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硬軟自在の三国志
2017/10/25 17:38
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投稿者:さしんぼう - この投稿者のレビュー一覧を見る
墨攻しか読んでいませんでしたが、
大変楽しく一気読みしました。
作者の自作に期待しています。
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【孔明、最後の奇策。シリーズついに完結!】全く新しい孔明像を書き上げた、酒見流三国志。蜀と魏が五丈原にて対陣する。孔明最後の戦いはいかに。シリーズ、ついに完結。
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このシリーズはとにかく一冊が分厚い。
三國志随一の変態性を備える諸葛孔明。
ようやく完結とあって、珍しくほぼ一気読み。
作品の感想は、100メートル走に例えると…
号砲よろしく華麗にダッシュを決め、序盤は
踊るようなスムーズな加速、出るか好タイム!
ところが中盤から終盤、ゴールへの組み立ての
難しさか、少し体に固さが出て、ピッチが落ちる。フィニッシュすれど、目標タイムに届かず、
ちょっぴり残念。
と言っても楽しんで読める作品でした。
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完結巻。
序盤のノリノリな感じを文章にするのは、終盤では展開的に難しいのかなと思いました。最後まで面白かったですが、その辺はちょっと寂しかったなと。
このシリーズの劉備が好きでした。親しみやすく。
あと趙雲が最後までいちいちかっこよかったです。彼を表す言葉もやっぱりかっこいいものばかりでした。いつも青春を感じさせる、とか。きらりと光る、とか。
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完結〜〜〜!
終わりがくるのはわかっていたけど寂しいことだ。
そんなふうに思わせてくれた酒見さんに感謝。
こんな三国志も良いなぁと新刊が出るたびに新鮮に楽しませてもらえた。
読んでる時間は幸せだった。
場面が場面なだけに、はちゃめちゃなシーンは少なかったけど、変態な孔明に会いたくなったら、またこのシリーズを読み返そう。
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軽妙洒脱な語り口で奇才諸葛亮孔明を描いたシリーズ最終作。今回は南蛮戦と北伐がメイン。関西弁で武闘派ヤクザみたいな孫権は相変わらずだが孔明の毒気はだいぶ薄れてきたように感じる。魏延の扱いが悪く趙雲は良いというのは従来の三国志どおり。
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日経夕刊連載の宮城谷昌光「諸葛亮」がつまらないので、酒見健一の本を思い出し、最後の第5部に手を付ける。
2023年1月14日読了。
やはりというべきか、「三国志」と「三国志演義」をなぞった内容になってしまっていて、第一部あたりで感心した抱腹絶倒の趣きは皆無となっている。
つくづく思うのは、喜劇人もそうであるが、笑いにはエネルギーが大量消費されるので長続きするのは本当に難しい。
最後はただの役者になった喜劇人のなんと多いことか、チャップリンも。
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爆笑モードではじまったこのシリーズも、最終巻ではやっぱりしんみりとなりました。あ~~成都に行きたい!
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読み遺していた第伍部を久しぶりに読みました。殆ど普通の三國志になってしまっていましたが、孔明も歳をとったし、立場が立場なので仕方ないとこです。七擒七縦の件が大好きなので、満喫しました。