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20171121読了。
新しい働き方を身近に感じさせてくれる本だった。
ニッチなニーズに対応する仕事が増えてきて、今度はニッチな自分が売りになる時代なんだな、と思った。
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この手の本には、よく書いてある。目の前の仕事を言われた通りやればいい時代は終わり、これからはクリエイティブな時代だ!って。
実際のところ、次から次へと新しいことに挑戦!っていう会社に勤めていた時は刺激的だった。
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自分がずーっと考えていたことがこの本に書いてあった。先を越されたという気持ちと同じように感じてる人がいるんだという安心感と、ここから自分のオリジナルを創り上げるという目標が生まれた。
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前半はなんだよー!と思ったけど、意外とおもしろかったー
やってみること:ストレングスファインダーを会社のみんなでやる
情報を共有して、信頼して、任せる
生き甲斐と仕事をリンクさせたい →好きかつ得意なこと
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任天堂・岩田聡元社長「労力の割に周りが認めてくれることがきっとあなたに向いていること。それが自分の強みを見つけるわかりやすい方法だ」
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内容としては最近流行りの“好き(没頭してやれること)を仕事に”系の自己啓発。新しい時代の生き方としては同意だが、そこまで新しい視点や発見はない印象。
産めや増せよ時代のハングリー精神を持っている人たちを称する「乾いている世代」に対して「乾けない世代」というキーワードとのことだが、なにかすっきり入ってこないのは私だけだろうか。。もうちょっとしっくりくる表現があるはず。「飢えてる世代」に対する「飢えない世代」とか…
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kindle版で一読し良すぎたので、紙の本を買って再読しました。
すごすぎます、それに尽きる。
全世代の人間が読むべきだと思います。
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乾かない世代ど真ん中の自分。恵まれた環境にいるからこそ、単にお金をもらう、昇進することに対して執着できない。自分の好きを仕事したい、それを達成するための努力であれば厭わない自分を再確認。
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偏愛マップ作って研修の自己紹介に追加しよう。ストレングスファインダーもやってみて自分の強みを再確認してみたい。何より自分の強みを磨くことがこれからはさらに大事になるということ。今巻き込まれている超くだらない事務処理を早くAIに任せられるようにして、自分の強みを磨ける時間を作ることが大事。
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尾原さんの著書。一気に同作者を読みすぎるとどっちの本の内容かわからなくなる問題に直面。モノが揃っていて乾けない世代に対してのモチベーション理論。インサイトを大事に好きなことに没頭する人が成功する。いやーとにかく好きなことやりましょう。
メモ
乾けない世代は意味合いや良好な人間関係を大事にする。モノが多く、乾いてきた世代は別の達成感が強い。
新しい視点となるインサイトをどこまで見つけられるかが大事な時代。
好きを突き詰めて、それにお金を払ってくれる人が現れる。嗜好性の時代。
showroomはコツコツを表現される。余白を好きになってもらう。高校野球2.0
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団塊世代以上と若者では仕事に対するモチベーションの内容が変わってきている。
自分の価値観の言語化、さらに自分以外の世代のモチベーションとは何なのかを知れる多くの世代に読んでもらいたい良書!
