ゆっくり愛おしくなっていく
2023/12/17 22:10
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投稿者:雪の夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性向けゲイビにバディとして組んで出演することが多いAV男優ふたりがプロとして仕事をしたり、追いかけてくる過去と向き合ったりしているうちに互いが大事になっていく話。物語の紡がれ方が単調・単純じゃなく、淡々としているふたりは惚れた腫れたと盛り上がっていくのではなく話の流れの中で結びつきが深まっていく感じ。他の登場人物もみなそれぞれ印象深くてなかなかの人間ドラマ。描き下ろし最後のページに後書きはカバー裏にあります!と書いてあるけれど、そのカバー裏が電子版には付いてないのが残念!!
目を閉じても光は見えるよ 試し読み
2023/06/03 13:05
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
光の人当たりは良いのに距離があって、意外と掴み所のない不思議な雰囲気が…仁さんとの距離が縮まってから面倒見の良いお兄さんになって。読み進むにつれ、どんどん魅力的になる。
仁さんもグズと言いつつ…マリさんといい、みんなキャラが良い人たち。
一人一人味がある
2020/03/29 22:25
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投稿者:み - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し絵が古い気もするけど上手くて登場人物が味があって安心して読めました。仁(デコが気になる…)の息子が出てきてからが面白い。「1番になれなくても10番でも100番でも細かく稼いで生きていくしかない」良い言葉だなと思った。後半かなりスリルのある展開になり、お話も読み応えありました。
電書にもカバー下を入れてほしかった…
2018/11/27 22:37
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投稿者:あおまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
丸木戸さんは訳ありで薄幸そうな受けを描くのが、やはり上手い。そして感情の昂りと、そこへの持って行き方も上手い。少しドラマチック過ぎるかと思う設定や演出も無理な感じはなく、すんなりと受け入れられた。
惜しむらくは、本作では色々な設定が濃かったぶん、光と仁が惹かれ合う過程、心情が、やや薄かったかな、と。
それにしても、現代の話を描いていても、何処と無くレトロな匂いがするのは何故でしょう?これが丸木戸さんの味であり、個性なのでしょうね。
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ポルノ作家の次はポルノ男優です、ほんとこういう世界を描くのがうまい。
ゲイビの絡みが多く、バディといわれる攻め受け。年上攻め様です。攻めの息子は親の職業でいじられるのとてもかわいそう…将来、受けをNTRしちゃっても許す(笑)受けはワケアリなんですが、もうひきこまれちゃって読みごたえありました…!にしてもゲイビはひかる君って名前が多いの…?と思ってたけど光が結構キーワードだった
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ゲイビの人気バディとして先に体の関係(仕事だけど)があり徐々に親しくなっていくのが不思議と自然で面白かったです。光が自分の過去を乗り越えて、カンちゃんの事を思い出にするための物語だったと思います。個人的に、仁さんの息子であるとーまくんが苦労症な感じで(尖ってたけど根は素直だし)可愛いなと思いました(笑)
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女性向けゲイビのバツイチ子持ち男優×ワケアリ男優。
身体から始まる…というか、身体のお仕事仲間…の二人が真実の愛に目覚めるまでを描いたストーリーで、興味津々に!
女性向けゲイビという仕事場が今時のBL事情と重なっていて面白かったです。
初っ端の撮影シーンで何で作り手に女が??と疑問に思ったら、そういうことで納得いきました。マリ子さんがいい味出してます。パーセンテージで市場を語られると頷きますね。
きわどい職業だと思うし、光の背負うものも決して軽くはないけれど、カラっとした雰囲気で時に熱い人情を織り交ぜて仁と光が愛を自覚するまでを、グイグイと引っ張って見せてくれる展開で、胸アツになりました。
仁が醒めた中年男かなと思ったら、どんどん包容力抜群な男に変化していってカッコよかったです。
仁の息子の斗真も、すごく良かったです。若いって怖いものなしだね…って感じで、ズバズバものを言うのが爽快でした。そのくせ、とっても甘えたさんで…!
