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NHK BSプレミアムのドラマ「ソースさんの恋」の原作。
原作というよりは原案?ドラマは飛ばし飛ばしでしか見てないけど。謎めいた年上女性と美大生の恋と思いきや、さすがスタ文、ひゃーって展開が用意されてました。
番外編?のラピスラズリは必要だったかな?本編だけの方がスッキリとしてた気がする。
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主人公の美大生、宇野正直(まさなお)は、大学近くのコンビニでアルバイトをしています。そのコンビニに決まった時間にソースだけを買いに来る綺麗な人がいます。正直は密かに「ソースさん」と読んでいるその彼女が好きになります。ある日にその彼女を助けた勢いで告白し付き合うことになります。でも、その彼女ミカさんは毎日ソースを買っていた記憶がありませんでした。事故にあい、過去の記憶がなく、今も記憶がなくなることがあるという彼女には別の真実がありました。
困難苦難、複雑に絡む過去の記憶を乗り越え、二人の幸せを願います。
本編と、本編最後から始まる「ラピスラズリ」という物語が収録されています。感動の読後から後日談的に(後日ではなく当日的ですが)楽しく読めます。
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中盤になり、ダークな雰囲気、サイコパスな雰囲気に差し掛かって、やっとタイトルの意味が分かった!と思えたあたりは、読み応えがあった。
個人的には、最後らへんが尻切れトンボと言うか、釈然としない終わり方な気がした。
そんなおっちゃん的には、星3つ。
んー。