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今世紀末ごろ?月面に半径500mアルミニウム・ドームに酸素を満たしてつなげたほぼ自給自足の居住施設ができて、観光収入を主な収入源としている。創業者にして“統治官”のフィデリス・グギの偉業。人口は約8000人、出産は地球でないとできない、以前12歳、現在16歳以上でないと移住できない。主人公ジャスミン(ジャズ)はイスラム教徒にして(非ギルド)溶接工の父と、信仰を継がないことと全財産をふっとばしたことで仲違いして家出、今はケチな宅配業をしている。膨大な報酬でデッカイ破壊工作を依頼され/電子マネー社会が目新しい
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「火星の人」アンディ・ウィアー氏2作目。相変わらず軽薄な語り口(だがそれがいい?)月面都市アルテミスでポーターをしている少女ジャズ。EVAマスターになってお金を稼ぐ事を目標に日々生活している。お金持ちのトロンドからの依頼により事件に巻き込まれてしまうが・・・。月面都市の描写はさすがオタクのウィアー氏。ストーリー的には軽すぎる気もするがとりあえず下巻へ。地球のおともだちケルヴィンくんがどう絡んでくるのかお楽しみ。
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月面基地に住んでいることがリアルに感じられる。そうなんだ!の連続。
ただなんだがとっても息苦しい。地球以外で生きるって体が受け付けない感じ。
ストーリーはこれからどうなるのか。
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「火星の人」アンディ・ウィアーの長編第二作。今度の舞台は月面都市。女性主人公の軽妙な語り口が読みやすい(あまり共感はできないが)。精密に設定された都市の描写にリアリティがあって面白く、サスペンスミステリーのような展開に説得力をもたせている。科学知識を駆使したり、機転を利かしてピンチを切り抜けていくスリリングさは前作ゆずり。先が気になって一気に読める。
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火星の人→プロジェクト・ヘイル・メアリーを読んでからのアルテミス。全2作をとても楽しめた身としては、つまらないわけではないのだけど、やや軽めの話にも感じた。とはいえ、いつもながらの豊富な科学知識で、「月に暮らすってこんな感じになるのかぁ」と想像しながら楽しめました。月の砂、怖い。
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翻訳家さんの腕もあり軽妙な台詞回しが楽しい。
イメージはSF版のスレイヤーズな感覚で読めますね。
後編がどうなるかワクワクする。
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読書備忘録642号(上巻)。
★★★☆。
映画オデッセイの原作、「火星の人」の作者。最新作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がめっちゃ面白そうなので、その前に作者の代表作を読んでおこうと手に取った。
今世紀の半ばから後半くらいの時代設定でしょうか。
月に建設された都市アルテミスを舞台にしたサスペンス小説。地球重力の1/6の環境下で繰り広げられるミッションインポッシブルとでも言いましょうか。
主人公の女性ジャズが一人称でひたすら読者に話しかけながら進む文体。う~ん。微妙。訳が悪いのか?原作が悪いのか・・・。
全然感情移入できない。笑
下巻で一気にアゲアゲになるかも知れませんので、ひとまず★3.5で置いときましょう。
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んんん、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」、「火星の人」のアンディ・ウィアーの月を舞台にした作品ときたら期待せずにはいられなかったけど、なんだろうこの“かったるさ”は。主人公のピンチでもユーモアを忘れない軽妙な独白体の文章で進むいつものパターンはそのままだけど、なんともまどろっこしい。ちょっと斜に構えた女の子の独白がそう感じさせるのかしれないが、何も起こらないうちからとにかく話が長すぎる。月で普通に人が暮らして、地球からの観光客を毎週迎えている世界を説明するのに上巻の70%が消費されてる感覚だ。知識を得るのは楽しいけど、それより物語が大事なのにさ。下巻も読むけど、テキトーに読もうかな。
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途中でやめれなくて、金曜の夜に上巻、土曜の夜に下巻を読んで、寝不足と飲み過ぎ。
巻末の謝辞にもあったが、特に女性のセリフが良かった。翻訳者繋がりで、別の作家の本を読んでみたい。
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4月末に予約した図書館の本が6月末時点でまだ手元にありません
予約したとき予約順位1番だっので1人の人が2ヶ月くらい持っているということになります
もう犯罪ですよ!逮捕逮捕!!
