紙の本
老人が描けてない
2020/04/15 10:53
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
老人の絵がひどい。
皺だけ書き込めば良いってもんじゃないぞ。
小説の方も抜き書きだし原作への愛が感じられない。
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男性の見る夢ってモノクロなのって本当なのか?
VRなのかと思ったらオタクの夢が詰まっていた…!
25歳は少年なのだろうか。
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覗き絵の向こうの娘に恋をして、その思いゆえに押絵となった兄。その兄を見て絵を買い取り、新婚旅行やその後も旅に連れて行く弟。そのようにして、年を重ねていく兄弟。不思議な世界に怪しげなしきみさんのイラストが映える。この乙女の本棚シリーズのチョイスは不思議系だな。
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汽車の中での奇妙な出会いからグイグイ話に引き込まれた。例えるなら、世にも奇妙な物語。イラストも合っていて新鮮だった。
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乙女の本棚シリーズ。既読で大好きな話ですが、これは夕暮れの汽車の中で話が進むこともあって、私の中の情景は薄暗いセピア色の中に、押絵だけが鮮やかに老人とともに浮き上がるようなものでした。こちらは文はおそらく原文のまま、4ページに一度ほどの割合で美しいイラストが現れます。コラボされているのは刀剣乱舞のキャラも描いたしきみさん。文字の色までこだわっていて、文章で読んだときの印象との違いを堪能しました。切り取られる情景がどれも印象的で、読後の余韻も素晴らしかったです。シリーズの他の作品もぜひ読んでみたいです。
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江戸川乱歩の原作とイラストレータ-(しきみ)との見事なコラボレーションで、妖艶かつ幻想の世界を目の当たりに甦えらせてくれます。額の中に納まった華麗な<押絵>には、時代を超えた悲しい恋の物語が秘められていました・・・。「浅草凌雲閣(十二階)」の展望台から「覗きからくり」の<八百屋お七と吉三郎>へと舞台が廻っていき、華やかさの影にやるせない哀愁の結末が待っているのでした。
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当時のファンタジー小説みたいなものでしょうか。
江戸川乱歩発想がすごいですね(^-^)
イラストも綺麗ですし読みやすかったです(^_^)
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「ビブリア古書堂の事件手帖」に登場した本。図書館で借りて読んでみた。30分あれば読める量。場面設定など、不思議を演出するためにいかにもという描写が多く感じられる。内容は可もなく不可もなくというのが正直な感想。
挿絵があるので、どうしてもその絵にイメージがひっぱられる。挿絵がない文字だけの本を読んでイメージを膨らませることをおすすめする。
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江戸川乱歩をこうして読みやすくしてくれると、非常に面白い。
摩訶不思議とはまさにこのこと。
余韻がたまらない。
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「「あれらは、生きて居りましたろう」
蜃気楼を見に行った帰り、私は汽車のなかで押絵を持った男と出会った......。
『刀剣乱舞』のキャラクターデザインなどで知られ、pixivフォロワー21万人越えを誇るイラストレーター・しきみが江戸川乱歩を描く、珠玉のコラボレーション・シリーズです。」
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蜃気楼を見に行った帰りの汽車で、わたしは押絵を持った男と出会った。男はその押絵について語りはじめ……。
物語が独特の怪しさを含んでいて、変てこれんな気持ちになった。
読みやすいんだけど、特殊な癖が滲み出ているように思う。
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乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとしきみさんのコラボ作品「押絵と旅する男」です。表紙からは、なんとも言えない違和感を感じてしまったけれど、読み進めるとその訳もわかってきます。
蜃気楼を見に行った帰りの汽車の中で、押絵を持った男性と出会う…。男性は押絵を車窓にむけて、押絵に外の景色を見せているかのように見えたため、興味を持って近づくと見事な押絵を見せてくれた上にその由来を語りだす…。
押絵の初老の男性は兄で、兄のために押絵を持って旅を続けているのだと…。この兄弟の想いを推し量ろうとすると、切ない気持ちになってそれが読後の余韻として広がります…。しきみさんのイラストも、この作品にぴったりです!
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江戸川乱歩、三作品目を読みました。
またまた、奇抜で濃密な、非日常の世界に行くことができました。
いつとも知れぬ……ある日「私」は、
態々(わざわざ)魚津へ蜃気楼を見に出掛けた帰り途に、汽車で押絵の額を窓に向けている男と出会う。
その男は顔は細面で両眼がギラギラし過ぎていた外はよく整っていてスマートで黒の背広がシックリと合っている。
一見四十前後であったが、顔中に夥しい皺があって一飛びに六十位にも見える不気味な老人
この男から夜汽車の中で押絵の額を(異国の遠眼鏡を使って)見せられた私。
そして顔を近寄せられて低い低い声で囁かれた…
『あれらは生きて居りましたろう』…と。
そして、身の上話を語り始めて…。
明治二十八年位の話。
浅草公園は蜘蛛男、娘剣舞に玉乗り、
源水の駒廻しに、覗きからくり見世物小屋などの名物がありそして「凌雲閣」「浅草12階」という煉瓦造りの塔も出来た頃。
まだ当時二十前だったその老人には、二十五歳の美少年の兄がいた。
その兄の身に「変てこれんなそぶり」が起こり、兄はふさぎがちになる。
自分は、馬鹿に兄思いでして…と。
心配で心配でたまらなかったので…、と続く話を
聞かされていく「私」。
あ~!乱歩作品、凄い。
あり得ない奇妙な世界なのに…
読んでいてどんどん惹きこまれてしまう
自分自身に驚く!
冒頭から出てくる蜃気楼のように、
このお話全体が、靄に覆い尽くされて…
異形を魅せてくる……。
妖異を眺めてしまい
とてつもなく独特な「変てこれん」な雰囲気の世界にまた酔わされたー
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「水の温度が知りたかったら、まずは飛び込んでみるのよ」と言ったのは18世紀の乙女ヒマーワリ・オトメーロン嬢ですが、21世紀の読書人ひまわりめろんも全くの同意見なのであります
おほほほ、でもBLと虫には飛び込みませんことよ(誤った乙女感)
ということでなおなおさん本棚で気になっていたので借りてきちゃいましたよ!
土瓶さん「勇気」って何かね(菅原文太)
もう向日葵の表紙の本8冊同時に借りてる時点で恥ずかしいなんて気持ちは無くなりました
私思うんですよ
人が一生のうちで「勇気」を振り絞れる回数って実は決まってるんじゃないかと
だとしたらそのうちの一回を使うのは今なんじゃないでしょうか(絶対違うわ)
あ、私今回ぜんぜん振り絞ってないですからね
言われるまで気付きませんでしたから
あー乙女の本棚かー
うーんまぁおっさんの中身が実は乙女だったんだと思われても別にええやん
むしろ素敵やんって
今の時代が求めてるのはこれだと思うんですよ
それにね、私なんか(ほとんど忘れちゃいましたけど)江戸川乱歩なんて全部再読なわけですよ
再読だったらこんな素敵な挿絵がついてたほうが絶対お得ですよ
江戸川乱歩のちょっとゾクッとくる世界観にぴったりだったし
引き続き〈乙女の本棚〉追っちゃいますよ!
何が恥ずいねん!
むしろあれだ
いつもココロに乙女を!と言いたい
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話は勿論、挿絵が美しい。
この乙女の本棚シリーズは、
どのイラストレーターさんも
ストーリーにあった素晴らしい絵を描いてて好き。