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村上勉さんの絵で読む『ドン・キホーテ』♡
風車と床屋と羊とライオンの話し
『ドン・キホーテ』って、聖書の次に世界的に出版されているともいわれる程の大ベストセラーなんだぁ~(知らなんだ^^;笑)
シェイクスピア、ディケンズ、メルヴィル、ドストエフスキー、大江健三郎などにも多大な影響を与えている!!(凄っ!!)
同日先に、岩波少年文庫で『ドン・キホーテ』読了済
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起業家の必読書。我々はドン・キホーテなのかもしれない。物語のあたまのドン・キホーテが騎士だと目覚めて戦いに行くことを決める場面は課題解決のプロダクトの発案と決意に、道具と仲間集めや、周りの反応はそのまま起業時に、重ねて読めてしまう。特に周りの反応にはこういう心無い言葉に自分も出会ってきたなあ、仲間集めには周りにはドン・キホーテに見える自分によく仲間が集ってくれたなあと、昔の出来事が思い起こされ、絵本を読んでいる心境なんかじゃない、もっと深い心の何かに触れる。
それほど苦労しても、でもこのままドン・キホーテであり続けたいと思えるのは、以下の場面に落ち着くからだ。私は、私。ドン・キホーテであり続けたい。
「だんなときたら、自分の見たいものしか、見ようとしないんですから」
サンチョは皮肉たっぷり。
が、ドン・キホーテは、どこ吹く風。
「そうとも。なにごとも、のぞまなければ、手に入らぬのだ」……
「心の眼を開いてみよ、サンチョ。このラ・マンチャの大平原に、ほしいものは、なんでもころがっている」
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むかし昔、スペインはラ・マンチャの小さな村で、騎士道物語を読み過ぎて現実と物語の区別がつかなくなった男(ドン・キホーテ)が、従者(サンチョ・パンサ)と冒険の旅に出て、大波乱の珍道中を繰り広げるという含蓄ある物語を、世界の名作絵本として描かれています。現実から逃避したくなる世の中は、今も昔も変わらず人の心を迷わす現象「ドン・キホーテ症候群」に汚染され、現実を見る目を見失っていないかを問われる作品なのかも知れません。
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「絵で読む世界名作、絵で読むドン・キホーテ!
「史上最高の文学百選」第1位のエッセンスを絵本で!
騎士道小説を読み過ぎたあげく、自分をさすらいの騎士だと思い込んだドン・キホーテは、世にはびこる悪をこらしめ、いとしの姫に手柄をささげるため、旅に出かけます。お供は、おいぼれロバのロシナンテと、ちょっぴり間抜けなサンチョ・パンサ。ラマンチャの大平原で繰り広げられる珍道中。
ドン・キホーテの猪突猛進ぶりを「コロボックル物語」の村上勉が精妙かつ雄大に描き上げ、サンチョ・パンサの当意即妙のつっこみを、『黒魔女さんが通る!』の石崎洋司が軽妙洒脱な文章で綴ります。」