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あーこれは竹宮ゆゆこのキャラだわー。好きやわーこれ好きやわーマジ。
さすがのクオリティーですね。驚きです。
とても面白いです。
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おーさすがはゆゆこ先生! 1話目から掴みが良いですなぁ! 展開速い!
間違いなくゆゆこ先生らしい作品だけど、文字じゃなく漫画という媒体なのがうまく活かされてますな。温ちゃんの内心は、全て表情だけで表現されてて、でもそれには主人公は気づいてないという。これ、続刊で活きてきそうで楽しみ。
そして設定がちょっと重め。序盤から設定の重さをどんどん出してくるということは、おそらくはこの作品は比較的短くまとめるのかも。全3~5巻ぐらいと勝手に予想。
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鬱屈君と太陽ちゃんの物語。
乱暴に説明すれば無敵のカリスマ少女とのボーイミーツガールものの系譜に並ぶ筈の作品なのだけれど、意外なことに1巻の時点では主人公とヒロインの対話そのものが殆ど成立せず、お互いがお互いの秘めたる物語の中に生きたまま併走してゆく中で、瞬間風速的に繋がれた謎の絆に一つの物語へと少しずつ紡がれ始める…そんな印象を持った。
デザイン・内面合わせて醸し出されるヒロインの圧倒的眩しさと、相反して"語られない"作用による脱色されたミステリアスさが今後どう化学反応を起こしてゆくか見所である。
あと笑顔の鼻血少女が登場する作品は個人的に名作認定させて戴きたく。
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竹宮ゆゆこ先生がノベライズしていない作品のコミックということで、「原作者買い」させていただきました。
とはいえ、先生の作品でもある「とらドラ!」「ゴールデンタイム」などと同じく、ティーンズのボーイ・ミーツ・ガール、ガール・ミーツ・ボーイがクロスする中でのストーリーという事で、とても「ゆゆこ先生らしい」作品。
マンガを担当しているカスカベアキラ先生の絵も、ファンタジー系世界の作品ではなく、今まであまりお目にかかったことのない、リアル世界、しかもマンガということで、とても新鮮。キャラもとても躍動的に描かれております。
なんだか、一時期の白泉社 LaLa とかに掲載されていそうな作品。
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「夏の女王」(そして鼻血ヒロイン)水泳部・阿波谷仁希に憧れるまんが部部長・吉松穂高。部室からただ仁希を見つめるだけの日々を送る穂高だったが、ひょんなきっかけで二人は「ともだち」になる。穂高が浮かれるのも束の間、彼の耳にある「噂」が入り込んで……。
竹宮ゆゆこが原作を務めるオリジナルコミック。思春期の爽やかさに、恋に必須の憧れ、すれ違い、ちょっとしたことの嬉しさ、思い込み。そこに「家庭」の問題を織り交ぜてくるあたりがとても竹宮らしい。
家庭は、一般的なイメージ以上に人間関係の問題が詰まっているエリアだと僕は思う。それを絡めることで、登場人物の後ろにより深みが感じられるのだと思う。思春期ならば尚更だろう。
そんな原作を、崩れない美麗な筆致で描くカスカベアキラもまた、この漫画の大きなエッセンスだ。美しさもコミカルさも損なわないコミカライズは、読んでいて飽きない。表紙に惹かれて手に取ったなら、ぜひそのままレジまで持っていってほしい。