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本書では、とにかく自分の「好きなこと」に没頭し、それを極めて「得意なこと」にし、それで「稼ぐこと」ができるようになり、最後にそれが「世界(自分のコミュニティレベル)に求められること」になれば「生きがい」を得られるようになると結論付けている。
自分にとっては、そのスタートである、そもそもどうやって「好きなこと」を見つけるかが一番難しいのだが。
上の世代は「達成」と「快楽」を追求すればよかったが、これからは「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」がモチベーションを向上させるキーワードになる。
今までは、「ライフワークバランス」で仕事はお金を稼ぎ私生活を豊かにするための手段であり仕事と私生活は別々だったが、これからは「ライフワーク」、つまり仕事と私生活の境目をなくすことが必要になる。
そのためには好きなことを仕事に結びつける必要があり、まずは自分を知ることから始める。その手段として、ストレングス・ファインダー等のツールで自分の強みや弱みを把握する。
・厳しい言い方になりますが、やりたいことがない人にとっては、これからの時代は生き辛いでしょう。上の世代では、別にやりたいことなんてなくても、与えられたことをこなして、人より良い結果を出せればそれで十分成功できました。大きな目標は誰かが掲げてくれたので、必死に「達成」を追い求めれば幸せでした。しかし今は、「何が楽しいの?」「何をやりたいの?」ということを常に問われ、すべて自分で決めていかなければいけない時代です。右向け右で、固定された目標に向かって歯をくいしばって頑張る人よりも、好きなことに夢中でいつも楽しそうな人のほうが、魅力的になっていきます。今は、好きなことで楽しそうに仕事をしている人のもとには、自然と、お金や人が集まってくる時代になってきているのです。
・アメリカ人心理学者で「ポジティブ心理学」の第一人者でもあるマーテイン・セリグマンが唱えた「人の幸せは5種類に分けられる」としうお話をご紹介します。
・1番めは、上の世代の幸せの源とされた「達成」。与えられた目標をクリアしたり、誰にもできなかったことを成し遂げたりするときに感じる幸せです。
・2番めは「快楽」。これは単純に言うとドーバミンを感じることで、ハンバーガーを食べたら幸せな気持ちになれるとか、好きな人と抱き合うとこととかで得られるといった幸福感のことです。
・3番めは、「良好な人間関係」。「別に何も達成しなくてもいい。ただ、自分の好きな人と笑顔で生きていければいい」という幸せを指します。地元が大好きで、週末のたびにみんなでわいわい飲み会をするのが好きな人、日頃からの付き合いを大切にして、同窓会に必ず参加する人も、この思想が強いでしょう。
・4番めが「意味合い」。英語では「ミーニング」という言い方をします。目分のやっている仕事が、大きな文脈のなかで誰かに貢献できている。さらに言えば、自分の大切な人のためになっていること。これを実感できることが、「意味合い」タイプの人にとって、モチべーションの源になるのです。
・5番めは、「没頭」です���これは、職人気質の人が多い日本人が多く持つ幸せの感情です。その真撃な姿勢を支えているのは、成長し続けるためのプロ意識。「戦う相手は自分である」という心持ちです。
・上の世代は、「達成」と「快楽」を追求する人が多い世代でした。まさに「目標を達成してワインで美女と乾杯」です。
・一方で、「乾けない世代」は、「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いのが特徴です。仕事よりも、個人や友人との時間が大事。何気ない作業のなかにも、「今、自分がこの作業をやっている意味」を見出せないと、とたんにやる気が起きなくなる。「没頭」タイプの人も多く、「いくら稼げるか」よりも「仕事に夢中になって時間を忘れてしまった」ということに喜びを感じます。
・「ビジネスはアイデアが大事た」とうたわれるようになって久しいですが、今はユーザーの潜在的な欲求や、購買意欲のツボである「インサイト(新しい視点)」をすくい上げる時代です。
・インサぺトの吸収量を増やすうえで、一番手っ取り早いのが外部からの刺激を増やすことです。例えばみんなが働いている月曜日に仕事を休んで街を歩いているとスーパーで主婦が何を買っているか、街で子供がどんなふうに遊んでいるかが見えてくるでしょう。毎日、目の前の仕事に追われてるサラリーマンには見ることのできな、「リアル」です。
