紙の本
逆上がり
2017/05/18 07:28
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなかできない運動が苦手なこの逆上がり。友情の素晴らしさを教えてくれる本です。共感もしやすい内容です。
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小3の悠斗(ゆうと)は鉄棒が苦手。今日から夏休みだけど、2学期は体育で鉄棒をやると担任の先生が言って、孝道くんが「さかあがり、おれとくい。悠斗は?」と聞かれて思わずうなずいてしまった。
夏休みの間、逆上がりができるよう秘密の特訓だ。公園で逆上がりを練習していたら、同じクラスの時生(ときお)くんが声をかけてくれた。今まであまり喋ったり遊んだことはないけど、遊びに来ないかと誘われた。
時生くんは悠斗より頭一個分くらい背が高くて、筋肉もある。そして時生くんのうちはスイカの農家だった。スイカを収穫する手伝いをしたり、一緒に遊んだ。時生くんはサッカークラブに入りたいけど入れないぶん、リフティングの秘密の特訓をしていた。
夏休みがあけて2学期。悠斗は逆上がりができないままだった。体育で逆上がりがはじまって、やはりできない。
さて・・・。
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毎日ゲームばかりの悠斗は二学期に体育でやるさかあがりを夏休み中に出来るようになるため秘密の特訓中。そんな帰り道、偶然ばったり出会った同じクラスの時生君の家へ遊びに行くと、そこは一面のすいか畑だった。時生くんは筋肉モリモリで運動も得意。時生くんもまた、サッカーチームにはいることを母親に許してもらうためにリフティングを10回連続で続けられるよう密かに努力していて……。