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もう、ただただ感嘆。
独立しているし書かれた時期も違うのに、きちんと連作として成立されている。
伊坂作品の醍醐味である作品毎の関連性とはまたひと味違い、章毎に絡み合う人と出来事。
もう、ワクワクとドキドキが止まらない。
こんなに「読むこと」を楽しめる作家さんって、やっぱり凄い。
あと、ただ全部がハッピーエンドなんじゃなくて、良い結果も悪い結果も同じ分量でそれぞれの登場人物に割り振られて人生が続いていくのに、「仕方ない」とか諦めは感じずに、「そうそう、あるよねぇ」って、共感というか親近感とあうか、登場人物全員が知り合いみたいに感じてしまう。
あとがきもいいなぁ。
解説は、内容はよく分かるし同感なんだけれど、飾り言葉が多過ぎて…。 帯のコピー、これなんだ?
この作品、ヒーローが居ないから頑張る話だったっけ?
それが正しい読み方なの?
だったら僕は違う読み方でいいや。
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初期の伊坂幸太郎の好きな感じ。
ちょっとおかしな言い回しが素敵で登場人物がすごく好きになるあの感じ。人生が絡み合ってて明日がきっと楽しくなるとは本当にそう思えるから素敵。
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短編かと思いきや、最後に全ての登場人物が繋がってる奇跡!さすが、伊坂幸太郎だなぁと思った。大学時代にハマった作品も沢山あったけど、また伊坂幸太郎作品読みたくなった!どの作品のだれとだれが繋がっているのかもう一度読み返したくなっちゃった!
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ひさかたぶりの伊坂幸太郎。
5、6年ぶりに読んだけど、言い回しとかは、
相変わらずの伊坂節で、たまらない
ただ、伊坂流の皮肉を皮肉で返すみたいなやり取りが、
高校生にも、同じ様にさせてたのが、ちょっと、違和感。
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短編集だけど、各々の主人公が各編で見事に繋がっていく。こんな展開は、抜群の安定感。
視点を変えながら、会話のキャッチボールが心地よい。
でも、最後の編が少し捻りが強くて読み辛かった。
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彼の描く子供達は本当に生意気で可愛い。全てが繋がっているこの感じはやっぱり伊坂幸太郎らしくて好きです。
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それぞれの作品の登場人物のつながり方がとてもうまい!もう一度読み返してしまったほど。そして,どの作品もほんのりと優しくて,よかった。
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伊坂幸太郎さんの小説は何冊か読んでいるので、個性的な登場人物が出てくるのは予想していましたが、今回も変わり者やけど愛されキャラが出てきてあっとゆうまに読めました。
短編集かな?と思いきや、すべて少しずつ繋がっているのがさすがだな!と思いました。
が、時間も前後しますし、登場人物が多いので時々それぞれの関係性と時間軸を整理しないと読み進めるが大変でした!
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2017/08/31
一つ一つは短編集だが、それぞれの登場人物に関係性があり読んでいて面白かった。
小野学の出会いが好きだったなぁ。
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6つの物語が時空を超えて繋がっていく連作短編集です。
緻密に張り巡らされた伏線を回収する手際の良さは相変わらずで、とても心地良いですネ。人と人との出逢いを描いた物語なのですが、出逢うことのない人たち同士もまた、見えない糸で繋がっていたりします。伊坂氏の手にかかると、出逢いは偶然でなく、奇跡なのだと錯覚しそうになります。ほっこりした気分で読み終えました。
タイトルの〝アイネクライネナハトムジーク〟はモーツアルト作曲のセレナードですが、実はこの楽曲、本来は5楽章あったはずなのに、いつのまにか第2楽章が散逸してしまい、現在のように通常4楽章の形式で演奏されるようになったそうです。その4つの楽章も、それぞれ異なる印象を醸していますが、それでも調和のとれた繋がりがあって、全部通して聴くとひとつの物語のようです。なんとなく連作短編と似たようなところが、あるようなないような・・・。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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面白かった。
伊坂さんの作品って、いつもなんとなく薄いベールに包まれたようななんかもやっとした雰囲気が立ち込めてるように思うんだけど、これはそんな感じが全くしない。あとがきや解説で触れられている恋愛要素のせいだろうか…ちょっとわからないけど、いつものモヤモヤ感はなく、スッキリとした読後感であった。
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伊坂幸太郎らしいけどらしくない作品に仕上がっていた。
いつもみたいなミステリーチックな話ではなく、珍しく恋愛系の作品だった。ちょうど東野圭吾の恋愛ものを読んだ直後で比べてしまうけど、東野圭吾はあくまで東野圭吾らしく、伊坂幸太郎はあくまで伊坂幸太郎らしい恋愛ものに仕上がっていると思う。
伊坂らしい作品間のリンク。思わず読み返したくなる言葉のチョイス。クスってなるようなエピソード。たまらん…。
この人が誰の娘か知っているか、これ使いたい…。
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やっぱり面白い。あとがきにあるように、「泥棒や強盗、殺し屋や超能力、恐ろしい犯人、」
…出て来ません!
なのにちゃんと伊坂幸太郎ワールドなんです。日常にある奇跡がつながる作品。お気に入りは悩みますが「ドクメンタ」です。
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例によって、主人公、登場人物が入れ替わり、いろいろな話を展開しさせ、
最後にジグソーパズルの駒が最後にピッタと合うという展開です。
爽快感があります。
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好きなストーリー。
恋愛小説だけど、恋愛すぎない。
今目の前にある人との出会いがいつか
自分が好きになったのがこの人でよかった、ナイス判断だったな、
と思えるような出会いにしたいと思った。