・「せっかく週休3日なのに、結局休んでいても仕事のことばかり考えなければいけないのか」と思う人もいるでしょう。確かに、インサイトが重要視され、休日でもユーザー目線で観察する必要が出てくるし、もはや仕事と休みの境目があやふやになってしまいます。
・仕事と休みの境目がないと苦しいと感じる人は、そもそも、自分の幸せと、仕事が合っていないのかもしれません。なぜなら、仕事が楽しくて公私混同になっている人は、「仕事をしているか」という意識ではなく、「好きなことをしている」という感覚で日々を過ごしているからです。
・「仕事は辛いものたから、少しでも多く休んで私生活を充実させたい」と感じている人は、そもそも「ライフ(=余暇)」と「ワーク(=仕事)」が切り離されているのです。そして、今の日本のビジネスバーソンには、こういった人が非常に多いのが現状です。
・仕事と遊びの境目がなくなる時代たからといって、好き放題やればいいというわけではありません。周囲からの信頼感を得ているからこそ、自分がより得意なことに専念する状況を作るスタートラインに立つ、ということは忘れないでいてくれると嬉しいです。いつの時代も、人は信頼がすべてです。少し話は逸れましたが、これたけはずっと変わらない社会のルールなのです。例えば、誰もがやりたがらない作業を率先してやることで、「いざとなったら、地味な作業もきちんとやってくれる」と周囲に信頼されるようになります。
・どんな仕事なら、ロボットに代替されることなく、持続していけるのでしょうか。シンプルな言い方きするならば、それは「他人から感謝されて、お金をもらえること」です。一見当たり前のようなことですが、これこそがどんな時代が来ても永遠に変わらない仕事のルールです。
・入社してすぐの僕は、自分が担当するお客様から、1時間��つきウン万円という高額なコンサルタント料をいただいていました。つまり、僕は常にお客様に対し、料金に見合うたけの価値を提供すべく、対崎していたのです。さらに、僕の上司は1時間に僕の4倍もの額をいただいていました。僕ら社員は、常にお客様から「この人にはこれたけの額を支払う価値があるか」という視線を向けられている状況なのです。たから、僕は必死に1時間ごとにかかる料金に見合う価値を相手に提供できているかどうかを考えながら、仕事をします。すると、この「1時間の価値」が、今度は上司とのチームワークでも試されるようになるのです。どういうことかというと1時間につき僕の4倍もの価値がある上司と、僕が1時間ミーティングをしたら、その1時間に5倍ものコストがかかっていることになる。ということは、僕が上司とミーティングするのは、まず1人で5時間以上試行錯誤して、それでも解決策が生まれなかったときに行うぺきものになる。
・そんな仕事きするうえで最もハッピーなことは、「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが噛み合うこと」です。「こんなに楽で楽しくできることで、相手にお金ももらって、感謝をされるなんて!」と思えることです。仕事をしていて、これほど幸せな瞬間があるでしょうか?ということは、これからの仕事で大事なのは、自分にとって得意なことで、いかに相手にとって「有ることが難しいこと」を探し当て続けるか、ということなのです。
・人工知能にも代替不可能なもの・・・それは「噌好性」です。簡単に言えば、「私は誰になんと言われても、これが好きた」という偏愛です。人が頭で考えて、答えを出せるようなものは、人工知能のほうがより優れた答えを早く出せるようになります。一方で、人の噌好性は、非常に非効率なものなのです。
・なぜ噌好性が非効率なのか。それは、人の噌好とは無駄なものによって塗り固められたものたからです。例えば、ファッションは人の噌好性の最たるものであるがゆえに、無駄な要素の多いものですよね。そう考えると、日本にはそういった噌好性、偏愛によって生み出されてきたコンテンツ、サービスがたくさんあります。非効率で無駄なものを、世界に発信してきた国なのです。任天堂やソニーのゲーム、スタジオジブリのアニメ映画、ドワンゴのニコニコ動画、カラオケなど、これらは1人の人間が自らの偏愛を追求して生まれたエンターテインメントです。
・よって、これからは「他人から見れば非効率かもしれないけれど、私はどうしてもこれをやりたい」という、偏愛とも言える噌好性を、個人がどれたけ大事に育て、それをビジネスに変えていけるかが資本になっていくのです。
