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MBAに行ってる友人がいて一体どんなこと勉強してるんだろう、と興味が高まっていたので購入した本。
人間を探求する授業、と人間力を鍛える授業と大きく2つのカテゴリに分かれていて、それぞれスタンフォードの人気の授業からしかも日本語で教えてくれる、という何ともお得な本。
350ページというそこそこ長い本ですが、
猛烈に面白くしかも分かりやすく短い期間でバババッと読めます。
MBAの授業なのでもちろんビジネスの話が多いですが、
いろんなアメリカの企業が工夫したり思考錯誤しながら提供しているビジネスについて、一消費者として読んでいてワクワクしました。
人間を理解し、私自身を理解する。
この考え方がとても好きです。
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近年のトレンドの美味しいところをなぞったような内容なので、評価は分かれるのかもしれませんが、私は大変面白く読めました。
各分野ではそれぞれ有名な本が出ていますので、これ一冊で全てを知るというよりは、この本をガイドにして興味のあることを見つけていくのが良いのだと思います。
また時折読み返してヒントをもらいたいなと思う本です。
マインドフルネスの授業では同時に「思いやり」についても教えていること、日本の茶道や華道、書道などはマインドフルネスと通じている部分が多いという話も知らなかったので勉強になりました。
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事例を多く、有名なものを取り上げ、読みやすかった。ただし、後半は時間がなくて斜め読み。
マーケティングでもイノベーションでもリーダーシップでもとにかく”ストーリー”
そしてやっぱりマインドフルネス。
謙虚さやチームワークはいいところだと思うけど、それでは欧米人に負けてしまうのね。なかなか難しい。
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全体としては、内容が薄いが、役には立つ。
スタンフォードで教えられている人気講座のガイダンスという風に思った方がいい。網羅的に示してあるので、それも日本人向けになっている。ただ、この本から何か大きなことが得られるということではない。この本を出発点として、より深く勉強していく必要がある本。
巻末に参考文献が充実しているのは非常に良いのでありがたい。
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ベストセラーということで手に取りました。
タイトルからして米国人がかかれたと思いこんでいましたが、ページをめくり出して初めて著者が日本人と気がつき、驚きました。
スタンフォードの人気教授の授業を紹介するという構成は、面白い企画です。興味のある分野だけ読んでも良いかもしれません。
とはいえ、厚みの割には読みやすく、あっという間に読了できました。
前半はマーケティングや経営手法の話。後半は人間力に関する話。
私は後半の方が面白かったです。コミュニケーション、マインドフルネスなどに関する記述です。
たとえば「希望的観測は述べないこと」などは、勉強になりました。
私は、つい、相手の心地よい言葉を発してしまいがちなので「希望を持てる言葉で真実を伝える」ことを忘れないようにしたいものです。
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人としての振る舞いはどうあるべきか、組織をマネジメントしていく上での重要な点はどのようなものか、について論じた書籍
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人間について知る授業内容。士気をあげるため誉め合う制度や上司のイライラが伝染する訳、人は得よりも損をしたくない=挑戦心の阻害など、興味深い内容もあり。ダイエットの失敗は、これは食べれるとか決断する機会が多すぎて、疲れて自己統制力が限界になるからという考えも面白かった。マインドフルネスが心体によいとは聞いたことあるので、やってみようと思う。
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スタンフォードMBAをclass visit した時に感じたことと似たようなことが前書きにかいてある。ビジネスに通用する普遍的なスキルセット、人としてのあり方などを中心に教えているそう。
ストーリー
・人間は情報を整理するプロセスの中でストーリーで覚えるのが一番はやい。逆にいうとデータや数字などは頭に残りにくい。覚えられる情報は一度に7こプラマイ2と決まっているのでいかにシンプルにストーリーを伝えるかが鍵
・日本人は古典や漫画などストーリー大国のはず。cf新幹線の清掃おばさんたちの話
決断疲れ
決断が多いと疲れる。決断のタンクは決まっているからそれがいっぱいになると合理的な判断はできない。
ースティーブ・ジョブスのタートルネック、結婚してから待ち合わせ、何食べるなど、誰と結婚すればいいかなど考えて行動を決断しなくてよくなったから楽になったのか、と感じた
マーケティング
コトラーさんが自己実現のためのマーケティングだと数年前から言ってるらしい。マーケティング4.0
これは全く知らなかったので勉強しよう
マインドフルネス
思いやりが見直されてきている、Google などではリーダーには思いやる心が大切だとされている。
