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専門知識がなくてもイマジネーションを掻き立てられてワクワクする内容。宇宙の歴史を一週間に例えるのが個人的にはグッときた。読者への呼びかけ部分がややしつこいところが気になった。
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SF・宇宙クラスタにはおなじみJPL、の現役エンジニアが書いた本。
宇宙開発の歴史を技術者側から教えてくれる前半と、現在未来の惑星探査を生命発見の観点から説明してくれる後半。
大変読みやすく構成されていて、入門編〜ちょっと詳しく知りたい向けとしてはすごくいい本だ。
宇宙に興味のある老若男女におすすめ。
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「何か」に取り憑かれて宇宙への道を切り拓いてきた人たち、そして人類の挑戦の物語。壮大な探査の旅はまだ続く。
わかりやすくドラマチックに書かれていて、読み手は特別な知識を必要としない。楽しかった。
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新書だが内容は濃い。ざっくり分けると、前半はロケット開発の歴史としてフォン・ブラウンやアポロを成功に導いた技術者の舞台裏。中盤は地球外生命体の探査。後半が地球の今後の予測や宇宙への植民など未来がどうなるかについて。
ロケット開発史は、コロリョフらのスプートニク1世界初の打ち上げ成功の話が、まるで自分もその場に参加しているかのように情景がよくみえて面白かった。その分、フォン・ブラウンの悔しさも痛いほどわかる。
地球外生命探査は、その探し方というのが、直接生命体と相対するだけではなく、交信やDNA解析などむしろ直接的に視覚するという方法ではなく、見つかるとしたら他の方法だというのは目から鱗だった。何光年先といった宇宙の壮大なスケールの元では、電波すら「遅い」と感じてしまう。
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地球は孤独なのか?
我々を宇宙に駆り立てようとする「何か」を感じるか?
「何か」を強いて言うなら人間のイマジネーション。
AIと人間の違いに、経験則からではなく、好み(価値観)からのアプローチ。
経験則的なアプローチでは、宇宙ロケットを飛ばそうとはならない。この挑戦こそが人間が人間たる所以、という感じで非常にワクワク、読んでてアツくなる。
我々は宇宙を発見した後、どうするのか?
「何か」とは、イマジネーションであるいは支配欲や征服欲、更に言うなら人間の遺伝子に強く組み込まれている「虐殺欲」ではなかろうか、、、
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NASAの研究機関で働く著者が、宇宙の謎や地球外生命体との遭遇といった「夢」を語るもの。単なる空想や未来日記ではなく、事実と検証に基づいた解説がなされており、説得力も十分、とても勉強になる。本書で最も大切にされているのが「イマジネーションの力」。宇宙に思いを馳せるのも、野蛮な人類を顧みるのも、全てこの力のなせるところ。「宇宙」に限らず、豊かな人生を送るにも必要な力である。
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もう今年一番の「当たり」はこれに決定! こんなに感銘を受けワクワクさせられる本はめったにない。
百年、千年、万年の単位で人類の歴史と進化を考えられる「イマジネーション」の力が素晴らしい。
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まさに題名通りの内容。
イマジネーションが果たした役割を軸に宇宙開拓の歴史の解説しているが、改めて書かれるとその偉大さがよく分かる。
今、自分がイマジネーションを駆使しているかと問われるとやや暗い気持ちなるが(苦笑)同時に自分もそれを持っていることを考えると希望が湧いてくる。
まるで本著の題材である宇宙の様に。(大袈裟?)
ロケットの発着の仕組みや、星間航行の説明いった単純な知識の話も面白いけど、終章の人類の可能性を語った部分だけでも読む価値がある。
手塚治虫の火の鳥を読んでいるかの様な深淵かつ謙虚なお話でした。
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著者の方はNASAの研究員(でいいのかな)なのに、詩人のような文章を書く。甘ったるいというわけでなく、感情豊かな文章だ。そういう書き方ができる理系の教授や研究員の方が時々いるけど、単純にすごいことと思える。もちろん内容は宇宙科学の最先端に、気軽に触れられるように、とてもわかりやすく書かれている。重量レンズや銀河インターネットなど、とても興味深い。地球外生命となかなか会えない理由がとにかく納得で、今まで生きてきた中で、もっとも理解しやすく、単純な理由だった。満足。
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死ぬことが恐ろしくないように思えて、もっとこの世界を知りたくなって、想像したくなって、ドキドキが止まらない最高の一冊でした。私の夢が全て詰まっています。こんな人がこの世の中で切磋琢磨しているなんて、同じ日本人なんて、嬉しくてたまりません。私も頑張ります。
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NASAの火星探査ロボット開発者が語る、人類の宇宙への衝動。宇宙時代の夜明け、技術者とアポロ計画、太陽系探査全史、地球外生命探査最前線、我々はどこへ行くのか?
嘘でも虚構でもない、人類が宇宙とどう関わってきたかの事実。
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冒頭の「序」を読んですぐ、この本は面白いだろうなって思いました。
まさしくドストライク。
科学や宇宙のことはよく知らないけど、それでもめちゃくちゃ面白い。
きっとそれは、宇宙を舞台に働いている人たちのせい。
この本の言葉をお借りすると、「何か」を感じ、その「何か」に取り憑かれた人たちのせいです。
彼らが心の底から楽しく、探求心の赴くがままに仕事をしているからなんでしょう。
そんな風に思える一冊です。
僕の一番のお気に入りは、虚空に放たれたラブ・ソング。マジかよ最高だなって思っちゃいました。
おすすめです。
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全ての技術はイマジネーションから生まれた。なぜなら、もし全ての人が今存在するものしか見えなかったら、新技術は決して生まれないからだ。「人が想像できることは、すべて実現できる」
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宇宙に生物はいるのか?そりゃいるよー
地球以外には居ないなんて都合良い話。
それに居るって想像した方が楽しい。
きっと向こうの方が文明も進んでいて
銀河インターネットを使ってメッセージを
送ってきて、量子テレポーテーションで
ある日突然、地球に現れる。こうした
イマジネーションはウィルスの如く、
自己複製し増殖をして人から人へ伝わる
事で困難だった事が実現する。想像出来る
事は実現出来る事だと勇気づけられる1冊。
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よくあるアストロバイオロジーの本かと思いきや、見事に裏切られた。
宇宙開発史の人間模様をひもときながら、最後は根拠のあるロマンを全開させている。
読んでいて、いろいろなワクワクが喚起された。