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隻腕のボーラー
2022/05/24 01:58
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投稿者:ヨシカゲ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生で初めて自分から手に取った小説でした。以前まで活字を見るだけで嫌悪感があった私が500ページ以上もある小説を気づいたら1週間ほどで読み終えてました。本を読むのが苦手な人でも読みやすく、面白い作品だと思います。
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投稿者:さおりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎の著作の中では決して有名ではないですが、すごく読みやすくおもしろい本でした。
学生はもちろん、学生生活を終えてしまった人にもおすすめです!
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西嶋はクセの強いキャラで中高ではいじめられていたが、大学ではその芯の強さを理解してくれる"みんな"に恵まれて。誰だって受け入れられる場所ってあるんだなぁと前向きになれた。
卒業式での莞爾の言葉は読者の思いを代弁したものだな、と思う。
甘酸っぱい青春物語よりも、こんな日常の中で程よい距離感の友人と一緒に過ごすみたいな大学生活。いいな。
伊坂さんの中では1番好きな作品です。
なんてことは、まるでない。
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大学生5人グループの色々な出来事が題材。出てくる大学生が、それぞれ特徴があって楽しかった。大学のその後的な話も書いてもらいたい
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春から大学生になるので、読んでみた。
ごくごく普通の、大学生の日常を描いたもの。でも、そのひとときはとても貴重なものなのだと実感。
わたしのこれからの4年間、彼らのように過ごせたらどんなに良いだろう。
「人生にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」
なんて素敵な言葉なんだろうと思った。
砂漠に出るまでの残りの4年間
大切に過ごそうと思う。
なんてことは、まるでない。
2018.4
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買って読み始めて、あれ、読んだことある、、?
曲げたり動かしたりの南ちゃんで確信。
なぜ、いま実業之日本社から出直されたの、、?
まあ好きだから久しぶりに読み直すつもりで読み進めます、、。
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よかったー!!
という一言しか出てこない読了直後。
やっぱり伊坂さん作品好きです。
北村も鳥井も南も西嶋も東堂も、鳩麦さんも
それぞれの立ち位置が、干渉し合わない、それでいて繋がっている関係性がすっごく良くて、みんな好きだなーって思う小説は久しぶりだった。
大学1年の時にこれを読めていたら私の大学生活も今と違ってたのかな。
私は莞爾とは確実に対極に属していたけれど、彼の言ったことはすごく分かる。
日常に忙殺されながら合間にいい現実逃避になりました。
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仙台の国立大学に入学した5人の大学生とその周辺の物語。
夜は短し歩けよ乙女とか鴨川ホルモーとかを思い出した。
構成はちゃんと考えられていて、最終的には卒業式まで描かれている。
途中で東川篤哉の小説が浮かんだりもしたが、伊坂作品のユーモアと味のある文体も非常に良い。
気づけば砂漠に放り出されてしまっている僕だが、このタイミングで読めて良かったのかもしれない。
鳥瞰型から少しずつ地上に降りてくる北村くんも自分の正義を曲げずに臆せず飛び込む西嶋くんも無愛想で物好きな美人の東堂さんもプラマイゼロを好む陽だまりの南さんも鳥井くんや鳩麦さんも皆良い味出してて愛おしかった。
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ノスタルジーは誰もが感じることなんだろうなと思う。大学生にはたしかに鳥瞰型と近視型がいて、西嶋のような奴もいて、南のような子がいて鳥井のような人間がいる。東堂だけは、なぜ自分の人生に出てこないのかと嘆くけれど。
みんな何か成し遂げたいことがあって、それでもうまくできない嘆きや悲しみがあって。何かを変えるために動いたプレジデントマンをどこか讃えながら、それでも法律を犯した彼を捕まえる。
だからこそ、プレジデントマンを捕まえた時の西嶋の言葉は妙に響く。
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大学生の青春の一つの形、という感じ。大学生活は本当に十人十色だと思うけど、社会人になると途端に何かしらの型に意図せずともはまってしまう。そういう意味では、勉強するしないに関わらず、大学生活はかけがいのないものだったんだな、と何となく思いました。この本にも最後に出てくるし、自分も常々思っていること:「あの頃は良かった、戻りたいとは思ってはいけない」……これからも大事にしよう。
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期待値が上がり過ぎて読んでしまった。良かった。けど、どこか物足りない。仲間になっていく様はとてもよい。
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大学時代のモラトリアムを味わえる作品。
大学時代を思い出し、懐かしみ、ほっこりする作品
帯紹介の、この一冊の世界が変わる、かもしれない。
なんてことは、まるでない。
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500頁を超える長めの小説でしたが、ここは安心の伊坂さん。
主要人物が多めですが、随所に埋もれた工夫で全く混乱なく消化できちゃいます。
なんというか、羅針盤に物語が広がっていく感じ(読めばこの意味を理解いただけると思います)
しかし、伊坂さんはずるいよなぁ。許されるんだもの、こういう仕掛けがw。
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とても素敵な本だった。
2018年1冊目にふさわしい!
私は、幹事の莞爾みたいなポジションだったから、この5人がほんとに羨ましい。まあ莞爾には莞爾のよさがあるのだけれど。
伊坂さんの本に出てくる人たちは、ほんとに台詞が素敵だ。前進、前進ですよ。
伊坂さんの本の中で、とても好きな本になりました。
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コノ文庫本で手にして。
ひっさしぶりの伊坂幸太郎。
そして。
よかった‼︎
大学生、マージャン。
春夏秋冬と、春の章。
真っ先に⁉︎アタシも西嶋くんが大好きになって‼︎
でも、実際の西嶋くんみたら。
どーなのかしら⁉︎と、思いつつ。
思いつつ、ずっ〜と。
よんでましたぁ。
学長の言葉。
『砂漠』って⁉︎
そして、五人のその後を想像してます。