・今の時代は4つの革命が起きている。ひとつめは、「グローバル革命」です。2つめの「インターネット革命」が、これをさらに加速させました。次に到来するのが「人工知能革命」です。最後が「実世界指向革命」です。例えば、本はすでに電子書籍が登場したことで、どんどんデジタル化されていますよね。しかし、相変わらず「やはり紙の良さはあるから、本はなくならない」と言う人も多いのです。しかし、すでにアメリカのElnk社によって、紙のリアルな質感や、インクの適度な濃さ、ぺージをめくる楽しさは��ジタルで再現されています。ディスプドイ上のバックライトがなくても、自然光で読むことが出来るので目に優しい。さらに本棚に置くときの背表紙もデザインされるなど、物質的な価値を保っている。
・このような4つの大きな革命が、微妙な時差で少しずつ起きてくるので、未来がどうなるかは分かりません。未来が不確定だということだけが、確実な時代なのです。この4つの革命によって、距離・時間・バーチャルを超え、「好き」同士の結びつきはより強化されていくでしょう。先の見えない、この変化の時代において間違いなく言えること。それは、一見非効率に見える人間の「好き」を突き詰めて、その「好き」に共感する人が「ありがとう」とお金を払ってくれる「偏愛・噌好性の循環」こそが、残っていくということです。
つまり、自分の「好き」がない人間は価値を生み出しにくくなります。個人として、いかに自分の「好き」を見つけ、人生の幸せへと結びつけていくか。
・明日がとうなるか分からない昨今では、四方八方から、常に柔軟な対応が求められます。組織が柔軟な対応をするためには、チームメンバーは同じような性質ではなく、それぞれ異なる得意分野を持ったメンバーであるほうかいいのです。
・そのためにはまず、自分たちの凹凸をしっかり把握しておくことが非常に大事なのです。自分の凹凸が何かを把握し、それをチームで共有していくメソッドを3つ、ご紹介していきます。
・まずご紹介するのは、ストレングス・ファインダーです。有料の診断はちよっとという方には、無料のm-gram診断では8つの性格を出してくれます。
・ストレングス・ファインダーでテストを行ったら、今度はそれを受けた者同士で「自分と違う強みコレクション」ゲームを行います。ルールは簡単。自分の強みトップ5を紙に書き、それを見せ合い、他の人が持っていない自分の強みについて、それがどういう性質のものか説明してくたさい。あなたにない29種類の強みをなるべく見つけてくたさい。自分の強みとひとつも被らない人がいたら、それはあなたにとって学ぶべきところの多い、先生のような人であり、弱みを補完し合える関係にある人です。
・ストレングス・ファインダーで分かる強みは、その人の先天的な性質ではなく、後天的なものとされます。よって、メンバーでトップの成績たった営業職の人が、マネージャーになって組織管理をするようになれば、その過程で強みが変わってくことかしばしばあります。
・お互いに好きなものが細かい所で重なると、それたけでその人と10年来の打ち解けた親友のように話せます。他の人に理解されなかった「好き」を共感してもらえたときの仲良くなる力はすごいです。さらに、目分の好きなものは、何を質問されても楽しいし、いつまでも語っていられるものです。そして不思議なことに、自分が好きなことについて話を聞いてくれた人に対して、人は親近感を抱くようになり、ぐっと心を開けるようになります。
・まず、各自に自分のトリセツ(取り扱い説明書)を書いてもらいます。トリセツに書く内容は、次の通りです。①この会社に入ろうと思った動機につながる、最も古い記憶について。
②自分が120%頑張っちゃうこと、ときは?。
③「これたけはダメ、嫌」自分の取り扱い注意ポイントについて。
すべて書き終えたら、同じ仕事をするメンバーと「トリセツ交換会」をしましょう。お互いのトリセツを交換し合って、説明をしたり、質問をしたりします。ちなみに、質問の順番にもそれぞれ意図があります。①でなるべく古い原体験を書いてもらう理由は、人は子どものころの原体験のような記憶を人に話すと、とたんに自分をオープンにできるからです。また、人は自分にとって好きなことを話すより、嫌なことを話すときのほうが緊張してしまうものなので、まずは得意なことを話すことで心をほぐし、自己開示した勢いで、子ども時代の嫌な話もしてもらいましょう。くれぐれも質問事項の順番は変えずに行ってくたさい。
・目分の「好き」を貫くときのお邪魔虫。それは、今の日本人にかけられた「迷惑をかけちやいけません」という「呪い」です。ほとんどの日本人は、小さいころから両親や学校の先生にそう言われて育ってきました。そんな人々にとって、誰かに迷惑をかけることは「悪」です。たから、常に「他人から見てどうか(迷惑になっていないか)」を気にして生きている。やがて他人の目線や他人の評価軸を取り込むことに慣れ切った人々は、何か行動を起こすときも、自分がどうしたいかより、他人から見てどうか、他人に迷惑をかけないかを一番に気にしてしまいます。
