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心がほんわかする推理サスペンスでした。あれ?と思う場面があったけど、先が読めませんでした。今後、楽しみな作家さんです。
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派手な広告が打たれていたのですが、中身は「ん~」という感じでした
大きく2章だてで、1章は下手な恋愛もの
漫画かアニメのような展開が痛いです
2章でミステリーへと転じスピード感はありますが、病院を再来した時点で大きなトリックには簡単に気付いてしまいます
設定や会話に現実味がないこともありますが、巧みというより稚拙さを感じてしまいました
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広島から研修医としてやって来た主人公・碓井蒼馬。頭に爆弾・最悪の脳腫瘍をかかえる女性弓狩環(ゆかり)の担当医となるところから物語が始まる。命の限り…脳腫瘍という大きな病気をかかえるゆかり、一方父の残した借金をかかえ、体調を崩しながら一流の医師になろうと必死で勉強している蒼馬。
人間は生まれた時に二つの体に分けられると話し、自身の半身を探しているというゆかり。この二人の出逢いがまさにそうだった。ラスト、ゆかりの死の真相にたどり着き、幸せな結末になっていたのがよかった。二人の幸せが少しでも長く続くよう願いたくなった。
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余命を宣告された患者と研修医のミステリー要素を含んだ恋愛小説。展開が早くてどんどん進んだが、結末がうまく行きすぎてる感もあり。
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脳に爆弾を抱えた女性と研修医の恋、そして彼女の莫大な遺産をめぐるミステリ。
うーん…どこが、とは言えないけど、私はもひとつ盛り上がらなかったな。帯が煽っているから、なんかものすごい感動するのかと期待していたもので…。
ミステリとしても、なんというか…そこまでワクワク感もなく。入れ替わりは予想がつくよね。
しかし、実際若くして頭に爆弾を抱えて生きるって、どんな気持ちなんだろうか。そしてその人を好きになってしまって、残された時間を一緒に生きようと決意できるってのも…。想像を超えたところにあるわ。
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2018年 本屋大賞候補作。
研修医碓氷蒼馬は、神奈川県葉山町にある療養型病院
「葉山の岬病院」に研修のため1ヶ月間赴任する。
そこで膠芽腫グリオブラストーマを患う弓狩環(ゆがりたまき=ユカリ)と出会う。
そして、ユカリの言う
「頭に爆弾を抱える仲間=朝霧由(あさぎりゆう)」
「私は幻なの」
「・・・私みたいな幻は忘れて、前に進んで」
その言葉の意味する事とは?
初めての恋。そして・・・
物語は後半思いもよらない展開をみせる。
全体が会話形式で進んで行くので非常に読みやすい
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驚愕のラストと言われて驚くとしたら、あんなラストだろうなという予想があっさり当たってしまうあたり、もう少し話をひねるか帯のあおりを何とかしてほしいと思った。医学に通じている作家ならではの話なのでそれなりに楽しめるのだが、脳に腫瘍という爆弾を抱え更に命を狙われている大金持ちの儚い女性と借金を背負った研修医という登場人物や全体的にどこかドラマティックに「作られている」感が強くて自分には合わなかった。ついでに言うと本のタイトル「崩れる脳を抱きしめて」って最初見たとき、どこのホラーかサイコパスな話かと誤解して最初読むのをためらった自分としてはタイトルが一番残念だった。
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一落ち、二落ち、三落ちと、進めば進むほど明かされる真実に何段階のオチが待っているのかと驚いた。
根底に流れるテーマは切ない。
最後まで読んだ時に明かされるタイトルの真相がまた切なくて、心がギュッとなる。
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本屋大賞候補で、帯の文句も「驚愕!感動!」ってのにつられて買って読んだわけだが、ふつー。
帯の文句は言い過ぎだと思う。
海堂尊もだけど、現役医者が書く話は医療の現実を炙り出すところがある。
田舎の高級ホスピスは、遠くて見舞いに行けないという家族の罪悪感を紛らわすための言い訳だ。
そう自虐する車いすの爺さんが出てくる。
終末医療とは。
若くして死を宣告された患者にどう向き合えばいいのか。
金のために生きてきた研修医が、初めて自問する。
広島から研修として派遣されたのは、神奈川葉山の高級ホスピスだった。
患者第一主義の病院は、患者の気持ちを最大限に尊重する方針だ。
好きに生きる老人から、もはや意識なく寝たきりの老人まで様々だ。
その中で、若くして死を宣告された女性と出会う。
彼女と出会ってから、今までなかった気持ちに向き合う。
しかし、研修後に広島に戻ってから、彼女の訃報が届く。
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恋愛ミステリーというタイトルですが、恋愛が始まるのも一つの謎が解けたのがきっかけです。
脇役の女性たちも魅力的。
そして、もちろん、この恋に泣いちゃいました。
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恋愛➕ミステリー。
余命いくばくもない患者に想いを寄せる医師。
単なる恋愛ものじゃない。
謎が仕込んである。
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研修医と、脳腫瘍で余命いくばくもない女性患者との恋を描いたミステリ。しかしそれだけではなく、それぞれの人生の軛となる謎も解き明かされるところが、ミステリとしての読み応え抜群です。そして恋物語の切なさ、彼女の病が癒えることはなく時間も限られている、というどうしようもない苦しさもあると思ったのだけれど。
……そういう展開になりますか! 仕掛けのある部分は案外とすんなり気づけたと思ったけれど。甘かったかぁ。まさかこういう結末に向かうとは、いい意味で予想外。
ところで。ちらっと出てくる犬と猫がなーんか気になるのですが。まだ読んでないけど、そういうのが登場する作品があった気がしますね。リンクしてるのかな?
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病気絡みの切ない恋愛ものかと思いきや、そうきますか。
プロローグもうまい!
うまく心理誘導されてしまった。
「僕」の性格にちょっと抵抗はあったけど、変ってくれてよかった。
見事な着地にこの上なく大満足。
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自宅ソファーにて読了。
本屋大賞候補だったから借りてみたものの、何というか浅いというか…。
装丁から少し嫌な予感も感じてたけど、的中。
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研修医の碓氷蒼馬は研修先の病院で悪性の脳腫瘍で入院している女性・ユカリさんと出会う。
次第に彼女と打ち解けていくが、彼女と病院には秘密があった。
終盤の謎解きは爽快でした。
主人公は普段は後ろ向きな性格だけど、吹っ切れるとひらめきと行動力がすごい。
優しい嘘が隠された感動のラブストーリー×ミステリー