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2018.2月に宝塚月組で上演するので予習
キャストが!楽しみです!
グランフェッテ大会するのかしら
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伊吹有喜さんらしい、読後感の良い小説。青柳さんのような控えめな人が幸せになりそうな予感なのはとても嬉しい。どの登場人物も愛おしく思える素敵な作品
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面白かった!
バレエ好きなのもあるけど、どん底のところから始まって最後は希望が持てるという読後感の良さが良かった。
恋愛恋愛みたいにならないのもよい。
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著者初読み。
他の本の巻末で紹介されていたのをきっかけに読んでみた作品。
冒頭、48歳の主人公・青柳が妻と子供に逃げられ、肩たたきにあい、会社のお荷物としか思われないバレエ団へ出向するところから始まる。
企業合併によるリストラ。「何でもそつなくこなすけど、それ以上ではない」と言う理由でリストラ候補にあげられた青柳。そして、マンツーマンで付いていたマラソン選手の引退により、職を失ったトレーナーの由衣もまた青柳と同じ部署に移り、バレエ団の公演を支えることに。
リストラと言う重い問題がテーマながら、実際は再生の物語。度々ぶつかるバレエ団の中の問題に一生懸命取り組む青柳や由衣の姿は決して仕事が出来ない人ではない。
そして、自分が正しいと思ったことをきちんと出来る人には、きちんとした結果が待っている。そういう勇気がもらえた作品。
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宝塚歌劇団月組公演の原作ということで。
洋物のミュージカルの焼き直しかと思ってたら、去年の伊吹有喜の新刊小説のミュージカル化。和物の現代小説。しかも主人公アラフィフのオッサンやし。
ミュージカルプレイにする面白味や見せ場もあって、切りとり方でかなりおもしろいミュージカルになるかも・・・。観てみたいかも。
しかし、ストーリー展開から言うと、日曜日の10時からTBS系ドラマで観たいかなあ・・・?
キャストをだれに充てるか創造しながら読むのも楽しいかも。
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内容(「BOOK」データベースより)
合併、社名変更、グローバル化。老舗製薬会社の改革路線から取り残された47歳の総務課長・青柳と、選手に電撃引退された若手トレーナーの由衣。二人に下された業務命令は、世界的プリンシパル・高野が踊る冠公演「白鳥の湖」を成功させること。主役交代、高野の叛乱、売れ残ったチケット。数々の困難を乗り越えて、本当に幕は開くのか―?人生を取り戻す情熱と再生の物語。
最初は色々な人の我がままに振り回されるお仕事小説かと思ったのですがとんでもなかったです。
そつなくなんでもこなすが、いまいちとびぬけた所が無い為にリストラのレールに乗せられてしまった誠一。夫婦間の擦れ違いによって妻から別居から離婚を迫られ、何のために生きているのか分からなくなった彼は、バレエに関わる人々のサポートをする事によって自分の居場所と自信を手に入れていくのでありました。
バレエという誰でもしていながら敷居の高い世界を舞台に、サラリーマンの成長物語を持ってきたあたり非常に斬新で楽しかったです。色々な職種が関わって、各々の思惑で動きながらも、最終的にはみんないいものを作り上げたいという気持ちが描かれていて気持ちよく読めます。
努力・情熱・仲間これが揃っていれば最強なんだというが絵空事であるという所から始まって、最後にはこれが無い仕事なんてつまらないと思わせてくれました。
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人生終わったと思ったところから何を始められるか。
頭で考え過ぎるよりも動き出さなきゃいけない
動き出したくなるようなことって何だろう。
『努力 情熱 仲間』すべてを揃えて無敵になる為に
人にどう言われたって青臭くても
とにかくやってみなければならないんだなぁ。
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いきなりの公私を伴う挫折を味わう二人。ハラハラ・ドキドキの困難と苦渋のドラマ観の中、"努力・情熱・そして仲間たち"の繋がりは、可もなく不可もない存在からの脱皮と再生へ、、。育って行く個々のキャラ立ち、絶妙のペアリングも申し分無しの面白さ
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製薬会社の総務課長が異動させられた先は、自社がスポンサーになっているバレエ団。
そのバレエ団(カンパニー)の行う冠公演を成功させるために奔走する元課長。
バレエ団の中心は世界的プリンシパル、それを支えるのはやはり製薬会社をリストラさせられる組に入ったスポーツトレーナー。他、バレエ団で実力を出し切れていなかったバレリーナなどが絡んでくる。
公演を成功させるまでの経緯と、登場人物たちの再生物語は、バレエ小説としても企業小説として読んでも面白かった。
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やっぱりバレエが大好き。
絶対好き、どんなに素敵なダンサーでも踊りが上手くても
ノリがよくても、バレエの踊れないダンサーなんてあり得ない。
と、若い頃思ってました。
今も、ランク付けでは絶対バレエダンサー1位ですけど。
ということで、今回の伊吹さん、バレエ好きになたまらんでした。
バレエは舞台より練習風景が好きで、
何気ないバレリーナの普通の動きが本当にしなやかで大好き。
そうそう、今、腹筋割れてる女子がどうとか言いますけど
バレリーナはみんな割れてます。
ずーっと割れてます。
だから、ふんだんに普段のバレリーナが見える作品で、
もう伊吹さんありがとう!!って感じで読了。
「白鳥の湖」の中では二幕が一番好きだから
誠一の前で美波の踊るオデットが、ホントに見たい。
どんな振付だったんだろう、
私の好みのやつかなぁ、と妄想は広がる。
オデットのバリエーションはアラセゴンよりアラベスクが好きなんだけどなぁ。。。とか
私の目の前でレオタードで完璧なオデットを踊ってくれる人がいたら
あー、妄想かぁ!!!!!
