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ちょっと話が出来過ぎの感じはあるが、リストラと離婚という人生の危機を迎えた地味なサラリーマンのどんでん返しというストーリーは気持ちがいい。特に、再会した元妻が今後も友達でいたいと言ってきたのに対し、旧姓で呼びかけるシーンは印象に残った。
それにしても、自分もバレエ団で働きたいと思った。バレエでは食べていけず、アルバイトで生計を立てながら舞台のためにレッスンを続けるというダンサーがいっぱいいるのを知っていて、そういう人のために何か役に立ちたいとか、できれば、そんな活動を通じてダンサーと話をしてみたとか妄想を膨らませた。
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バレエが好きなのでとても楽しく読めた。
人生はダンス。生きていくって、心臓が打つリズムに合わせて踊ること/踊りは祈りに通ず/努力、情熱、仲間=レッスン、パッション、カンパニー。この三つが揃えば無敵
爽やかで元気になる言葉がたくさんあった。
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最初は特に自分がない主人公 青柳に
魅力が感じられないのですが
だんだん 裏方を支える楽しさに
目覚めていくのが
わくわくしますね
派手な終わり方ではないですが
今を頑張るぞ
という気持ちにさせてくれました
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だんだん、昔はできて当たり前と思ってたことが、どうしてかできなくなる。なぜって考える。でも、分からない。そういう自分をやっと認めることができないと次へ行かないかもしれない。 えーい、もういいや。バレー観に行こう。
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バレエのカンパニーの話と
大した期待もの無く読み始めたら
これが面白くて一気読み
深夜に泣いて今日は寝不足。
フラッシュモブ見てみたい!
バレエに興味がない人にもおすすめ
2018年には宝塚で舞台化されるらしい。
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ヤバい・・・泣いたwww
自分の思ってる限界を超えてまでも、頑張る人に弱い。
あ、たまに、そっちに超えちゃったらヤバい限界がわからない人もいて、それは超える前に気づいて欲しいんだけど。
頑張れる方の、自分で思ってる限界ね。
カンパニーって、会社?って思ってたら、バレエ団だった。
タイトル、ちょっとわかりにくい。装丁も。
たくさんの人に読んでもらいたいな♪
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バレエの美しさや繊細さ、激しく燃える情熱などに溢れていて、バレエに詳しくなくても十分楽しめた。リストラ候補の中堅社員と若手トレーナー達が社運をかけ、世界的に有名なバレリーナである社長の娘が所属するバレエ団の公演を成功させようと取り組む。トレーナーがプリンシパルの男性のケアを甲斐甲斐しく行い、距離が近づくのにキュンとなった。バレエ団による健康体操やフラッシュモブなど、バレエを身近なものにし、チケット完売を達成、公演ではアクシデントがあったものの、大成功させたのは素晴らしく、まさしくカンパニーだと感じた。
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主人公・青柳、47歳。
長年勤めて来た会社の合併により、バレエ団に出向させられることになった。
その上、妻や娘にも家出され…
でも、バレエ公演を成功させれば、また本社にもどれるかもしれない───
本書のタイトルは『カンパニー』それは”仲間”。
40代後半で、会社にも妻子にも見捨てられ、
一度は人生を投げ出しそうになった青柳が、
バレエという初めての世界で、高野たちと出会い、仲間とともに同じ夢を追った。
見た目の華やかさからは想像もつかないくらい、
ハードでストイックなバレエの世界。
そこの頂点に君臨する高野は、
本番で、自分があがってると気付くと緊張が消えると言う。
”気付く”ということは、自分が今どういう状態にいるのかを、
外側から見ているということだから大丈夫。
そうは言われても、自分だったら、ますます緊張してしまいそう…
「なぜ踊るのか?」との問いに、
「なぜ生きると聞かれたらどうこたえるの?」と答えるくらいの高野。
う~ん、やはり天才は違う。
「心も体も、まだまだ変われるんだ。」
そう自信をもって言えるようになった青柳。
この後、彼はどちらの道を選ぶのか…
会社に残り、新しいプロジェクトで力を発揮するのか、
それとも…
私は後者であってほしいと思う。
すごく良かったです。
元気がもらえました。
バレエ好きということもあるかもしれないけれど、
”ど”が付くほどの凡人の私にも、今後の人生まだなにかしら新しい道があるのではと、錯覚しそうになる。
読み終えるのが惜しくて、
ずっとこの仲間たちと、舞台の興奮の中にいたいと思った。
”努力・情熱・仲間”これさえあれば人生は無敵だ!
