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俯瞰したような内容かと思ったら、
実際に、ゲームや本やCDを扱う店にバイトとして入り
フィールドワークの中で実態を探り、
それを10年続けた、
というこの時間のかけ方に唸った。
客観的に外から分かったような意見を書くのではなく、
自分もその中にどっぷりとつかりながら、
考えを深め、自分の最初の見立てをどんどん更新していく、
この醍醐味。
ルポルタージュの仕事って、
こういう地道な努力と時間の積み重ねの上にあるのだ、と再確認。
竹熊健太郎氏や伊藤剛氏との対談の中で、
事実から客観へと落とし込んでいくのも面白い。
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今年になってアニメの面白さに
目覚め、いろいろ観ているうちに
オタクというものに興味を持ったので
関連する本を読んでみた。
『中華オタク用語辞典』(はちこ)
『オタクのことが面白いほどわかる本』(榎本秋)
『オタクの考察』(ヒロヤス・カイ)
個人的にこの本が一番面白かった
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タイトルに惹かれて読んだ。エヴァを履修していないのでわからない部分が割りとあった。筆者が自らオタク生活をして取材をするという自分にとっては斬新な話でレンタルビデオショップでの話が一番面白かった。モンスターハンターには詳しくないのでわからない部分もあったが…
結末が衝撃的だったが、あんなに後悔していた綾波ポエムを載せているところが皮肉に感じた。