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コエドビールは、デザインによるブランディングの事例としてよく取り上げられているが、それを手がけた著者の本ということで読んでみる
前半はコエドビール含む5つのケーススタディ、
後半は「ブランディングデザイン」の方法論と、ブランドの育て方
ブランディングを手がける側と、その当事者両方からの話が対談形式で書かれているのはわかりやすかった。
単に表面的なデザインをいじるだけでは「ブランド」にはなれない、というのは改めて感じた。
取り上げられているケーススタディは、どちらかといえば、
ワントップで意思疎通も取りやすい、成長途中の規模の企業、
という印象だったのだが、
これがある程度の規模を持った企業の場合、
どうしても色々なところで分業体制になってしまい、
実際難しそうな気もしたがどうなんだろうか。
勉強になった。
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著者のビジネスのPR的要素が読みとれる節も多くありましたが、言ってることには大納得。新しいブランドを始めるにあたり、参考になること間違いなしです。
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ただいまブランディング講座受講中。
著者本人の講義なので、著書をプレゼントいただきました。
これから精読してみたいと思います。
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あの中川政七商店をはじめとする、日本の伝統産業を蘇らせるブランド戦略。あのメーカーの商品作りの秘密がわかる。企業だけでなく、個人のブランディングにも応用が効くのではないかと思い読んだ。
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中小企業だからこそできるブランディングとその方法について、奈良の老舗の麻製品屋さんから六本木に店を出すまでに発展させた中川氏と、ブランディングデザイナーの西澤氏が、プレミアムクラフトビール「COEDO」など成功例の関係者と対談。
中小企業だからこそできること、人の熱意、強い意志など、考えさせられることが多かった。
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5つのケースから、ブランドデザインについて分かり易く書いてあります。特に差別化における「フォーカス」については、シンプルで理解し易い解説がされていました。
ブランディングのスターターとして、いい本だと思います。
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ブランディングの足元を改めて見直すために再読。
「差別化」「一定の方向性」について、目の前の仕事と対峙しているとどうも忘れてしまう。無意識のうちに、無難な方へ、一般的な方へと流れてしまうが、それではおもしろいものは生まれないのだろう。
素材を集めて、いったん放り投げて、自由に発想すること。その自由さの中におもしろさが詰まっていて、差別化になり、人をひきつけるのだと思う。
その根底に、ブランドへの理解があれば良い。
そこに根差した発想なのだから。
手法にしても、他社を参考にはするけども、結局は自己流が人との違いを生み出す。
アイデアの組み合わせということを意識して、最適解を探す作業を続けていきたい。
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ブランディングっておもしろそう、とおもって読んだ本。
だが、しかし…。
ブランドなんてイメージとか感性とかひらめきからできてるモノだとおもってたけど、
念入りなリサーチや明確な目的が必要な、とても頭のいる仕事だとゆうことがわかりました。
ブランドを立ち上げるだけじゃなく、それを社員に繰り返し伝えて浸透させることが大切、というのも、本を読むまで気がつかなかった。
こうゆうブランディングを徹底することで、もっと輝ける中小企業はあるんじゃないかな。
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自社の宣伝本って感じだけど対話形式で分かりやすかった!
