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三冊目。
なんかタイトルにひかれたけど、それだけかな。読みやすい文章。快適なリズムでホラーが進んでいく。でも非現実的すぎず、「あーあるある」って言っちゃう感じもあって良い。最後の結末がある程度予測できるのが難点。でもホラーとは関係の無い部分での話の構成がよかったものも多く、この中に納められている「約束」は少し恋愛要素も含まれつつ、恋は盲目というアイロニーも含まれているような気がした。
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「倒錯の庭」「罪が罪を 呼ぶ」「約束」「暗闇に誰かがいる」
女のどうしようもない愚かさと、
それ故の愛しさみたいなのがよく出てる。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
電灯を消した仄暗い部屋の中で、私は今、竹彦と一緒にキノコを食べている。ヌメリイグチという名の、黄色い湿ったキノコだ。(「倒錯の庭」)恋という病に憑かれた男と、溺れゆく女の、頽廃と官能に満ちた恐怖世界を描く表題作の他、人の心に巣くう危うく妖しい欲望に取材した3つの中編を収録。精密な筆致で描きだす人間心理の襞。サイコ・サスペンス集。
最後にわーーって思っちゃいます。そんな短編集でした。
倒錯の庭が一番怖いかもしれない。それを受け入れられる自分が一番怖いんだろうなぁ。
あと罪は罪を呼ぶの共犯者が怖い。
あの冷静さが鳥肌モノでこわい。。。。かえって信用できなかったりするのね。
ラストの暗闇に誰かいる が状況的に一番嫌な物語。でも一番面白かったかも。
妹の運命が気になります。
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内容は
ちょっと怖い恋愛物4編が入った話しだが
なんか忘れたなぁ……
表題作の『倒錯の庭』に出てくる
無口な青年庭師の人物像と儚げだけれど
強固な関係性はとっても魅力的だった……かな
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誰かの行動が積み重なって、彼らはもう2度と会えなかったのかもしれない。
自分たちの生活って、そんなことの繰り返しなんだな。
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どの話にも以上な愛情表現をするサイコパスな男が出てくる。
オチはゾッとしたり切なかったり、どれもハラハラして楽しめた。