・ところがインドでは日本の反対で、親は子どもに対して「あなたは誰かに迷惑をかけて生きていかなければならないのたから、他人の迷惑も受け入れてあげなさい」というそうです。
・これから訪れる変化の時代では、「おたがいさま」と言えるような大らかさや、人それぞれの違う色を発揮できるような風通しの良さかないと、どんどん行きずまってしまいます。もし誰かにちよっと迷惑をかけてしまったら、そのぶん「ありがとう」と言ってもらえる行動を起こしましょう。そして誰かに「ごめんなさい」と言われたら、「おたがいさま」と言って、迷惑を受け止めてあげられる笑顔を見せましょう。そうやって少しずつ、自分にかかっている「呪い」をといていきましょう。
・世の中の人にとって「新しい意味」をもたらすものは、人との違いや、ズレから生じる「好き」や「歪み」です。なので、人との違いが自分にとって確固たる強度なものへと成長する前に、他の人にアウトプットしてしまうと、他人の評価軸や基準を取り込んでしまい、折角の歪みがなくなってしまうかもしれないのです。
・例えば、「虹は何色ですか?」という話をすると、日本人は7色と答えます。しかし、アフリカのアル族には8色に見えていたし、沖縄の一部の地方では2色に見えるという話もあります。子どものころに見えていた虹の色は、もっと色鮮やかだったかもしれないし、単色にしか見えていなかったかもしれません。でも、いつのまにか「虹」と聞くと、7色で描くようになっているし、自分でもそうとしか見えないようになってしまっている。
・だから、自分にしか見えない色や風景は、こっそり育てていくのがいいのです。他の人に話して、「人と違う自分が悪いんた」などと思い込まず、直さなくてもいいくらいまで、しっかりと育てていきましょう。自分の虹の色の見え方を世の中に発信すると、「虹は7色じやない!」と批判の声があがってくるでしょう。しかし、それでも自信を持って発信し続けたら「俺にもそう見えた」と共感する人や「いやいや、私にはこう見えるよ」と言って楽しんでくれる人が現れてきます。
・「ないものかない」時代から生きる「乾けない世代」は、上の世代に比べ、「達成」や「快楽」よりも「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」に意味を置く世代であること。この世代だからこそ作れる「新しい価値」があるということ。
・その「新しい価値」は、自分たけの「好き」や「歪み」から生まれやすいということ。
・「自分たけの世界の見方」を発信すると、それが他の人にとって「新しい世界の見方」になったり、既存のモノに新しい意味を与えたりすること。
・Ikigi(生きがい)とは、「That which you love (あなたが大好きなこと)」「That which the world needs (世界が必要としていること)」「that which you can be paid for (あなたが稼げること)」「That which you are good at (あなたが得意なこと)」の4つの点が交わるところに生み出されるものです。
・「好きなことたけで生きていく」ことは、「That which you love (あなたが大好きなこと)」のことですよね。でもそれだけじゃなくて、実は「That which you are good at (あなたが得意なこと)」のことでもある。人は、自分が好きなことはいつまでも続けていられるものなので、やり続けているうちにそれが「好きなこと」=「得意なこと」に進化していくのです。
・すると、好きで得意なことは、誰よりも時間をかけてこだわったり、逆に他の人よりも素早くこなしたりすることができる。人は、自分にはできないこと、つまり「有ることが難しい」ことにありがたみを感じる。この状態が、「that which you can be paid for (あなたが稼げること)」です。そして、自分が好きで得意なことが、同時に世界によって求められるものであれば、生きがいになります。世界といっても、全世界のことではなくて、あなたのコミュニティのサイズでいいのです。このように、周りからありがたがられるようなことが、「That
which the world needs (世界が必要としていること)」です。以上の4つの点が全て重なると、それがあなたにとっての「生きがい」になり、さらに「生きがい」が増えていく。
