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公共建築(学校も含むのかな?)は確かに顔の見えるクライアントがいない。学校は限られた数年間の利用者が圧倒的であり、卒後、再び利用者になることもそうある訳ではない。そういう利用者にも記憶に残る建築を考える方が、個人の住宅を建てるよりむずかしいかな。
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石山研からこんなやわらかい語りの人が出るのか、という驚き。しかし、歴史や他分野へのジャンプが多く、頭がちりぢりになりそう
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建築家という職業の人たちが仕事をする上で何を大切にしているのかがざっくりとわかる本。実際には、法律・予算・調整など頭を使う細かな業務が山ほどあるのだろうけど、専門的な話はさて置き、建築を作るうえで大切なことが書かれている。建築は美と機能を持ち合わせた最大の芸術作品で、芸術でありながら人に使われることで作品としての命が宿る。
娘さんを想定読者として書かれたとのことで、わかりやすい表現で教養も感じられて、面白く読めた。