投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「神様ゲーム」の続編。
6編からなる短編集で最初の3編は前作と同じような流れなんですけど、後半3編がヤバい、マジでヤバい(語彙力)
設定を生かしたトリックに前作同様の鬱展開のジェットコースターかと思えば、ラストの一文に全て持ってかれた...
麻耶さんすげぇ...
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
神様ゲームの続編。
ミスリードが上手くて楽しめたけど、これを小学生の物語というのは無理がある気もする(せめて中高生くらいであってほしい)
ラストは好みが分かれそう。神様はどこまでいっても神様だったなと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
途中から違和感バリバリ叙述
登場人物の年齢設定に違和感
結局神様には誰も勝てない/考えても意味がないお話
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読み進めると、真ん中くらいでおおーっとなる。
このシリーズはなんとなく自分の好みではなかったかな。切り口がすごい面白いだけに、若干無理やりな設定や読者の解釈に委ねる部分が少し残念だった。
鈴木は結局神様だったのか、全ての物事は鈴木の思い通りにいってしまうのか。最後まで読めば答えが出ると思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
大筋は面白いのだが、小学生設定は無理がありすぎるのと、人が簡単に死にすぎて入り込めなかった。短編それぞれ期間を空けて読んだらまた違った印象になったかもしれない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前作「神様ゲーム」では片鱗が見えるくらいだった鈴木くんの邪悪さが、連作短編という形をとったことでより鮮明になる。「神様」であるがゆえの反論のできなさ、人間に対する無味乾燥さが作品全体を意地悪く飾っていて、不快指数がかなり高い。
同じ導入を繰り返すため、自然と思考実験的な側面も強くなってくる。特に因果論・決定論にさらっと踏み込む「バレンタイン昔語り」は秀逸。テッド・チャンを筆頭にSFではよく扱われるテーマではあるが、ミステリという舞台で展開されると味わいが違う。小説全体に対する「どうしてこんな短期間に殺人が連続するんだ?」というイチャモンに対してもそれは神様が託宣をしたからだよ、と答えられてしまうようなところもある。SF的マインドをミステリとして描く姿勢は作家性ということなんだろう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
小学生って、こんなだっけ?と戸惑う。あまりにも大人びたキャラが多いせいか、中学…いや高校が舞台だと言われても違和感なかったかも。この小学生設定に、何か驚天動地の大トリックがあるのかと思ったのだがそれもなかった。アリバイやトリックを真剣に考える展開こそあれ、ずっと主人公を中心とした男女三角関係四角関係のお話という印象。
性別問題も、一話(?)で市部が主人公に「男の視線」を向けているという描写ですぐ分かってしまった。温かい理解者の小夜子がとても好きだったので悲しい。話のあちこちに、突き放すような、あっさりバッサリの冷たい容赦なさが見られるのはこの作者様の持ち味だなと感じた。
「神様・鈴木」の存在にネタバラシのようなものがなかったのは凄くよかった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
【2024年89冊目】
「犯人は――だよ」同じクラスの鈴木は、自称神様を名乗っている。確かに鈴木のおかげで事故が未然に防がれたこともあり、その美貌はクラスメイトを惹き付け、名実ともに神様と煽てられている。俺こと桑町淳は彼のことを神様だとは思っていない、けれど事件が起こる度に彼に問うてしまうのだ。犯人は誰か――と。「神様ゲーム」の続編、連作短編集。
前作で衝撃を受けたので、これは続編を読まねば!と思って読みましたが、終わりは前回とは違った意味での「えええ?」が出ました。最後まで油断出来なさすぎ。
ジャンルはミステリーですが、はっきりと解決する方が稀で、ずっとモヤモヤしつつ読み進めていましたが、途中で思い込んでいた事柄にはっとしたりするなど、やはり一筋縄ではいかない感じでした。
なお、前作のラストに繋がる何かしらが書かれているかと言われたら全然書かれてないので、全く別物な話と思った方がいいです。
しかし、騙されてた…!って思わせられるのは嫌いじゃないですね。そして、タイトルも「そんなテンションの声音の台詞なんかよ」って思うなどしました。