てか誠一が羨ましい。
いいなぁ、毎日、レッスン見ながら生活してぇ。
作品の感想じゃないなぁ、これ。
感想もたくさんあるけれど、長くなるのでやめとく!
この作品のレニューにはまったくなってません。
めっちゃいい話です(興奮)
とりあえず、今度バレエ観に行こう!!!
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妻子に突然家を出ていかれた47歳の青柳は、会社からバレエ団への出向を命じられる。
バレエ団に集まるのは、リストラ、離婚、怪我等、人生の憂き目を見せられ落ち込む冴えない面々。
初めは各々が自分の殻に閉じ籠ってしまい、なかなか足並みが揃わなかった。
けれど踊りの楽しさを知った彼らはもう迷わない。
「人生はダンス。生きていくって、心臓が打つリズムに合わせて踊ること」
楽しく踊って身体を激しく動かして、心に溜まった膿も汗と一緒に吹き飛ばす。
努力・情熱・仲間(カンパニー)…この三つが揃えば無敵。だからありったけの想いを注ぐ。
バレエはもっと優雅なものと思っていたけれど、こんなに激しいスポーツだとは知らなかった。
人と人が身体や心を激しくぶつけ合い、夢中で共に一つの舞台を造り上げる情熱は眩しい。
バレエは無理だけれど、とにかく身体を動かしたくなった。
中でもフラッシュモブが観てみたい。
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才能に溢れた選ばれた人間でも努力しなければ極められない。王者の才能は、とことんすきになれるかどうかという一文に納得だった。
瀬川みたいに今自分にできる最大限をしっかりやれる人に憧れる。
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宝塚月組公演の原作ということで読んだ。世界的なバレエダンサー 高野さんが、宝塚月組公演でこの役を演じている美弥さんとすごく重なって、読んでいる間中ずっと美弥さんが思い浮かんでいた。公演はまだ観てないけど、美弥さんはきっとこの役を素敵に演じているだろうと思った。
カンパニーと宝塚、バレリーナたちとタカラジェンヌもすごく重なった。
バレエや芸能のシビアな世界で人生を懸けて生きる人たちに惹かれ、憧れや尊敬を持って一生懸命サポートしようとする有明製薬の会社員たちに共感しながら読んだ感じ。
希望に満ちた最後も良くて、気持ちがスッキリ晴れた。
笹塚、調布、深大寺、仙川…などなど、身近な場所が舞台となっているのも面白かった。有明製薬と中村屋が被ってみえた。
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「君、バレエ団に出向しない?」
人生の第二幕は、戦力外通告とともに始まった。
妻子に逃げられた47歳総務課長。
選手に電撃引退された女性トレーナー。
製薬会社のリストラ候補二人に課された使命は、世界的プリンシパルの高野が踊る冠公演「白鳥の湖」を成功させること。
しかし、高野の故障、配役変更、チケットの売れ行き不振と続々問題が。
本当に幕は開くのか!?
仕事と人生に情熱を取り戻す傑作長編。
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まだ働いてもいないのに、何となく青柳さんの気持ちが理解できた。
青柳さんと美波、高野さんと由依の今後が気になる!