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この人のことは深く知らなかったがこの本を読んでもっと知りたいと思った。
著者自身が言葉を知らなすぎると自覚し、言葉を磨いていく。
また、運に関しても言及していて今の自分と重なる部分があり、共感出来た。
印象に残る言葉がいっぱいあったが「決められたことや、命じられたことよりほんの少しだけ多くやる事を努力という」という部分が自分の中では優勝。
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最近,ラジオに出演していた萩本氏の話を聞いて,萩本氏の人間性に興味をもった。
この本には,坂上二郎氏との思い出や言葉についての持論が描かれてあり,読んでいて思いやりの気持ちが伝わってくるものだった。
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久しぶりに読む、萩本欽一さんの本。いくつかの良い言葉に触れて人生が変わった、という本なんだけど、間接的にでもこうして良い言葉に触れることで、読者の人生も良い方向に向かう気がする。非常に良い本でした。自分自身について考えてみても、周りの人に対して良い言葉を使っていきたいな、とそんな事を感じたりした。
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こんなにすごい人だと思っていなかったのは、
自分が知らないだけだった。
ほかの著書も読んでみたくなった。
いい本だ。
言葉の修行をしよう。
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平易で具体的なエピソードの中に、
生き方のエッセンスが詰まっている。
炎上社会に、こういう考え方は大切。
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何か迷ったら、自分にとって物理的な距離や心理的ハードルがあったり、これはちょっと大変かなというほうを選ぶ。そこにいい物語が生まれ、人生を豊かにしてくれるのです。
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【ノート】
・なんと坂村先生のエピソードが!(P130) でもやっぱりTRONをビル・ゲイツに無償で提供してお礼に何百万かをお礼でもらったってのはまずくないか。
・悪人を最後まで追い詰めない(P135)
・やせ我慢でもいいから優しい言葉を(P135)
・何と74歳で大学に!
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【概略】
「言葉を磨く」ってなんだろう?ビッグワードやテクニカルワードを並びたてるのが言葉を磨くことになる?貧しい家庭に育った日本を代表するコメディアンである萩本欽一さんが、人生においてずっと注意している「言葉を磨く」ということを、萩本欽一さんの人生とともに考える一冊。
2017年時期不明 読了
2018年12月15日 読了
【書評】
この本もまた、「笑い」を考察するというよりも、ユーモアであったりウィットに富んだ返しの観点が強く出ている作品だったなぁ。
ユーモア・ウィットというと、これもまた「技術」な匂いを感じてしまうかもしれないけれど、決して技術的なものではなく、人間としての深みであったり優しさであったりする、内面的なところからあふれてくるものなんだとは思った。
そうはいっても、それではいつまでたっても精神論的アプローチになってしまう。ココロをさらけだして、泥臭さを出して、そこを鍛えて、優しさが発露していくのは、個々人が自分で気付き、自分の弱さをさらけだす覚悟を決めないといけない・・・自分も、まだそれ、できてないからね。覚悟を決めるまで待たないといけないのか?それまで指をくわえて待っていないといけないのか?だったら、まずはカタチから、「型」から入って、そこに魂が宿るのを待ってもいいのでは?という方法を採ってもいいじゃない?とは、思う。
この本の書評から逸れてしまった(笑)凄く面白く感じたのは、昨年、読んだ時には素通りした箇所などを、今、読んでみて「おぉ~」と立ち止まってしまうこと。年齢を重ねることは、決して悪いことでは、ないのだよね。
自分のユーモアセミナーでよく使う「好きな色」「好きな食べ物」トークは、この本からアイデアを頂いてる。言葉を一つ踏み込んで、具体度(具象度)を上げることで、聞き手の脳内により鮮明にイメージを与える・・・これは、意識して会得して、「癖」としたいよね。
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先日、NHK「欽ちゃんのアドリブで笑」を見ていて、とっても面白く爆笑させてもらいました。
最近のお笑いは、ちょっと苦手で(どついたり、だましたりするバラエティ)……でも欽ちゃんの番組は新しい古いと言うの関係なく、ただただ安心して大笑いできる。
昔の手法と変わってないのに、今でも通じて面白い。不思議だなぁと思い欽ちゃんの書籍を読んで見ようと思いました。
こういう人間的に面白いというか、人が好き、人に好かれる人だからなのかなぁと今更ながら欽ちゃん好きになりました(笑)
他の書籍も読んで見たいと思ってます。
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20220809
欽ちゃんのどこまでやるの。
小さい頃大好きな番組だったな。
今の笑いと比べるとテンポが遅いし、素朴な笑いだったけど、人を傷つけない優しい笑いだったな。
そんな優しい人がらをどのように築いてきたのか。
この本を読んだら分かるような気がした。
優しい言葉は優しい社会を作る力がある。
今の時代にこそ欽ちゃんのようなスターが現れて欲しいと思えた。
欽ちゃんの本人は初めて読んだけど、読んで良かったな。
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ちょっと独特すぎて、合わなかった。
努力・根性が少し強い。いや。言いたい事はわかるケド、私はそれはちょっとなと。
でも単純に「こんな言葉が嬉しかった」「こんな言葉が素敵だった」という点は、共感できるものも多かったので読んで損だったとは思わない。
一番もやっとしたのは、高校の先生の言葉で社会の理不尽さを知ったという点。その歳(15歳か18歳か知らないけど)まで純粋に『社会は平等である』と信じられたのすごいなとしか思えなかった。先生の言葉があろうがなかろうが、『社会は理不尽で不平等である』ということはうっすらと気がつけるものではないのだろうか。
私がこの本が合わないと思うのは『その純粋さを私は持ち合わせていない』からかもしれない。
0点こそ「カンニングをしなかった。偉い」と褒めろとあったが……小学三年生の姪っ子は「カンニングしたのに、間違えた」というほどカンニングで点数を取ってる。しかも、親が「カンニングに気が付かない先生が悪い。だから、気が付かれないならしていいよ」とお勧めしてます。
欽ちゃんはカンニングを子供に勧める親がいるというのを知っているのだろうか。と思ってしまう。
ついでにその『姪っ子の親=妹=この本を借りた人』です。
一度は100点を取った方がいい。その方が『出来る子』と『出来ない子』の気持ちが分かる。とあったけど、そもそも『学校のテストで100点を取れない子供たち』もいるわけで。
識字障がい者は知的に問題がなくても読めない書けなくて、学校のテストがダメとか。
学校のテストでなくてもいいのかもしれないが、「自分の子供たちにそう言って、実際に100点を取ったから後は好きにしろと言った」と書いてあった。それでも100点を取れない子どもたちはいる。
出来る人は結局『出来る人』の気持ちしか分からない。
100点がペーパーじゃなくて、100m走で1位でもいいとか、夏休みの工作で最優秀賞とかだとしても、その子が1位を取れる場所を知らなければ永遠に『出来ない場所で出来ない事を努力する』ことになるわけで。
そして、どこで咲けるかを知るには情報が必要。それを与えてくれる環境も必要。子供が自分でそれらをつかみ取るには金も環境も足りなさすぎる。
そういうのはサクッと抜けて、『子供自身の努力』の話なので子供の話も好きではない。
合わない点は多いが、素敵なエピソードもある。
『質問への答えは思いついたものではなくて、言葉を一つ捻る』というのもなるほどと思えるので、読んだ感想は……半分は素敵。半分は合わない。