自分の過去の辛かったことを明るく告白するけど、やっぱり胸がチクチクしちゃいます。
でも将来がとても有望株!!仁と光と3人でドタバタで胸キュンな展開が今後あるといいなと妄想させられてしまいました。
描き下ろしの斗真に大爆笑~!
一歩間違えるとどんよりしそうなストーリー展開を、笑いも交えながら明るく描いて、うまくハピエンにつなげていてよかったです。
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▼あらすじ
人気AV男優の仁はある日、ゲイビ出演の話を持ちかけられた。
そこで出会ったネコ男優の光と体の相性がよかったため、ふたりはバディを組み、頻繁に共演することになる。
仁と光のバディは人気を集め、順調に売れていたが、実際は仕事上の体の関係だけでお互いのプライベートのことは全く知らなかった。
しかしある時、ふたりは同じマンションに住んでいることが判明し…。
フィクションの中から生まれる、ノンフィクションの愛を描いた感動作。
光の過去を描いた、丸木戸マキデビュー作「水曜の朝、午前3時30分」も収録!
***
ストーリーの完全度:高い
トーン:せつない・シリアス(高)
エロ度:非常に高い
萌え度:高い
総合評価:★4.0
積み本崩し。丸木戸マキ先生の作品を読むのはこれが初めてです。
確かにストーリーは凄く面白かったですし、読み応えも抜群だったのですが、正直なところこんなに重たい話だとは思わなくて、良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られた作品でした。
そもそもの話、全体的にちょっと詰め込み過ぎかな、と。気になったのは主に光(受)に関するエピソードなんですけど、なんていうか…スパイス効き過ぎ?みたいな。
元バディに拉致監禁されたり、仁(攻)の息子から好意を抱かれてちょっと良い感じになりかけなり、同僚に裏切られたり、過去に殺人の罪を犯していたり…。とにかく色々詰め込み過ぎて全体的にとっ散らかった印象になってしまっているような感じがしました。
特に受けの過去がね…私が重た過ぎる話を好まないから余計、引っかかってしまったのかもしれないのですが、そもそもそんなに重くする必要があったかな?って思うんですよね。少なくとも、殺人までさせる必要は無かったような気が。
凄いヘビーなのに中途半端にコミカルだから読んでる時の気持ちにムラが出来て何だかすっきりしないし、読み終わってもうーん…って感じで。ここまで重くしなくてもこの作品なら十分面白い話に出来そうなんですが…。
とはいえ、上述したように読み応えがあって面白い作品だったのは事実です。エロシーンも色気があって良かったですし、CPも非常に好みだったのでそこは良かったです。
あとは個人的に攻めが非常にタイプで(笑)
あの冷めているようにも見える無気力げな顔と中身のギャップが堪りません。そういう雰囲気になれば誰にでも勃つって(笑)
倫理観が大分おかしい攻め(受けもだけど)なので、愛されたがりな受けの事をどこまで大事にしてくれるのか若干不安なところではありますが、描き下ろしを見るに結構ラブラブで幸せそうなので意外と上手くやっていけるのかな…?
ただ、息子と3Pだけはやめてほしい。願わくば息子は息子でちゃんと幸せになってもらいたいですね。
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丸木戸さんのデビュー作から続く表題作。
デビュー作、バカップル特集て、よく通ったなこれ。
受けの光の過去がだいぶ重いけど、とても良かった。
丸木戸さんエロシーン多い印象ないんだけど、まぁ設定がAV役者だからってのもあるだろうけど、とても良かった。
カバー裏のあとがきとおまけまんがもとても良かった。笑った。確かに!
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面白かった‼︎
重いのに重くなり過ぎず、終わり方も二人にはちょうどいい着地点というか。
(普通二人とも業界辞めてハピエンだよね)
落ち着いた二人にはいい結末だったな。