最後の中川政七商店の会社の人を育てて他社へ派遣ってのはユニークだ。
やりたいこと、できることを探し、さらにこれに関しては他者を上回わることができるというポイントを探す。
つまり良いところかつ違うところがブランドのポジション。
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ブランドは高級で、デザインがよくて、というものではない。
・自社の製品と他社の製品の差異をみつけ、差別化をはっきりさせること。
・市場に他社が手を出していないポジションを作ること。
・集中突破により他との差別化を図ること。
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様々なブランドが出来上がるまでをインタビュー形式で紹介しているのですが、それぞれにドラマがあって面白いです。それぞれの会社に、それぞれの物語があります。人がいるから物語が生まれ、ブランドが誕生している。
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中川政七商店の中川淳さんと、エイトブランディングの西澤さんがブランディングの立て直しを図った様々な経営者や関わるブランドマネージャーと立て直しに至るまでの対談をまとめたもの。
各ブランドは現在かなり周知されており、今後の継続方法が気になる。
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「ブランディングとは差別化である」
この言葉だけで十分というほど5つのケースが裏付けている。
第1章では5つのケースを通じていかにしてブランディングをおこなうことで成果に結びつけたかという話が載っている。その後、ノウハウにうつる。
冒頭で述べたようにブランディングとは差別化のことである。
いかに自分の強みを活かしながら、その強みをどう具現化するか。言語化までは多くの場合できるのだが、デザインにうつるときにロジックの飛躍がおきる。
デザインはマーケティングの要素もとても含んでいるしいろんな要素はつながっているのだと思った。
楽しい。
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ブランディング成功事例のケーススタディ。
エイトブランディングの西澤さんのセミナーを以前受講した事があり、フォーカスRPCD理論などその際に耳にした内容が記載されていた。
かなり面白いというか、実用的な理論なので読んで損はない一冊だと思う。
商品企画でなくとも、企業イメージをつくる経営層から商品をエンドユーザーに”伝える”セールスまで、「イメージをつくり、伝える」というフェーズは発生する。
何を大事に、何をフォーカスするのか、という概念だけでも知っておけば全く違った動きになるのではないか、と。
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■COEDO
ブランドに関わる全ての文言やコピーをライターを介さずに決めた。
⇒コンセプトの基盤が出来、ぶれない基礎に
「伝えるべき事をきちんと整理して、しっかり伝える」
ブランディングはそれに尽きる。
■nana's green tea
「毎回違う事をやりたい」
⇒全店共通で変えない部分:ロゴなど
少し変える部分:グラフィックパターンの茶鶴など
大きく変えて良い部分:新商品はどんどん追加する
抹茶を主軸にしたカフェは「誰もやってないからやってみた」と
単純な理由から始めたが、それがオンリーワンのポジショニングに。
■HASAMI
売上げ管理を雑多に行なっていたが、見直し。
感覚的な「あれが売れる」「これは売れていない」を数値化した
⇒売れていない商品をバッサリ落とし、製品数を3分の1にした
「何のために、どんなブランドをつくるべきか」
結果として波佐見という地域のブランディングに繋がったが、
産地の強さはそこの一番星の輝きっぷりで決まってくる
⇒1社が儲かれば良い、という思考では地域は盛り上がらない
■粋更
ブランドマネージャーの仕事は「自分で決めること」
ブランドの全てをコントロールし、組織に横串を通す感じ
中川政七商店では「ブランドマネージャーはスキルではなく人格だ」と
規定して、各ブランドごとに1人ずつ確保している
新しいスタッフで理解が浅い人には「石田を見なさい」と言う
動き、言葉遣いからブランドを体現しているので、それを参考にしなさい、と
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■ブランディングとは「差別化」
「ブランディングとは、ある商品・サービスもしくは企業全体としてのイメージに
ある一定の方向性をつくり出す事で、他者と差別化すること」
・お客様の頭の中にあるイメージを作り出し、商品やサービスに結びつける
・ブランドをつくる、という事は総体としてのイメージによる「差別化」を図ること
当然ながら十分な水準の品質をもった上で、
「他とはどう違うのか、という部分をお客様に伝えること」が差別化する事
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経営とデザインの融合。
最近こういうブランディングの本よく読んでます。
この本では5つの企業の経営とデザインのケースを紹介しながらわかりやすくまとめてあります。
5つの企業のケースはそもそもジャンルが違う話なのですが共通してるところが多いです。
ブランディングという言葉で考え方は本によってももちろん違うと思いますがここでは
ブランディング=差別化
差別化はフォーカスから生まれるとしています。
何にフォーカスするか、どこから差別化するのか
そのフォーカスの周りにはRPCD
Rはリサーチ
Pはプラン
Cはコンセプト
Dはデザイン
周りを調べ、予定を立て、目標を立て、それに向けてデザイン、考えていくということてす。
フォーカス、差別化とざっくり言っていてもわかりにくいですがRPCDを考えるとかなり現実的になり、やりやすい。
5つのケースからいうとビールの企業の例がわかりやすかった。
地ビールと呼ぶのかクラフトビールと呼ぶか。
地ビールって言葉消えましたよね。
今見るのはクラフトビールです。
呼び方変えるだけでも印象が変わるということ。
ブランディングってそういうところからなんでしょう。
本によって全然書いてること違うのでブランディングという言葉に対して自分の好きな考え方だけを取り入れたいです。