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久しく読書禁止状態でして、
やっと禁が解けたので早速。
大好きな図子慧さんの新作。
「駅神」の続編です。
図子さん、よっぽど易占にハマったのね。
易占、という部分だけで読者層が狭まってしまうような気がする(笑)
でもそんなコトは気にせず、わが道を行くこの人の姿勢がやっぱり好き。
そしてやっぱり巧いんです。
不器用ではありますが。
文系の人間が描く理系の世界。とでもいいましょうか。
とはいえ、
この人の真骨頂。中学生だった私がどっぷりハマったこの人の魅力・・・
この作品ではお目にかかれませんでした。
恋しいです。
色っぽいヤツ、
書いてください!
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「ふたたび」と書いてあるくらいだから、
きっと2作目なんだろうなと思いつつ、
表紙がかわいいので図書館から借りました。
でも、別に妖怪の話とかではなく人間の話。
まぁ・・・普通かな、ってカンジで。
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相続問題に恋愛相談、今日も良く当たるという占い師『ヨンバンセン』のもとに様々な人がやってくる。『章平』も妹が母親と喧嘩して家出してきたり、はたまた≪天下一仙術大会≫とやらに出場させられたりと大忙しだ。そんな中、『ヨンバンセン』の名を騙る占い師が現れたと共に、父親の進退問題も浮上してきて・・
占い人情ミステリー第二弾。
ストーリー的には今回の方が面白かったです。占いの結果はちょっとあやふやでしたがね。
「妹の恋人」では、恋愛問題かと思えば親子の問題だったり・・なんかほろっときました。
にしても章平はどんどんヘタレて行く気がしますね。最初はもっとしっかりしてたように思うんだけど。まあ人の良さは出てますがね。
「進退伺い」はうまいと思いました。-占いとは座っただけでぴたりと当てるものではない。詳しく話を聞きその人が気付いてないことを教えるもの-というのはな~るほどなぁと感心しました。確かに、占いに対する胡散臭さってそのあたりですもんね。あれこれしないと死ぬだなんてもう脅しとしか思えないし。この本の中でも一つの≪卦≫に対してそれぞれ違う解釈ができる訳だし。そう考えれば占いは長~い経験に基づいた人生相談みたいなものですかね。何事もほどほどに。
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四番線ホームに立つ謎の占い師にまつわる短編連作集。
登場人物が俗っぽくてキャラが立っていて面白い。
惜しむべきは、続編度が高すぎて、1作目から読まないといけないということくらいかなぁ(これだけ読んでもわからないかも)。
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質屋チェーンの女社長が遺そうとしている遺言は
死んだ夫の弟ではなく甥とその犬に全財産を遺贈するというもので
教授の職を失う気がない甥は伯母の説得に臨む「犬の相続」
母とケンカして上京してきた高校生の妹を家に帰そうと
ケンカの原因を探るが頑として話さない「妹の恋人」
相性占いに行った近所の美人の奥さんは
人相見をされて腹が立ち占いの結果を信じない「浮気」
電車で寝ていると夢の中で坤婆の入り婿を賭けた
仙術試合に出ることになる「八卦仙 仙術大会」
政治家秘書として働いている父に持ちかけられたのは
ヨンバンセンの正体の調査だった「進退伺い」
貧乏大学生章平と易学学院のみなで占いを解き明かす。
装画:こさささこ 装丁:ハヤカワ・デザイン
幻の占い師ヨンバンセンの易の解読による悩み相談物語第二弾。
やっぱり話のまとまりがうまくないのと
易を活かせていないように思います。
人情ものに徹するなら「浮気」みたいな短編はいらないのでは。
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《駅神2》
感想はだいたい「駅神」と一緒。読んでいて易への興味が湧くが、かといってわざわざ易の本を読むほどでもなく。
読んでいるうちになんとなく知識がついてくる、という感じに持っていって欲しかったなぁ。
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『駅神』の続編。単調になりがちな物語に「胡蝶の夢」を挿入し、変化をもたらしているところがいい。卦が擬人化されるところに大笑い。個人的にはヨンバンセンさんの正体は謎のままの方がいいと思うんだけど、、、、、、。章平くんに恋の芽生えが?次の巻へと引っ張ります。続きが待ち遠しい!
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前作より楽しく読めました
4バンセンは前作よりよく会えてる気がする
そして、続くのか??という終わり方でした
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易のお話二冊目。
基本的に話は章平の家族や周囲の出来事に限られているのだけど、なかなかよい。家族の話、友人の話、やさしかったりちょっと困ったり。日常的なことや自分でも在りうるかもしれないことが悩み相談になっている。すべてがそうではないけれど、やわらかいお話だなあと思う。
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今回も面白かった。ヨンバンセンは占っているようで、占ってないのか?他の人からは見えて、その人には見えてない事を指摘してくれる。例えば鼻毛が出ている人へのアドバイスは「鏡をよく見るようにすると、良くなりますよ。」というような感じ。占いじゃないけどそれはありがたい。自分で自分が見えない事なんてよくある事だから。ヨンバンセンもすごいけど、ミヤコばあちゃんの情報収集能力には驚くばかり。ミヤコさんのおかげで、易学学院の4人も卦の解読に取り組める。章平が聞き出せる情報だけでは少なすぎるから。