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この作品はぜひ映像で見たい!
個人的に印象に残ったのは、一方的に離婚を望んで置いて、その後態度を変えた青柳と妻。
由衣のトレーナーとしての働きっぷりも心に残る。
ここでの「カンパニー」はバレエ団のことかも知れないが、実際の会社(とりわけ大きな)のことも指しているように思える。
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伊吹さんの本は、四十九日のレシピや風待ちのひとを読んだ。いずれも、苦境にある人の再出発を描いた勇気をもらえる作品だけど、ご都合主義にならないのは、誰もが人生でぶつかる可能性がある悲しみ、苦しみを丁寧に扱っているからだと思う。
この作品も、妻と死別した左遷男が、まるで縁のなかったバレエ公演を出向先で担当するという話で、底流にある暖かいものは共通ではないかと思う。
・・・と、書いたけど、実は、まだ、本を読んでなくて、先に、この本を原作にした宝塚歌劇の公演を見てしまったのだけど、これが本当にすばらしかった。
研究生たちは、アルバイトで生活しながらレッスン代を払い、さらにチケットのノルマがある中、踊りに打ち込んでいることにさらっと触れられたり、公演の資金の話から、ルイ14世は芸術に理解の深い人だったのかという台詞に対して、綺麗な踊り子やエトワール目当てだとほのめかす返事があったり、チケットをたくさん裁ける人がいい役をもらう傾向があるという台詞があったり、根っこのところをきっちり描かれていているからこそ、公演へのあれこれがより味わい深くなっていました。バレエにストーリーがあると聞いて驚く主人公に、物語というより詩だと答えるところは、眼からうろこでした。
そして何より、新解釈・白鳥の湖。魔王ロットバルトは、実は、のろいを受けた元王子で、オディールではなくて、魔王があやしい男の魅力で王子様を誘惑しようとするという設定で、劇中劇で、もっともっと見たかったです。そして、バレエを取り入れた群舞の豪華さは、宝塚ならでは。
ショービジネスの影の部分も見せながら、公演に関わる様々な人の今とこれからが描かれる素敵な物語でした。そして、それを舞台にかけるという二重性が、また、面白かったです。
・・・はてさて、早く、本を読まないと・・・
今、気がついたけど、原作では奥さんとは死別ではなくて、逃げられたのですね。原作と脚本の違いも楽しんでみたいです。
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2017.11月。
熱いね。悩む人たちがそれでも食らいついて前に進んでいく。その場所で使命を全うすること。あ、スイミーと一緒だ。
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面白かった。
序盤、ぐだぐだしていて不安だったけど、進めば進むほど面白くなり、読むのが止まらなくなった。
実際にバレエを観てみたいと思った。
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採用試験に落ちて、今の会社へ
好きでもないがやらねばならない仕事は手を抜かずやりきる
でも、今の時代にはそれだけでは要らないと言われる
一方で、やらねばならない事もせず、逃げ回っていても割り切ってれば生活保護で生活もできる
家族には疎まれても必要としてくれる人も出てくる
結局、好きなように生きるしかない。。
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企業小説かと思えば熱血スポーツ物かと思える時もある。ロマンスはほんのり振り掛け程度。
絶妙なバランスで両者が成り立っている。
企業スポーツを企業とアスリート、両者から見た視点で描いているのが面白い。
時にぶつかり合い時に妥協する。
アスリートは最高のパフォーマンスを演じたい、企業は自社の名前が売れてほしい。
両者が奇跡的に噛み合うと素晴らしい光景を見る事が出来る。クライマックスを絶妙にボカして奇跡はもう終わったのだと読者に知らしめるが、最後に更なる高みに挑む未来を予感させて終わる。なかなか良いです。
バレエの三幕目を意図的に飛ばしたのは正解なんでしょうか。是非読んで見たかったです。
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そうか。
「四十九日のレシピ」の作家さんか。
ストーリーは面白かった。
漫画を読んでいるようだった。