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禅に関する本の二冊目。前回読んだ「禅とはなにか」で、太極拳は動禅だという話を読んでから、「禅」とは何を目指しているのかを理解することが、太極拳をやるにあたって何を目指すべきかを探し当てるヒントになるのではないかと思って、この本を読みました。
こんな一説を見つけました。
「身体をととのえ、呼吸をととのえて心が静まり、身も心も仏に任せて、仏の姿をまねて座ってみると、なんとも言われぬ平安に包まれます」
太極拳は単なる踊りではなく、単なる武術でもありません。この一説のように身体をととのえ、呼吸をととのえて、心を落ち着かせることも大きな目的です。
ただ、この本には随所に何かを求めて坐禅をしてはいけない、ということも書いてありました。「悟りをもとめず、ただひたすら行う修行」だそうです。
まだまだ理解は不十分ですが、とりあえず、太極拳はやり続けることで本来の自分を見つめることができるのではないか、ぐらいに考えて、毎日続けていきたいと感じています。
この本は、内容をさらに理解するために、引き続きもう一度読んでみたいと思います。