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必読。人事に能力がないから雑な運用しかできていないのが原因と思われるけど、男性陣営が必死で女性を抑圧して生きているようにも見えておぞましい。せめて、自分の得た成果のうち一定割合は男性であることに由来していることは自覚的であろう。日本が近代に至るのにどれくらいかかるのだろうか。
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働き方の男女不平等 理論と実証分析。山口一男先生の著書。学歴や能力が同じ程度でも、男性と比べて女性の待遇が悪いのが日本社会。他の先進国比べても、日本は働き方の男女不平等の顕著。少子高齢化社会を迎えている以上、女性に気持ちよく活躍してもらえる社会制度が必須なのに、それがなかなか実現していない。働き方の男女不平等が解消されない限り、日本の将来は暗い。
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社会学的な関心に基づき、割と経済寄りの分析・モデル検証(7章は98%くらいの社会学者が読めないと思われる)をし、企業・政治家が分かる提言をしている。あぁ山口先生凄い。
エビデンス・ベースの政策提言とはこういうことを言うんだなぁ...(遠目)