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本屋で見つけて「木根さん」みたいなマンガかなとチェック。
何冊か出ているようだけれど、念のため1巻だけ購入。
どっちが先か知らないけど(木根さんの方が2年ぐらい早いようだ)。
高校の映研(シネ部)で、映画を語らうだけの作品。
映画に対して派閥で分かれて議論する流れで、基本構造は木根さんと同じではあるが・・・。
木根さんが、映画ファンが不快にならない様に本当に「あるある」な部分を巧いこと構成しているのに対し、狭い視野の中で見下している印象のネタが多く不愉快。
・・・ただ・・・。
実際、映画評論家の映画紹介の基本構造ってこんな感じではあるのよね。
商売で批評して稼いでいるんだろうに、基本こき下ろす流れ。
それが成立するという事は、それで喜ぶ読者が多いという事であり・・・。
こんな内容のマンガでも映画ファンは喜ぶという「あるある」ではあるのかもしれない。
だから「好みが分かれる」と書いておくのがいいのかな。
ネタバレに関しても「木根さん」ほど配慮されていない印象。
勢いで既刊全部買わなくてよかった。