らす3人の男の子 & 3人の女の子(その後+1人の赤ちゃん)の日常が描かれています。 その6人の子供達の中の8歳の少女の一人称で語られる「遊びの毎日」は実に生き生きとしていて、少なくとも KiKi ぐらいの年齢の読者には遠く離れた国のお話でありながらも違和感を感じさせない物語なんじゃないかしら? 同じ作者の「ピッピ」のように奇想天外な登場人物が出てくるわけでもなし、「カッレ」のように大きな事件が起こるわけでもない。 でも読んでいて「あった、あった! こういうこと。 KiKi の子供の時はね・・・・・。」と似たような体験を思い出させる何とも懐かしく、微笑ましい物語の宝庫でした。
登下校の際に石の上を歩くことを仲間内の決まりとして、万が一何かの拍子で地面に足をつけちゃうようなことがあったら「死んだことにする」な~んていう遊びは KiKi にも覚えがあります。 もっとも KiKi たちの時代は、その遊びには子供なりにちゃんとした(?)本当の理由がありました。 当時は舗装道路と言えば自動車道路限定でした。 そして急増していた「交通事故」から学童自動を守るために通学路は畑の中とか民家の軒先が指定されていて、そこは未舗装だったんですよね。 だから一度雨でも降ろうものならそこかしこに水たまりができちゃって、そこを歩くと靴はドロドロになるし、下手をすると靴下まで泥水が浸み込んで気持ち悪いことこのうえない。 だからどうにかして靴をドロドロにしないために石の上を飛んで歩くというのは必要に迫られていたことでもあったんです。
でも、それをそのまま口にしちゃったら余りにもつまらないし、まして程よい距離感で都合の良い石があるわけでもなし。 だからそこに遊びの要素を持ち込んで、「石から落ちたら死んじゃうということにしよう!」となったんですよね。 この物語を今回再読するまで、そんなことはすっかり忘れていたんだけど、読み進むにつれて飛び石下校にまつわるアレコレを鮮明に思い出しました。 本来「靴を汚さないため」の飛び石下校だったはずなのに、子供の跳躍力ではとうてい辿りつけない石しか見つけられなかった時に「えいや!」とばかりに飛んでみたら、結局大きな水たまりのど真ん中に落っこちて、挙句そこで足を滑らせて靴はおろか、スカートからブラウスまでドロドロになっちゃって、帰宅するや否や母に叱られたことまで思い出しちゃった・・・・・ ^^;
さて、このシリーズで描かれる一つ一つの出来事は実際に似たような経験があって懐かしかったり、同じような経験はないものの、そこに流れる子どもらしい「遊びの精神」に共感してノスタルジーに浸ったりすること多し・・・なんですけど、その感覚は必ずしもこの物語に限ったものでもありませんでした。 例えば「小さな牛追い」みたいな物語でもそれに近い感覚は持つことができました。 でも、この物語を読んでいて初めて振り返ることができて、読了後も強く印象に残ったお話がありました。 それは、「乳歯が抜ける」という誰もが体験してきた事件(?)とそれに対しての子供たちの反応の物語で��た。
KiKi 自身は乳歯が抜けきって永久歯にはえ変わって早○十年。 そんな事が自分の人生の中で起こったことさえ忘れていたけれど、今回この物語を読んでいてあの歯のあたりがむずかゆい感じやグラグラし始めた時の頼りなさ。 硬いものを噛んだときにたまたまそれがグラグラしている歯の部分にあたり、「グキッ!」となったような気がしたうえに涙が出そうなほど痛かったこと。 その歯のグラグラが気になって気になって、しょっちゅう口の中に指を入れて弄っていたことなんかをありありと思い出しました。
最近の子供は抜けちゃった乳歯をどうしているのか知らないけれど、KiKi の子供時代は上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に向かって投げ
「早く立派な歯がはえますように」
と唱えるのが決まり事のようになっていました。(← これは地域的な風習だったのかしら? そのあたりはよく知りません。) 我が家ではこれを子供1人でするのではなく、両親と一緒にするのが「家庭内ルール」だったため、父が帰宅している時で、母の手が空いている時間で、さらに明るい時間帯(つまり夜はありえない)にしなくちゃいけなかったので、歯が抜けてからこの行事が執り行われるまでにはそれなりの時間が空いてねぇ・・・・。 その間はその大切な「抜けた歯」をこの物語の子供達同様、小さな箱(それがどんな箱だったかは覚えていないけど)に入れて、暇さえあれば眺めていました。
決して眺めていて気持ちの良いものではなかったはずなんだけど、それでも何だか宝物のような気がしていたんですよね~。 あの抜けた歯というヤツは子供時代から大人へ向かうイニシエーションの賜物であり、人生の中で大人への階段の第一歩を示す象徴でもありました。 そんな大切な一大イベントだったはずなのに、人は生きていく中でそんなことがあったことさえ忘れ去っちゃうものなんだと思うと、何気にショックを受けたような気分になりました。
さて、この物語の中で1つだけ KiKi なんかの子供時代とは大きく違うところがありました。 それはやかまし村の子どもたちが学齢に達しているにも関わらず、学校の同学年のお友達とはほとんど交流していないように感じられることです。 一巻目の「やかまし村の子どもたち」だけならいざ知らず、2巻目に進んでも3巻目に進んでも、ず~っと向こう3軒両隣という狭い社会の中だけで遊んでいるんですよね~。
もっとも彼らが通う学校は本当に小さな学校で、クラスだって学年別ではなくて日本でいうところの1年生から6年生までが1つの教室に集っちゃうという状態だから、実は同学年の子供が1人もいない・・・・ということがあったのかもしれません。 さらに言えば、やかまし村から学校まではかなり遠いので KiKi の子供時代のように「一旦うちに帰って、ランドセルを置いたら公園に集合!」とはいかなかっただろうこともわかります。 しかもこの通学路を集団登下校よろしく、常に6人で行き来しているので、「放課後に運動場でかけっこしてから帰ろう!」というのも難しかったのはわかります。 恐らくイマドキの(これは KiKi の子供時代も含め)子供と比較して、家庭内での労働もあったことでし���う。
