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最後に「なんだ、そういうことだったんだ!」という結末が待っています。
しかし、結末での大どんでん返しものなら、貫井徳郎「慟哭」に勝るものはありません。
題名買いしてしまったけど、ただのミステリーだったなー。
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ほんと見事に騙されました。以前から叙述トリックものだと聞いていたのでいつも以上に「騙されまい!!」と先入観を排し(たつもり)で、腰を据え、目を皿にして読んでた(つもり)なんですが・・・徒労でしたね(;^ω^A
はぁ〜やられた。すっかり。でも快感!!最後の「やられたーー!!」ってのが第一の快感。次に、「あーー!!確かに○○だとは一切明言されてないのに!!ここで騙されたのかーー!!」と騙された箇所を確認しながら再読するのが第二の快感。
二度、三度読んで、騙されたところをじっくり読み返すのが叙述トリックの醍醐味というもんですねぇ(*´ー`)
はぁーー気持ちいい。すっかり騙されて。ただ、一カ所だけ腑に落ちない箇所が。あったんですが、それも『補遺』を読んだら見事に納得。『補遺』の果たす役割はかなり大きいなと勝手に一人点頭してみたり(笑)
この作品、ミステリーとはちょっと趣が違うような・・・謎解き要素はほぼ皆無。主眼は読者を騙すことのように思います。そして見事作者の術中にはまった私です(笑)
なにはともあれ、騙されたい方、おもしろい叙述トリック本をお探しの方、是非どうぞっ!!
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この作品はすごい!
絶対騙されれるよ。
しかも心地よく騙されるのが、また憎い。
後半はもう手が放せなくなって一気読み間違いなし!
作家という職業はつくづく凄いと思う。
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裏読みせずに普通にサラサラっとページを捲り、最後にあぁ○○だったの?とアッサリした雰囲気で読める感じです。ちょいと無理な気もしますが・・・確かに、驚きの結末です。
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どんでん返しってソコかヨ!?
物語的には薄いかナァ。
確かにガッツリ騙されたけどソコ!?みたいな?
イヤ。騙されたんですけどネ。
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面白い、という書評を見かける割にだれもストーリーの詳細に触れていないのが不思議で手に取ってみた本。最初の性描写にヒイたけど、読んでみてよかった。大枠のトリックにはびっくりしたけど、本筋の落しかたはもちょっとひねって欲しかった気が。でも一読の価値アリ。(070804)
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「世界の終わり、あるいは始まり」に続いて読んでみました。帯にある「これが現代ミステリーのベスト1です」の宣伝文句はどうかと思いますが、作者のページターナーとしての腕はなかなかでした。
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ヤ、ラ、レ、タ
ちょこちょこ感じた違和感がこういう形で帰結するとは。んじゃこりゃ!と言いたくなる。あー、だまされた。だって無理がある笑。ありっちゃありではあるけどさー。イメージが覆されたところで、何度も設定をつかみ直そうと読みかえさせられた・・・。時系列いじってたっけ?とか気になって。そこでほぼ完全に想像できた展開ではあるけど、そりゃ無理があると思って・・・ああー、ヤラレタ。ストーリーには触れられない、とにかく読めばたしかに面白いです。小説ならではの驚きが良い。映像化は無理っしょ!
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「このミステリーがすごい」受賞作ということで買ってみた。期待は裏切られなかった!!ちりばめられた伏線に気づかなかった自分がアホに思えるけど、気持ちの良い騙され方。何度も読み返してみたくなる。1日で一気読み☆
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ジャンルとしては「本格ミステリ」ということになるらしい。ミステリの定義はよくわからないけれど、読み進むにつれて読者に真相が明らかになっていく構造になっている小説、ということになるのだろうか。
読み終わってから振り返ってみた感想として、とても面白く、よく出来た話しだったと思う。ミステリというジャンルだったからといって、その謎解きに意外性があるというだけでは、個人的にはあまり評価の対象にはならない。
この作品は、それだけではなく、希望を与えるテーマを持っていた。タイトルのつけ方もセンスがいい。「このミステリーがすごい」などの各セレクションや、各賞で好評を得た作品らしいけれども、ミステリという枠でのみ評価されるにはもったいない、挑戦的な小説だと思った。
そうなんだよな、みんな、桜が紅葉すると知らないんだよ。赤もあれば黄色もある。楓や銀杏ほど鮮やかではなく、沈んだような色をしている。だから目に映えず、みんな見逃しているのかもしれないが、しかし花見の頃を思い出してみろ。日本に桜の木がどれほどある。どれだけ見て、どれだけ誉め称えた。なのに花が散ったら完全に無視だ。色が汚いとけなすならまだしも、紅葉している事実すら知らない。(p.466)
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『このミステリーがすごい』の大賞らしいが、かなりがっかりした。
ストーリーでどんでん返しとかあっと言わせるならもう何も言えないが、この本はだまし方が汚い。最初になにも書かずに実はこうでした。ってなんかかなりガッカリだ。もう読まない。
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本が読みたくて、むかし評判になっていたことを思い出して生協にて購入。読めない展開でした。面白かったー。[07/09/21]
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やーらーれーたぁー!って言いたくなる結末でした。騙される内容だとは知っていたけれど、こういう騙され方とは・・・。トラちゃんすごい(笑)後、補遺はありがたいですね。
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タイトルの美しさに惚れました。
うーん、ネタばれしないよう気をつけますが…
これ系のトリックは好きです。が、これ系トリックは人物描写がどうしてもおかしくなる。しょうがないんだけど…
でも入り組んだ話が上手くまとまったあたりも、トリック自体もなかなか。
が、トリック明かしからが少しダラダラした感あり。
上手いけど、こういうトリックの最高峰を読んだことがあるので、3つかなぁ。
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何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところをすっくた麻宮さくらと運命の出会いを果たしてー。