交渉
アジア人にとっては特に交渉は戦闘だと思っている人が多いかもしれないが
交渉はツールであって使えればすごくいい戦略になる。Good cop Bad copのような戦略や脅しなどあるが、まずは交渉をするべきなのか、交渉をするダウンサイドは何なのか、をAseessする。その後Intent は自分にとって何なのか。自分は交渉によって何を得たいのか、二番目のもので妥協できるのか、どのような条件があれば妥協できるのか、
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アメリカの有名大学での人気授業の紹介だけあって、とても面白い。また、日本人の視点からの解説があって、こうした知識が日本でどのように役に立つかのヒントとなる記述も多い。それぞれの章は頁数の制約もあって浅いものの、良い取っ掛かりになる。
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実は読書量はキープできてるのですが、ここ2か月仕事にかまけてまとめるのを怠っておりました。年を重ねるにつれテーマを絞り込まないと単なる雑読で終わってしまうなと危機感を持ちつつも、本書のように人から紹介された本を読むのもとても新鮮です。
僕の会社は「良い社風」を真剣に追求していて、それが「なるほどビジネススクールでもこう教えられているのか」と納得できる本。結果として醸成される馴れ合い的雰囲気(これには建前的には対抗できない)をどこで締めるか、という観点から、やはり僕にはドがつくほど本音なフェファー教授の論調がとても響きます。名著「権力を握る人の法則」に立ち返るべきかなと思いました。
一方でほとんどの会社にとってドライな成果主義だけでは立ちいかないことも事実であり、そんな場合に「一流のリーダーが実践している」という6つのポイントのうち以下2つはとても有効だと思うので、今後意識して取り組んでいきたいな、と。
・社員の「いい話」を探す
・笑う
マスクもベソスも絶対実践してないと思うけどね!
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本書は、スタンフォードで学べるおいしいエッセンスを詰め込んでいる。 人を動かす力やリーダーシップ、相手への伝え方、さらにはマインドフルネスまでと内容が盛りだくさんである。 特にジェットブルー航空の会長が遵守している10箇条やコミュニケーションのカギを握るAIMの手法などは、今後の実生活に役立てたいと思った。
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スタンフォードの授業をまとめたもの。各授業のいくつかはは単独でも本になっている。興味を持ったものはそちらを合わせて読むのが良さそう。この本では、特に日本人に当てはめているところがいいところ。
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人気の授業のダイジェスト版。なのでここから興味があるものを見つけて更に関連書籍を読むのが良いだろう。
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一流の大学で教えている内容だけど、うまくまとまっている分?各章の最後にまとめてあるポイントだけざっと読めばほぼ理解できる内容。
マーケティング、イノベーション、リーダーシップ(社内政治)、コミュニケーション(会話術、交渉術、プレゼン術)、マインドフルネスの項目で書かれている。
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スタンフォードでいちばん人気の授業
著:佐藤 智恵
スタンフォードが教えているのは驚くほど人間的で、普遍的なことである。そのカリキュラムは何よりも「自分を知る」「人間を知る」ことに焦点が置かれている。
今後のキャリアや人生にずっと役立つような、普遍的な思考法や知識を教えている。どれだけテクノロジーが進化しようが、どれだけ情報が増えようが、どんな時代になっても通用する普遍的なこと、リーダーとしてふさわしい人間になるための基本中の基本を教えているのが、スタンフォード大学である。
本書の構成は以下の9章から成る。
①ストーリーの力
②マーケティング
③イノベーション
④社内政治の力学
⑤リーダーシップ
⑥スタンフォード流会話術
⑦スタンフォード流交渉術
⑧コミュニケーション
⑨マインドフルネス
スタンフォード等の米国でのエリート輩出学校の教えに書かれた本はたくさんある。本書はそれを体系的にまとめられたものであり、多くは訳書である中、日本人である著者が全てを理解した上で私たちにわかるように再構築されており、名門スタンフォードを容易に理解できる形で記された本書は難解な内容ではなく読み物としても最後まで楽しく読ませていただいた。
感じたこととして日本が憧れを抱くような世界企業やトレンドが日本が昔から大切にしてきたこと。例えばストーリー化やお客様第一であったり、従業員を大切にするということが最先端で取り入れられている。
昔のままではなく多くを受け入れて組みあがった最新の流れではあるものの日本人として誇りを持ちながらそれに触れることができた。
本書で出てくる参考文献等はどれも素晴らしいものばかりであり、随所でエッセンスが程よくわかりやすく的確に紹介されており、原書に触れるきっかけにもなる。
体系的に名門校の教えを知るという点ではレベルの高い一冊である。