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【ITバブルに賭けた男女の壮絶なコンゲーム】八〇年代バブル期に絶頂と転落を味わった男たちがITバブルに復活を賭けた。しかし、かつて裏切った女の復讐劇が水面下で進行し…。
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2017年6月に文庫化されたからか、突然書店で目について買ってしまった。
馳星周は1年に1回ぐらい無性に読みたくなる作家。めんど臭いことは忘れて、とりあえず小説のスピード感に身をゆだねたくなる時だ。
本書は前編(生誕祭)があるが、こちらは読んでいなかった。ITと金融という組み合わせで前作はバブルで本作はITバブル。
思った通り展開が早くどんどんと進展する。主人公達が罠にはまりながら苦悩して打開策を考え、また潰される。
最後に誰が勝ったのかわからないぐらい完膚無きまで打ちのめされる。
これぞ馳星周。
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駄作。早紀さん、お父様の負債は相続放棄したらいいじゃないですか。あとこれITバブルをバカにしすぎ。エンジニアのことおたくたち、とか、中身のない会社ばかり、とかw ライブドアの事をモデルにしてるんだろうけど、適当に書きすぎ。あと馳先生、いくらなんでもパスワードが漏れただけで企業のサーバに外部ネットワークからアクセスはできませんよ…
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むかしから好きな馳星周作品。生誕祭は15年ぐらいまえに、先輩からもらって読んだ。彼の作品にしてはわりとエグくない展開で、かつ現実味があってよかった記憶。その続編ということで読んだ。バブル期をインターネットバブル期に移してのストーリー。前作ほどの熱はなかったかな、ネット企業の表現もやや薄め。おもしろかったけど、さすがに続編を描くのはしんどいだろうなーと感じました。読んでおいて損はなかったけど