・食べていく(家族を生かしていく)ためにやるべき仕事を「ライスワーク」といいます。「ライフワーク」の部分を広げていくには、まず自分のなかで「ライスワーク」と「ライフワーク」を明確に使い分けることが大事です。
・「ライスワーク」を、「ライフワークに自分が没頭できるためのお金と時間とリソースを生み出すもの」と捉えてもいいでしょう。それくらい割りきって、平日は目の前の仕事に集中して、お金を稼ぐ。そして、帰宅後や週末になったら「ここからはライフワークの時間だ」と切り替え、好きなことや自分が得意なことに時間を投資し、磨いていく。
・そうしていくうちに、「好き」が「得意」になり、「お金」になり、「世界が求めること」と合致したとき、4つの点が重なり、「生きがい」で稼げるようになっていきます。そして、「ライフワーク」での稼ぎが、「ライスワーク」に頼らなくてもよくなってきたころ、あなたが「生きがい」を追求して生きていく人生が本格スタートしてくのです。
・とはいえ、もしあなたがまだ新社会人ならば、まずは目の前の仕事をひたすらにこなし、集中することを優先してくたさい。誰よりも熱意を持って目の前の仕事に時問をかけ、他の人との差によって「この人にはお金を払っていい」と会社に思ってもらえるだけの仕事をすることを、まずは頑張りましょう。好きなことで生きていく前に、まずは自分が食べていける足場をきちんとつくること。そこからじっくり時間をかけて、「ライフワーク」を磨いていけばいいのです。
・自分が好きなことを探し出すとき、どこからともなく、こんな声が聞こえてくるかもしれきせん。「そんなことしたって誰にも認められない」「そんなことお金になら」「そんなことが好きだなんて、みんなから白い目で見られるよ」不思議なことに、誰にそれを言もれなくても、自分で自分にそうささやいてしまうものです。それはもしかしたら、大人になっていく過程のなかで、誰かが悪気なくあなたにかけた「呪い」なのかもしれないし、傷ついたり失敗したりするのが怖くて、いつしか自分でかけた制限なのかもしれません。でも大丈夫。あなたが心底楽しそうに没頭し、それが少しずつ形になっていく背中を見ているうちに、周囲の人はだんだんと巻き込まれ、応援してくれるようになります。「生きがい」を探しているうちに、ついつい「これをやったら称賛される」というような、他人の評価を真っ先に考えてしまうこともあるでしょう。
・「生きがい」を磨く生き方は、はじめはちょっと孤独です。一人部屋で絵を描く時間も、誰にも自分の「好き」を理解されないことも、寂しいものです。でも、その孤独こそが、あなたの「生きがい」を確固たるものへと鍛え上げてくれます。そして信じて貫いていくと、同じ高みを目指してきた人との出逢いが始まり、本当の意味での「仲間」が増えていきます。
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転職して1ヶ月。みんな日本語を話しているのに、自分には理解不能な言葉が聞こえることもある。前職の考え方、視点でしか感じられなくなって、正しい、間違ってるの反応になりかけていた時に、この本を読む。毎朝数ページずつ。この本にあるこういう見方で仕事を、仲間を見てみようか。。。私のモチベーションを支えてくれる本。
私は乾けない世代よりも上だけれど、今までと違う人や物事の見方のヒントをくれる本。
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高度成長期と異なるモチベーションの整理、捉え方、対応の仕方など考え始める初手としては良い本と思います。
実際に自分自身がミレニアム世代である僕からすると、まあそうだろということも多いですが、その辺の理解が浅い人は一読すると良いかと。
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「ないものがない乾けない世代」と「ないものがある乾いている世代」の定義付けと背景説明が受け入れやすく、現代の日本の世代表現として最適でした。
僕もゆとり世代の先駆けで、「乾けない世代」。達成とか快楽よりも意味合いとか好きを追求していきたい価値観を持っているのはなんでだろな〜と思ってたら、そうか、こういう時代・経済背景があったのね、と。
できれば「乾いてる世代」に読んで咀嚼してほしい内容なのですが、その世代の人に限って、こういう内容の本は読まないし受け入れなかったりする現実も転がっていそう。
個人的にはP.50〜の「アイデアの次はインサイト」の思考を叩き込みたいです。どうして?なんで??という周りを観察・分析・予測するクセにより一層磨きをかけていきます。
あと、Strength・Finderはぜひやりましょう!