投稿元:
レビューを見る
鬼といえば赤か青がメジャーで普通なのか。わたしの中では黄色い鬼も普通だったからまずそこに疑問が生まれてしまった。そんなに変か? 確かにツノのは三本もあって形もへんてこで普通ではなかったけれど
主人公はそんな黄色い鬼くん。学校に行って人間のこどもたちに混ざってみるのだけど、変だ変だと言われあまのじゃくな行動をとってしまうきいろおに。悲しいのに笑って、自分を蔑んで…
そんなきいろおには様々な変わった鬼に出会い、あまのじゃくな自分を見つめ直すーー
とっても可愛いきいろおにの物語。
投稿元:
レビューを見る
すごく難しいなぁと思いました。
いろんなできごとがやさしいことばで(多分中学年くらいでも読むのは読めるかも)語られていますが…痛いんです。すごく。自分が大人だからでしょうか?
自分探しは痛みがともなうものなんですね。
高学年か中学生に。
投稿元:
レビューを見る
始めて世間に出てきた「きいろオニ」が、友だち作り、ひいては承認欲求をどうやって上手く満たすかについて悩むお話。易しい言葉でけっこう理屈っぽい話が語られてるけど、世の中には、このお話がストライクゾーンど真ん中!っていう小学生が必ずいると思う。
投稿元:
レビューを見る
黄色い鬼は珍しいのか、知らなかった。
他の人と違うってどういうこと?の一例をわかりやすく紹介するようなお話。
投稿元:
レビューを見る
感想文が書きやすそうな本、なんて思いながら読了(笑)シンプルで、何の飾りもなくダイレクトに、ありのままの自分でも良いんだよ、というのが伝わってくる。すごく分かりやすくて、温かい話だった。
小学生と遊ぶ黄色オニにイラっとしたりもしたけれど、子供に限らず、自分も含めこんな思いを抱えてる人はたくさんいるんだろうな、とも思った。親子で一緒に読めたら素敵な時間が持てるんじゃないかな、と感じました。
優しくて易しいお話だから、低学年の子どもにも自信をもって提示できる。イラストの可愛さや、文章量、横書きであることも含め、薦めやすい1冊だと思った。絵本しか読まない子でも手に取ってくれるかも。
投稿元:
レビューを見る
仲間にしてもらいたくて、わざとふざけたことをして笑いを取る、必死に自分を押し殺すきいろオニの姿が、読んでいていたたまれません。
けど、自分にも思い当たる節がある。
それに、娘が幼稚園、小学校と進んで行くにつれ、こんな悩みを抱えてしまうときが来るかもしれない。と思いながら読みました。
無理しなくても、自分を押し殺さなくてもいいんだよ。人に好かれるために、我慢してまで嫌なことをしなくていいんだよ。
ということを伝える一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
なかよしだったやまんば一家がひっこしてしまってからひとりぼっちでたいくつで、山をおりて人間のすむ町に行くことにしたきいろいオニ。
学校でみんなのなかまになりたくて、必死にふるまう姿は、いわゆる「いじられキャラ」の子を思い浮かべ、つらい気持ちになります。
大人より、子どもの方が素直に読めるかも。
中学年におすすめ。
投稿元:
レビューを見る
色々なオニが色々な色のオニ、いろんな性格、
自分は自分、一人一人違ってみんな良いって思える本だった。