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オランダの子育てや共働きに関する現状を詳細にレポートした本。これを日本が達成できる日が来るには、政治や歴史/文化的に乗り越える壁が多いのだろうなぁと途方に暮れてしまった。
どうすれば18時に帰れるかを考えるきっかけを与えてもらったと思います。
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極めてシンプルかつ今を象徴しているようなタイトル。オランダのこの30年で起きた"働き方改革"や"人生の価値観の変化"を解説している内容の本である。
全然知らなかったのだが、30年前、オランダは天然資源の発見によって国内産業が弱体化する"オランダ病"に罹患していた。失業者は急増し、国民の間で将来に対する不安が増大し、それを是正するために国家的議論が起きてついに政府、労働者団体、企業の3者による"ワッセナー合意"が採択され、ここから世界的に有名になるワークシェアリングや同一労働同一賃金などの概念が生み出されたらしい。
30年を経て、オランダは夫婦がバランスよく働け、家族重視でかつ「子供が世界一幸せな国」となり「(出産における)2人目の壁」がない国家・国民に変貌を遂げた。その具体的な内容や、そこで生きる人のインタビューなどが収録されている。
経営者としてまた家族ができたばかりの一個人として、その内容はとても参考になり、価値観が少し変わったり、具体的なアクションも起こすことになりそうだ。が、内容があまりにもまじめでキレイすぎて、ちと強迫観念に駆られてしまう。もう少しこぼれ話や笑い話も収録して欲しかったし、負の側面にも研究成果としての本ならば披露して欲しかったように思える。
でも、とにかく、週に一日はまずは18時に帰るようにしよう!とこの本を読んで決意しました。そういう効果の本であることは間違いないです。
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自分の心の持ちようとはいえ、、、
なかなか自分だけ早く帰れないよね。実績が抜群とかでない限り。やはり上司の目が気になるし、一番で出世もしたい。。。
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国が違うと働き方がこんなにも違うのか。
羨ましく思うことばかり。
日本も30年後にこんなふうになるのだろうか。
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”しなやかさ”を持って働くことの大切さがここにあります。
その昔、オランダはオランダ病と呼ばれ
女性の社会進出にも遅れて
日本と同じ、男性が働きに出て、女性は家庭を守るという考えが根強かったそうです。
そんな国は今、多様性に富んだ国になったのはどうしてか。
日本はどこを学んでいけばよいのか
オランダの成功事例から学ぶことができる本です。
こういう本はどうしても専門的になりがちで
適応できない部分も多い、机上の空論になってしまうこともありますが
実際の地域での活動、仕事だけではなく、
子ども達のスポーツクラブでの親、地域との関わり方など
多岐に及ぶオランダの子育て、働き方社会を
記している貴重な本です。
「しなやかに、楽しんで、自分らしく生きていく」ためのヒントが
この本にはあると思います。
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・働く場所と時間がフレキシブル
・週あたりに働く日数がフレキシブル
・男女ともに↑の制度の中で、ライフステージに合わせて働き方を選択している
日本もこうなってほしい。
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オランダの試行錯誤。フルタイムとパートタイム勤務、テレワーク、週4日勤務、休暇を買い取るなど、柔軟性のある働き方を男女ともに選択できる社会になればいい。まずは制度、それから気持ちが変化していくものだろうか。オランダの国民性云々はどうかな〜と思った。
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・オランダは、1982年のワッセナーー合意と呼ばれる政労使の三社合意により、働きやすい国となった。
└内容はワークシェアリング。
└同一労働同一賃金が成立している。フルタイムとパートタイムは週の勤務時間が異なるだけで、そのほかの条件は同じ。
・オランダ人は仕事のモチベーションが高く、時間内に仕事を終わらせようとする生産性への意識が高い。
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世界の働き方で、良いところをどんどん吸収していければ良い。もちろんその国独自の文化はあるし、上手い具合を探っていったらいい。日本は働き方が下手だなと思う。
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世界一子どもが幸せな国といわれるオランダ。どうすれば幸せに暮らせるのか、社会全体で真剣に考えている点が日本とは大きく違う。生産的に働くにはどうすべきか、常に意識しながら過ごしている点、見習わなくてはいけない。
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一人当たりの仕事における生産性の高さ、女性の社会進出率、働きやすさ満足度、子どもの出生率、仕事のやりがい、どれにおいてもトップクラスのオランダで一体何が起きているのか。とても分かりやすく書いてあった。仕事も大切だけど、もちろん家庭も同じくらい大切に決まってる!そう公言する社会の素晴らしさ痛感した。
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2019/2/21に仙台で開催された講座「18時に帰る」で頂いた本です(講座代に含む)。世界でも注目を浴びる働き方改革「オランダモデル」について、こと細かく繰り返し書かれています。かつては日本社会と同様の課題を抱えていたオランダ、彼らから学ぶことは沢山あります。ほんとオランダの仕組みは凄いです。何事も当たり前になってシステムが円滑に廻ってくれば定着するものですね。
一朝一夕に実現できる事ではありませんが、オランダ的価値観を持って行動している日本人も密かに沢山います。そういう私もその一人です。それが故に風当たりが強く大変な反面、人間らしい生活を送れている気がします。その行動レベルをもっと上げ、さらに誰でも風当たりなく立ち振る舞える社会にして行きたいです。そのためにはまず知ること!そんな意味でオススメしたい一冊です。
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オランダの文化、環境を垣間見れた。
これをどう日本に持ち込むかは見えない。
日本人の性質に合わせて制度を変える?ことになるのか?
個人でできることがわからなかったのが残念。
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サブタイトルではなくメインタイトルに「オランダ」を入れても良かったんじゃないかな。先日読んだドイツの働き方本によると、オランダと比べると、ドイツは(裏にはもちろんプライベートの時間を大事にしたい(家族との時間も含む)という意図があるのだろうけれど)、より実を取るというか、削ぎ落としているように感じたし、逆に、オランダの方はドイツより家族よりな感じがした。まあ、本の主題がそういう点だからかもしれないけれど。行動の目的をはっきりさせて、合理的な行動をとるという点はドイツと一緒。0.75+0.75=1.5という働き方を選択できる点や、いったん仕事を離れても「いつでも戻ってきてください」という姿勢や、休暇の買取制度は、今の日本では馴染みがなくて、羨ましい。
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オランダの教育制度・労働環境の歴史的変遷、また教育や労働に対する人々の価値観がわかりやすくまとまっている。
特に印象に残っているのは「親が幸せならば子どもも幸せ」というオランダ人の言葉。
教育環境や制度だけ整えればいいということではなく、より沢山の親(その国の大人たち)が幸せに生活ができる環境を整えることも大事なのだと改めて考えさせられた。
文化、歴史的背景、地理的環境、産業構造も違うので、オランダの制度や考え方をそのまま導入すればいいというわけではないと思うが、学べることは沢山あるように感じた。