とてもよかったです
2017/09/12 00:18
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一人一人が全て主人公であり、脇役でもあり、そして本当の胸の内やどんな人間かなんて結局は誰にもわからない。
苦しみや嫉妬や欲望や、そういうものも全て含めて、人って、人生って面白くて素晴らしいと思わせてくれます。
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登場人物のだれがだれとどうしたこうしたがよくわからなくなってしまいました。。もともと物覚えは悪いのですが、発刊の間隔が長いこともあり、余計に。
第2巻を読んでいてふと気がついたのですが、この作品の主人公たちの屈託や葛藤、家族や友人たちに対するポジティブともネガティブとも一概に言い切れない感情のあり方、そしてそれらを抱えながら生きる(あるいは、生きてきた自分を振り返る)彼女たちの人生を、ときに数ヶ月・数年・数十年の隔たりを持つ複数の「場面」から構成してみせる方法、これはどうも夏目漱石なんかの小説の古典の類を読まされているような感覚です。
ちょっとしたエピソード、その中で登場人物たちが見せる表情や短いセリフ、それらの組み合わせでこんなに時間的にも空間的にも(≒社会的にも)深みのある物語が作られるなんてなぁ、と感心してしまいました。
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どろどろしてきたなあ。
女の子の物語としてはこれくらいのどろどろは普通なのかもしれない。
誰が悪いとかでもなく。
若菜ちゃんが清涼剤のごとくほっとできる。この子は世間連れせずいてほしい。
それと、巻末の3コマの若草物語は青い花から志村貴子作品に入ったものとしては嬉しすぎる
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なかなかにエグい感じでした。読後にうすぐらーいものが少し残る感じ。
志村先生の漫画でよく陥るのですが、わたしの頭では人間関係と時系列が複雑すぎて一回で認識できませんでした…。また1巻から読み返そうと思います。
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百合、という域にはとどまらない、嫉妬、確執、夢、挫折、等々。世代をも超えたそれらを程よいテンポ感で、ハイライトのように、群像劇として多様な角度から見せていく技量に恐れ入る。ここで描かれるのは少女たちのミクロな姿である一方、何十年に渡って多くの少女を翻弄し、それでも憧れの中心で在り続ける、淡島という特異点そのものなのかもなぁとぼんやり思った。なんというか、美しい作品。
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時間も時系列も思いのままに、淡島という特殊な土地のまさに「ありふれたこわいはなし」が綴られて。
やっぱり僕には難しい世界だ。
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登録してなかった……/百合プロフェッショナル志村センセイが描く、「百合」の「向こうがわ」のストーリーズ。かなり先鋭的な内容で、自分もとっつきづらい点があるのですが、それにしてもすげえ。百合、というジャンルがもつ女性同士のドロドロや、嫉妬や、あなたになりたかったんだ、あなたと一緒がよかったんだ、の激情を、さらに推し進めている完全な新境地。恋愛も親愛も情愛も通り越したその先に立っている。『青い花』の上田さんがあんな表情してるんだからビックリする……嬉しい、悲しい、を通り過ぎた、何層にも想いが重なったそれだった。
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登場人物が多くて把握できない…それと著者の絵柄のせいなのかもしれませんけれども、ともかくキャラの書き分けというか…顔の書き分けが出来ていないような気がしないでもないです! キャラを見分けられない…。
ヽ(・ω・)/ズコー
それでもまあ、印象的なセリフなどはありまして感動もしましたけれども、女性同士の関係のアレコレに興味が持てるかと言えばまた別! なのであるからして、次巻は読むかどうか分かりますん…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー