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ふふふー、本日はお休みなので、やりたいことがサクサク進んでいきます。
というわけで、先日買ったまま手をつけてなかった本を読む。
流血女神伝、巻を増すごとに面白くなっていきますね〜!
それだけ物語が収束に向かっているということなんだろうけど、歴史が動く時っていうのはこんな風に動いていくんだろうかーと思ったりします。
最初の頃はカリエ奮闘記だったけれど、喪の女王に入った辺りから大河の様相を呈してきてます。
神を崇めるということの本質、国を導くということの難しさ、人の想いの繋がり、色んな事が混沌と渦巻いてるので混乱しがちですが、そのお話の軸としてカリエがいつも折れずにいてくれるのが嬉しい限り。
前回まではユリ・スカナがルトヴィアに攻め込むのをエティカヤが静観して、オイシイところを独り占めするのかと思っていたけど、ここに来て動き出しましたね、バルアン。
ルトヴィア南部で海戦が起きるとすれば、それに乗じてユリ・スカナがルトヴィアに攻め込んでくる共同戦線もありでしょうかフィンル君はスゥランに一目惚れしちゃったっぽいし。
でもそうすると、ルトヴィア征服後に大いに揉めそうだ。
あとがきによれば次が最終巻だそうですが、纏まるのか…?
その後が気になるキャラクタが山ほどいるんですが。
…ああ、でも一番気になるのはバルアンのカリエに対する気持ちかなぁ。
ああ、でもドーン兄上(祝!復活!)とグラーシカの二人も気になるしサルベーンに至ってはサの字も出てこなかったし…!
…エディアルドは今回も痛そうだったなぁ。
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ギアスとオレンディアにきゅんきゅんきます。
あかん。20年間会ってなかったのに、お互いに一番思い合っていたとかそんなの弱すぎるー。
髪の毛を一房ほしいと言うためにいろんな言い訳をしちゃうギアスも、全部もってけ!な勢いのオレンディアも、せつないわ愛しいわで大変です。
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王として民衆を愛するのは、難しいのだねえ。
ロイのように手段が目的になっては元も子もないし、昔のドーン夫妻のように真っ正面からぶつかるだけでもだめ。
目的を冷静に見つめて、その道筋を探し続ける。諦めない心、が不可欠だ。
しかし惚れさせて見せるぞ!には参った。グラーシカの潔癖理想主義がこうも変化するとは…お母様の罪は思いねえ。
また、ブイダの、頭だけで考えても、それを信念と呼べるものにまで育てるのはとても難しい、というのには得心がいった。神だって迷い苦しむのだから。
イーダルは人間にはなれないし、なりたくないみたい。