もしかしたらやむにやまれずっていう事情があるのかもしれんけど…
いや、やっぱり許せなーい!
『荒れてます』なんちて
さて『アルテミス』です
先日大絶賛した『火星の人』のアンディ・ウィアーの長編第二作だそうで、アンディの軽妙な語り口そのままに舞台を月面に変えて、今度は女性が主人公です
ユーモアに溢れ諦めない心を持ったところは前回同様で好感しかないです
そしてアンディ・ウィアーといえばなんと言っても「おっぱい」ですよね
勘違いしないで頂きたい!おっぱいと言ってもエロい意味でのおっぱいです!(そのままやないか)
これは自分も常々思っていたことで作中まさにアンディも言ってるように女性はおっぱいの持つ力をあまりに軽視しすぎていると思います!
おっぱいほど神聖なものはこの世に存在しないと言っても過言ではありません
母なる大地であり大いなる海であり果てしない空です
宇宙の源です
そんなおっぱいの真の意味に気付かせる『アルテミス』素晴らしい作品です(そんなお話じゃ絶対ないし、おっぱいおっぱいてむしろお前が逮捕や!)
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終盤に一気に物語が動き下巻に続く。
火星の人もヘイル・メアリーも主人公がとにかく明るく前向きなヒーローだったので、読む前に思ってたのと良くも悪くもイメージが違った。
ジャズも前向きは前向きなんだけど。
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上巻では月面都市アルテミスの生活風景(何で成り立ってるとか、貧富の差)がいままでのアンディー・ウィアー節で軽快に描写される。相変わらずの科学的説得力と軽口で楽しくのめり込めました。上巻終盤でよいよ話が盛り上がっていく!
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月のコロニー、アルテミス。そこに6歳の時から住む女性・ジャスミンは運輸の仕事をしていた。時には非合法のものも。そこに富豪からある仕事を頼まれるが、月コロニーをゆるがす大事件に。
筋はジャスミンと仲間の大活躍、といったところなのだが、月コロニーがとても興味深かった。図があり、想像をするのが読んでいて楽しかった。どのくらいの未来なのかはよくわからないが、居住区は500メートルの直径のところに5つのドームがあり、地下にも空間は広がっている。オルドリン、コンラッド、ビーン、シェパード、アームストロングと名付けられ通路でつながっている。シェパードの住むコンラッド・バブルは運輸業とか溶接とか労働者の住む安価な居住区。彼女の部屋は地下だ。カプセルホテルのようで立つことはできず、ベッドに横になるだけ。風呂とトイレは共同。「棺桶」と呼ばれている。片やシェパード・バブルは富裕層のすむ所で、広い部屋だ。オルドリンはいわば行楽地。月への観光客のホテルがありカジノ、ショッピングセンターがあり、月コロニーの大きな収入源になっている。
居住区から40キロのところに「アポロ11ビジターセンター」があり、観光名所となっている。居住区の隣にはアルミニウム精錬所と核反応炉があり、精錬過程で酸素も作られる。
「ARTEMIS]アンディ・ウィアー著 2017
ウィアーは「火星の人」2014)で2016年ジョン・W・キャンベル新人賞受賞。
解説では映画化されるとあるが、映画化予定の記事は検索できるのだが、完成の記事は出てこないのだが・・
https://eiga.com/news/20180729/6/
2017発表
2018.1.25初版 図書館
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低重力や真空状態ならではの科学的な豆知識が、うまくストーリーに取り入れられている
軽妙な語り口と相まってすらすら読める
やや多すぎると感じる登場人物たちが今後どうストーリーに絡んでいくか楽しみになる
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火星の人のアンディ・ウィアーの別作品。
今度は月のお話。
サスペンス?風だけどSF感は前作踏襲してる。
面白い。