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楽しくってほろりとする、図書館人情奮闘記
就職活動で挫折し、半年間ひきこもっていた23歳の
菅原麻衣。偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応
募したところ、あっさりと採用される。いざ出勤し
てみると、本を手放したくないと泣きじゃくる女性
や何でもミステリーにしたがる男性、妙な歌を自作
するおはなし会が得意な主婦など、同僚は変人ばか
り。
これまで図書館に興味がなかった麻衣は周囲の情熱
に後ろめたく思いながらも、仕事を通じて来館する
人々と触れ合ううちに自分の気持ちが変わっていく
のを感じ――。
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就職活動で挫折し、半年間ひきこもっていた23歳の菅原麻衣。偶然見つけた区立詩島図書館の求人に応募したところ、あっさりと採用される。いざ出勤してみると、本を手放したくないと泣きじゃくる女性や何でもミステリーにしたがる男性、妙な歌を自作するおはなし会が得意な主婦など、同僚は変人ばかり。これまで図書館に興味がなかった麻衣は周囲の情熱に後ろめたく思いながらも、仕事を通じて来館する人々と触れ合ううちに自分の気持ちが変わっていくのを感じ―。
図書館の仕事への憧れが募る一冊。
ただ、良い面だけでなく、薄給という現実的な問題も隠さず描いている。
著者が元司書だから、プラス面もマイナス面も、説得力がある。
著者は、小説投稿サイト「エブリスタ」の存在を知って、小説を書くようになったとのこと。
色んな業界の人が、自分の仕事を小説にしたら、面白いんじゃないだろうか。
ネット小説を嫌う人もいるけれど、色んな立場の人の書いた話が読めることって、とても恵まれていると思う。
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読書や図書館に馴染みのなかった人が図書館で働くことになるお仕事小説。何も知らないところから始まるのでわかりやすくて興味深かった。所在館方式って初めて知った。所蔵検索結果ってどうなってるんだろう。
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就職活動での挫折後あっさりと図書館に採用された麻衣と仕事模様。わざとらしい会話や自信がない出来るだろうかと職場で周りに問う恥ずかしげもない甘えが引っ掛かったけれど雰囲気のふくよかな厚みが魅力だった。前向きに食らい付く麻衣が苦しかったけれど昇華。甘い空気の中当たりの厳しい小夜子も苦しさと共にスパイス。
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私も昔、書店員か司書資格取って図書館の人になりたいと夢見ていました。でもねー、現実考えると、厳しいなぁ。麻衣と桜花座兄妹の交流良かったなぁ。辰之進の奥手そうなところとかすき。図書館や書店を舞台にした本は沢山ありますが、そのなかでは光らないなぁ。悪くはないけど、どうしても読みたい、というほどの力はないなあ。
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就職活動で疲弊した女性がたまたま図書館の求人を見かけて図書館で働き始めるお話
出勤するはずの同僚がキャリーケースを引いていたという伝聞
そしてそれをミステリにしたがる同僚
図書館の業務を筋トレに活用する同僚
元保育士で読み聞かせ達人の同僚
クレーマーの対処だけがが妙に上手な普段は働かない館長
癖の強い同僚や利用者さんとの関わりによって変化する気持ち
図書館の業務って大変だと思うよ、やはり
所在館方式を採用しているなら尚更
常に棚の状態が変化しているんだもんね
知識面でも書店員とは違った知識を要求されるからなぁ
特にレファレンスなんてあらゆる分野の専門知識が求められるからね
ってか、羊水の温度は医学書に載ってそうなもんだけどね
あと、その温度のお風呂ってかなりぬるく感じると思うよ
なぜお風呂の38℃はぬるく感じるのに、気温の38℃は暑く感じるのか?って自由研究をしてた子がいたよね
今まで図書館でレファレンスを利用したのって、子供がジャンケンを研究するときに参考となる本を頼んだことあったけど、ちゃんとそれっぽいのが出てきた
司書さんの能力ってすごいなーとその時は思った
作中でも子供の頃に読んだ絵本を探している人がいたけど、僕も子供の頃に読んだ記憶がある本を探してもらいたいなぁ
月夜の晩に散歩してたら「ずっとお月さまがついてくる」っていう子がいて、その途中で友達に会って、その友達も同じことを言ってて、どちらも自分の方にお月さまがついてきているって主張するお話
似たような絵本は出版されているんだけど細部が違うし出版年もそんな昔じゃないんだよなー
今度マジで図書館行ってみよっかな
あと、司書の薄給については何とかならないものかね?
本来はかなりの専門職なのにね
「書を司る」智の番人なんだけどなぁ
ってか、「書を司る」って言葉から、司書が異世界に転生するラノベを妄想したけど、それって「本好きの下剋上」じゃねぇかと思い至った
他にテンプレート的な「司書が俺つえー」する話ってないものだろうか?
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いつも非常にお世話になっている図書館が舞台のお仕事小説。ヘビーユーザーなので、舞台裏もそれほど意外なものではなかったけど、興味深く楽しかった。続編もあったらいいなぁ
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図書館で働くこととは、を菅原麻衣が自身の成長と共に感じていく。
掘り下げていけば話はまだまだ続けられそうに感じた。
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もともと本を読む習慣がなかった主人公が、図書館で働く仲間たちや訪れる利用者との関わりの中で成長していくお話。
この物語のように楽しいことばかりではないだろうけど、図書館司書の仕事っていいなーと思える。国際子ども図書館…一度子供と一緒に行ってみたいな。
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図書館員経験もある作家さんによる、図書館お仕事小説。
私も論文の執筆でお世話になったり、図書館でボランティアをしていたことがあるので、なんとはなく懐かしかったです。薄給で大変などの話も聞きますが、色々なことを教えてくれた職員さんはいつも格好良かった。
こちらの本は、図書館で働く同僚も変人ばかりではありますが良い人たちばかりで、ほっこりしつつ主人公の成長も楽しめます。面白かった。
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図書館の仕事がよくわかる本。
どういう仕事しているのかなって思った人や
楽な仕事なのではと思ってる人に読んでほしいです。
館長の謎が深まるばかり…
続きとかあれば、桜花座との再交流とか
館長の仕事(?)の様子とかうかがい知れるのでは(笑)
気になります。
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表紙を見て読みやすそうだったので読んだ。登場人物紹介が絵で描かれて益々イメージしやすくコミックを読んでるようでした。就活に失敗したから図書館員になったという設定はちょっと失礼かなと思ったけど全体的には面白かった。レファレンスやおはなし会などあまり馴染みのない図書館業務も知れました。