でもね、KiKi なんかの感覚では学齢に達するとそれまでは年下の子とも楽しそうに遊んでいた子供であってさえも、知力も体力も自分には及ばない年下の子と遊ぶより同年代の子供と遊ぶことを優先するようになっていくのが普通だと思うんですけど、この「やかまし村の子どもたち」は相変わらず6人の小さなコミュニティの中だけで遊び続けているんですよね~。 だからと言って社会性が育っていないのか?と言えば、そうでもないのがこれまた不思議でねぇ・・・・・(苦笑)
さて、最後にこの本(「やかまし村の子どもたち」)の宮崎駿さんの推薦文をご紹介しておきましょう。
この世界に楽園があるとするならば、やかまし村がそれです。 読んだ子供達は、みんなこの本が好きになり、自分たちもやかまし村に生まれたら良かったのにと思います。 こんな風な楽しさは子供の時にしかありません。
それなのに、このような村でくらすチャンスはめったにないのです。 それで、「ああ~おもしろかった」と読み終えてから、ちょっぴり残念が気持ちがするのです。
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やかまし村の子供たちの、とても楽しい日常にどきどきしながら読んだ。私も隣の家と窓から行き来したり、干草の中で一晩過ごしたりしてみたい。鉛を溶かして兵隊を作ってみたい。(危ないけれど)野イチゴの茂る秘密の場所を、仲良しの友達と共有したい。大人もとても寛容で、優しくて、とてもよい環境だと思った。子供たちがとてもうらやましくなった。毎日がスリル満点だと思った。
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子供の頃は忙しかった。いまよりずっと忙しかった。なんであんなに忙しかったんだろう、と思っていたが、この本を読んでちょっと思い出した。
ちょっと、なのは主人公が女の子だから。やっぱりだいぶ違う。ローラースケートで火花散らしてかけまわったり、目をつぶって自転車をこいでどぶにはまったりはしないんだな。
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たった6人しか子供がいない村の話。秘密基地を男の子が持っていて、女の子が秘密を暴くっていうのは、何ともほろにがい子供の頃を思い出す。先生のキャラも最高。大人が素敵だ、ただの子供の本っていうだけじゃなく、学ぶことも多いなーと思う児童文学です。
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大人になってから、好きになりました。日常のなんでもないことを楽しめなくなってきたら読むとリセットできるかも。
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小学生の頃、女子の間で何故か流行っていたこの本。
気にはなっていたけれど、小学生の頃には、結局読まなかった男子のワタシ。
時は過ぎ去り、そんなことはすっかり忘れ去っていたけれど、大人になって偶然この本をネット上で見つけ、注文。読み終わったときには、何だか、ほんわかした気持ちになりました。
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スウェーデンの児童文学。
やかまし村に住む三世帯六人の少年少女の楽しい日常。
主人公達は7歳から11歳くらいなので小学生目線としてちょうどいいのですが、文章が子供が自分で読むには難しいかな。
7歳の長男に何日かかけて読みました。
文体が若干難しいところもあるのですが、自分と同じ年頃の子なのでけっこう楽しんで聞いていました。
買い物を頼まれたのに一つずつ忘れ何度も何度も何度も店に戻る話し、歯を抜く話、いたずらの話。
気候や習慣の違いを説明しながら読んだのですが、そういう描写は大人でも楽しめます。
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この本は私の大のお気に入りです。子どもはもちろん、大人も好きに、なれると思います。リンドグレーンはほかにも面白い本をたくさん書いているので他の本も読んでみたいと思いました。
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秘密基地をつくったり
家出を計画したり。
自分も子どものころは
こんなふうに毎日が冒険だったなあと
思い出して懐かしくなりました。
おじいさんや先生など
子どもたちを見守る大人の存在も素敵。
自分も次の世代の子どもたちに
こんな環境を用意してあげたいなあと
思います。
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小学生のころ、文庫で借りて読んだ本。やかまし村での生活が、私の実生活よりも、リアルライフだったと思う。ある時、私はやかまし村のような生活は現実ではないということを実感し、ショックを受けたことを覚えている。
高校生の時、河合塾の帰りにいつものように梅田の紀伊国屋に立ち寄り、ふとこの本を手にとってみた。再び、小学生時代のワクワクや、本の世界にのめり込む感覚を感じられることを期待したが、そのような感覚は全くなく、私は客観的に文字を眺めていた。こどもの世界からシャットアウトされたと思った。トトロの姿が見えなくなった思春期の少年少女。
大人になって失うもの。
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<やかまし村>は、スウェーデンの小さな村。家が三軒しかなく、そこで暮らす六人の子どもたちの毎日を描く。ただ楽しいだけではなく、何気ない日常のなかに、子どもたちの優しさや賢さが感じられ、はっとする。
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子供が6人しかいない、小さなやかまし村でのお話
毎日学校で顔を合わせて毎日同じ6人で過ごすけど
それでも子供たちは楽しい!
自然の中で秘密の場所を作ったり、お手紙を交換したり、いつも同じ場所にいるのに毎日違った遊びを思いつく。
今の時代みたいにDSとかネットゲームなどを与えなくても、子供たちは子供なりの発想で工夫して何でも遊び道具にしちゃう能力を持ってると思いました。
自分の子供にもこんな自然育児??がしたいですー
あと子供って変な心がなくてとっても優しいと思いました。