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基礎的な思考実験は網羅されているように思う。限られたページ数で語りつくせる内容ではないので仕方がないが、頭が鋭くなるというには問題も解説も薄いと思う。広く、浅く、な人向け。
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頭が鋭くなるためではなく、純粋に思考することを楽しむために手に取った。さくっと読めて、考える楽しさを味わうことができる。タイトルや帯にあるように、頭を良くしようと思ったり考える力を鍛えたいという思いで触れるより、考える楽しみを味わう入門書と捉えると良いのではないかと思う。ジレンマ、パラドックス、哲学、数学、科学、SF、ビジネスとさまざまなジャンルの42の思考実験をもとにしたテーマを、読みながらいつのまにか色々と考えていて楽しいなって思った。薄っぺらいけど、世界ってこうやって広がっていくんだなって思う。
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もちろん突然頭は鋭くはならない。有名なジレンマとかパラドックスなどの思考実験が紹介されている。わかりやすいが、よくある感じかな…。
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思考実験って大好き。
知っている思考実験も多かったけど解説がとてもわかりやすいので最後まで一気に読んでしまいました。
面白かったー。
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初めてこういった本を読みました。
答えのない問題を解くことで、考える力が身に付きますね。
自分がどういった思考を行うクセがあるかも分かるので、とても楽しかったです。
◆印象に残った問題
1、トロッコ問題
道徳的に良い行為が、たまたま悪い副作用を引き起こすのは仕方がない。
しかし、良い結果に導くために、わざわざ悪い行為をするべきではないこと。
2、囚人のジレンマ
お互いに協力した方が良い結果が生まれることは分かっている。
しかし、人は自分の利益を重視して協力しない。
3、箱の中のカブトムシ
言葉の定義をしっかり確認していない状態でのコミュニケーションは、無意味である。ただ、定義を突き詰めると果てしないことも分かっておきたい。
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結局は答えはなく、考えることに意味がある。
ジレンマは名前からイメージできるようになんとなくもやもやいらいらするが、何を大事に思うかで人の決断や判断、正義は異なることがよくわかる。つまりは分かり合えることはないと思われる。それでも違いを違うまま存在を認識するのとしないとでは話が違うので、考えることに意味はあるのだろう。証明問題はとんちみたいだけどピタリピタリとはまっていくようで割と好き。
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思考実験という言葉があまり聞き馴染みがなかったので、もし、と考えながら読むことができた。自分が普段からもしこうなったらって想像してたことや、世間の流れ的に言われていることを自分なりに考えてたことなども含まれていたけど、あらためて考えるきっかけになった。
人によって答えのわかれるようなことを考える、そもそも答えはないけど事前に考えておくことで自分の価値、判断基準をはっきりもっておくことは重要だと感じた。
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物事の視点を常に複数持つことが意識できるようにする練習が書いてある本でした。人が思い込みで物事を見たり、経験則で考えてしまっていたりとするが、よく考えてみると別の視点もあることがわかる。また、思考をブラッシュアップさせることもできることがわかる。