投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
左近の桜シリーズ3作目ですね、桜蔵が大学生になっている・・・。
そして相変わらず男(らしい)あやかしに言い寄られて寝まくっとる・・・。
登場する男がだいたい男色なんだよな、さすが長野まゆみ先生だよ。
台詞回しが毎度卑猥でスゲ~~ってなる。
清先生がどう考えてもオイオイ・・・なのに出番こんだけなんかい!っていう・・・でもそうだった・・・長野まゆみ先生といえばそういう作風だった・・・オアズケ作風・・・。
あと警察官のお兄さんが女装するタイプの男色だって分かったときはさすがに震えた。骨董屋の若旦那何者やねん・・・。
また姉貴の旦那に横恋慕かましてる弟出てきた・・・長野まゆみ先生・・・好きなんだな・・・。
そりゃ桜蔵もこんな普通に父親の愛人(男)に会ってたら感覚狂うわな・・・とも思うよ。
わたしはそれを平然と受け入れてニコニコしてるゴージャスな美女・遠子母さんが好き・・・。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
掲載誌が変わってからの方が断然面白い。
さくらが向こうの世界に引き入れられがちな性質なのは変わらんのやけど、これまでの話みたいに、向こうのものがさくらを連れていきたいとか一緒になりたいとかそういう強引な感じではなくて、どこかの誰かの物語をかすめていくような雰囲気がよかった。豪雨の話のばーさんみたいな、あからさまに怪しいばーさんキャラもよかった。
まださくらの秘密が明かされておらないのでこのシリーズ続くんやな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
左近の桜、シリーズ読破です。長野先生の作品をほぼ30年ぶり!に読みました。当時、自分が青すぎて、妖艶な世界についていけず、読まなくなってたんですが、久しぶりに読んだら、とてもすんなり入ってきました。やっと、追いついた?
桜蔵の謎は全然解けてないですが、謎は謎のままというのが、好きなところです。続きがでたら、また読みたいですね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
似たようなパターンが繰り返されるので、ちょっと飽きて来たかな…現実の人間同士のお話の方が好きだったりする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
桜蔵はさらに柾との因果に深く絡め取られていく。
出生の秘密についてはシリーズ3作で外堀を埋め切った感があるので、あとはストーリーとして再構築していただけたら嬉しい。でもそれを語るのは野暮のような気もする。桜蔵も察して(そこで黙るのが女たる由縁…)探るつもりはなさそうだし。
女系一家で千菊が心身・性癖ともに健やかに育ちそうなのは、桜蔵が(女)として宿縁を引き受けているからだろうなあ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
霞かかった作風のシリーズだが、今作はやや霞が晴れたような感覚。
とはいえ、今作でも現実とそうでない空間とを行き来する桜蔵とともに、夢見心地になる感覚がいい。
少しずつ変わりつつある父・柾とのやりとりや、弟の千菊の成長が伺え、一作目から年月が経過していることがじんわり伝わる。
桜蔵自身も妖しいモノに好かれてしまうのを、諦めよりも対峙した姿勢に変わりつつあり、不可思議な事態にも肝が据わり始めているよう。
次は作は桜蔵の自身のルーツを探る長編らしいので大変楽しみ。