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ようやく読んだ!文句なしにおもしろかった。ミステリーとしてもエンタメとしても。後継者問題でひたすら人間関係どろどろゴタゴタしているハズなのに、何とも可笑しい雰囲気なのもいい。余計なお世話だろうけど、表紙を今風なイラストにしたら、もっと若い人にも読んでもらえるんじゃないかと思ってしまう。表紙と中身の印象にかなりギャップがある。
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タイムループもの。結構好きなんです。こういう現実世界のミステリーじゃなくて、SF要素が絡んでくるミステリー、大好物です。新しい本ではないし、「本格」と銘打ってるし、難しいかと思いきや、意外と読みやすく、コメディチックでもあり楽しく読めました。この作家の本はSF本格ミステリーと括られるようで、私の好みのどストライクなので他の本もぜひ読んでみたいです。
この作品は、同じ1日を9回も繰り返す(反復落とし穴)高校生が主人公なんだけれども、いつこの落とし穴にハマるかは自分では選べない設定で、可哀想になっちゃったわ。
しかし、イヴリン嬢も7回殺されたし、7回死ぬ事には何か意味があるのかしらね?
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偶発的に発症する「同じ日を10回繰り返す」体質の久太郎。ある日、祖父が死んでいた。そしてその日に、繰り返す症状が発症してしまった!
祖父を死なせないために、犯行に関わりそうな人を足止めして近づけないようにするも、別の人が祖父に近づき、祖父は死んでしまう…
その別の人を足止めしても、また別の人が…
一体どうすれば祖父を助けられるのか?!
もう、久太郎くんが何度頑張っても死んでしまう祖父に、不謹慎ながらも思わず笑ってしまった。
SFミステリ、ハマっちゃいそう。
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読みやすくそれでいて非常に面白かったです。
読点が少ないのに。
終盤での伏線回収は見事でした。開いた口が塞がらない状態で読んでました。
後継者問題が解決しておらず、以前と同じ状況に陥りそうなのは"反復落とし穴"に後継者問題も落ちてしまったという皮肉めいたものに感じました。
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コミカルなミステリー。何度もクスッと笑いました。ミステリーを読んでいると暗くなることが多いので、このような明るいミステリーもいいですね。
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前からループものの漫画やアニメが大好きだったので、あらすじを見て衝動買いしました。
まず文章が読みやすい、かつキュウタロウがいいキャラしてて応援したくなる(笑)
気づいたら一気に読み終えてしまいました!
全然日付の違和感には気づかずに読んでいて、最後におどろかされました。
キュウタロウを想う友理さんが2人が結ばれる前回の遺言書を有効にしたくて、新しい遺言書が書かれる前に祖父を殺すサイコパスなオチだと深読みしすぎてました…。。
友理さんが想ってる男がキュウタロウで、最初のやり取りのことを言ってるところまで気づけたのに、その違和感を拾えなかったの悔しい!
後日談には出てこなかったけど、この2人が結ばれる未来があればいいな~。
大変面白かったです!!
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同じ日を何度も繰り返してしまう主人公の設定は初めてで面白かった。大庭家も鐘ヶ江家もしょうもないキャラばかりで、久太郎が一番まともだと思う。
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登場人物が個性派だらけで面白かった‼︎
SFものだと理解が難しかったりもするけど伏線回収もきっちりやってくれて、スッキリ読めました‼︎
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設定が面白い。もっとシリアスな話かなと思ったけど、軽くサクサク読めた。
衝撃のラストって程ではなかったけど、色々な伏線が繋がってスッキリした。
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このオチはなかなか読めませんでした。
同じ日を9回繰り返す主人公が祖父の死をどう回避していくかという話。
友里さんがプロポーズされたと言っていたのでまさか友里さんも同じ能力持ちか?!と考えましたが結末は全く違うものでした笑
最終的にめでたしめでたしってならなかったのもなんとなくよかったです。
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「プロポーズされた」ってのがQ太郎って匂いはプンプンしてたから、そこからいけたかもしれない!(無理)
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ブクログ「初心者におすすめミステリー」より
あらすじを読んで、気になって気になって!
主人公のふつーの男子高生の語り口も読みやすく
反復が終わるときにどうなるかをわくわくして読んだ。
ある人が喚き散らすセリフが卑猥なもので・・・
ミステリーに入門してほしい中学生あたりに
堂々とおすすめしづらいのが難点です(笑)
最後まで目が離せませんよ!
すごい!!
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非現実的な設定を大前提として話が展開していく、というのはSFでは一般的だけど、これをSF本格ミステリ、と言われると、やや違和感。
それはそれとして、最後のオチというか種明かしは、おー、なるほど、そこか!と感心した。
普段ミステリを読まず、謎解きをしながら読む習慣はないのだが、読んでいてちょっとひっかかったところは、ほぼすべて伏線で回収され、爽快だった。
最初の方は文章が素人っぽい印象で、やや読みにくく感じだのだが、読み進むにつれ気にならなくなった。
最後まで残念に感じたのは、キュータローのキャラの薄さ。周りの人物が皆クセが強いので、語り手としてはこのくらいで良いのだろうけど。
それと、なんで彼だけ、全員に敬語を使ってるのか気になった。家族内でも親や兄姉に敬語というご家庭はあるけど、次兄は長兄にタメ口だし、母にも敬語ではない。なんでかな。
あと、年に一度しか会わない相手に、結婚してもいいほど惹かれるかな?ある意味老成してるキュータローはまだしも、女性の方は。
そして「体質」について、この人に全部話すかな?話さないと謎が解けないから仕方ないけど、ちょっと無理ある感じ。それでも面白かったけど。
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本格派SFミステリとか言われてますが、単行本になった時、句読点が無かったと言われると…どれだけ読みづらかったのか~今読んで良かったなぁ~と思いました。人が死なないミステリって良いですよね。
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久太郎くんの特異体質をベースに物語は淡々と進んでいきますが、すごくロジカルで楽しい一冊でした。
SF要素が強すぎず、同じような事が繰り返されるなか、あ、これ謎解きのヒントじゃない、って、早く答え合わせをしたくなる感覚にじわじわ引き込まれちゃいました。
ストーリーテリング的な各章のタイトルが潔し。
「SF本格ミステリー」、またチャレンジしてみましょう。