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趣味は読書。 みんなのレビュー

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みんなのレビュー51件

みんなの評価3.9

評価内訳

51 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

抱腹絶倒の何度でも読みたい書評

2010/03/07 23:55

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:rindajones - この投稿者のレビュー一覧を見る

何気に手にした本書。表紙裏の紹介文によると「49冊のベストセラー書評」のようだ。この手の本はそれほど興味はない、特にベストセラーと呼ばれる本には更に興味がない。

しかしながら、著者近影を見てその「ふてぶてしい(失礼、これでも褒めてます...)」様子に何故か興味を抱いたので読んでみた。

前書きをざっと読んだだけで、紹介文にもあった「抱腹絶倒」した。面白いかも...。

はい、ムチャクチャ面白かったです、抱腹絶倒しました、確かに。この著者のことは全く知らなかったが、今まで読んだ書評と呼ばれるものの中で断然面白かった。彼女のベストセラーに対する考え方が私と同様だからではなく、その指摘が鋭いのです。

ベストセラーというものは本当に良い本なのか?
読むべき本なのか?

更に言えば、これはかなり穿った見方だが

本当に読んでるのか?

これらの疑問が完全にとはいかないまでも解決した。本書のおかげ。

ここまで書いて、多分こう誤解している方は多いかと思う

「単に天邪鬼で、ヒガミ批評じゃないの?」

それは全く違う。

著者の本に対する愛情、更には出版業界への愛は十分に感じた。そしてこの国を憂う気持ち...。だからこそこのような書評が書けるのかもしれない。そして、彼女が女性だから(変な日本語...)こそ書けた点もある。石原慎太郎、大橋巨泉、等の大物本への指摘は「あっぱれ」としか言いようがない。こんな指摘が一般化しないのはやはり日本は「オトコ社会」なのでしょうか?

1999年7月から2002年10月までのベストセラー本が対象だが、全く古さを感じさせない。巻末の解説で数人の読者の座談会で指摘されているように、その後の社会情勢(トレンド)を「予言」しているかのような、彼女の指摘には脱帽する。

私には「ベストセラーだから読んでみようか」という感覚は、「ヒット曲だから聴いてみようか」「大ヒットした映画だから観てみようか」という感覚が全くないのと同様に完全に無い。おかげさまで、私個人にとっては充実した読書の時間を持てていると思っている。それを確信させて頂いた点でも本書には感謝したい。

ちなみに、本書で取り上げられている本で、私が読んでいた本は3冊。彼女の書評は「その通りです」と頷くしかなかったし、新たな発見も多々あった。

これらベストセラー本を読んだ人で、彼女の書評に怒り狂う人もいるかもしれないが、そんな人はこれがある一つの読み方を指南しているに過ぎないということを分かっていない。彼女は「こんな本は読むな」とは主張していない。むしろ彼女の書評への反論を聞いてみたいものだ。それも新たな良い書評になるかもしれない。

ちなみに、「私の趣味は読書です。」とはいつの頃からか言えなくなっていた。「本を読むのが好きです」とは言うが、「趣味」というのは違和感を感じていた。同様に「沢山本を読んでますね。」と言われるのにも違和感を持つ。絶対に「はい、読んでますよ」なんて応えない。沢山は読んでないからです。そういや、「趣味は読書です。」と言う人はもう少ないのかもしれない。履歴書に書くぐらいですかね ^^;

抜粋したい書評は沢山あり、「抱腹絶倒」なものもテンコ盛りですが、この瞬間に思い出した奴を一つ。

【「世界がもし100人の村だったら」の書評から抜粋】
この本の読者を100人の村に縮めるとどうなるでしょう。8人が自らの豊かな生活を反省し、5人が悲惨な国の人々に胸を痛め、4人が反戦メッセージと受け取り、3人が反感を覚えました。残る80人は心を癒され、「私はまだまだ幸せだ」「日本人に生まれてよかった」「小さいことにくよくよせずに生きていこう」と思いました。

単純化されたメッセージから受け取れるのは、単純な感想だけだ。これがテロ後の米国から発信され、ネット上を巡り巡って、日本で本になって感動を呼ぶ。いまの地球の姿が暗示されているようである。

抜粋ここまで(強調文字にした箇所は僕の判断)

この書評をまねて本書「趣味は読書。」に対する読者の反応を勝手に想像してみる。

8人が本書の内容を不当だと訴えて怒り狂い
5人が「所詮オンナの戯言、オシャベリだ」と差別し
4人が「こういう意見もあるよね」という中庸な意見を述べ
3人が大絶賛して

残る80人が読まない...

あはは...、事実っぽくて、笑えないぞ...。

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