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<収録作品>
休日のガンマン、定年退食、権敷無妾付き、ミラクルマン
ノスタル爺、コロリころげた木の根っ子、間引き
箱舟はいっぱい、アン子 大いに怒る、やすらぎの館
ポストの中の明日、どことなくなんとなく、ボクラ共和国
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エスパー魔美に多くの設定を引き継いだ「アン子 大いに怒る」を収録。「コロリころげた木の根っ子」の怖さも特筆すべきものがある。
そして、この頃のF先生の絵は神がかっている。
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F先生は映画好きなんだなー。
「休日の西部劇」
擬似西部劇テーマパーク。
「定年退職」「ノスタル爺」と、嫌が応うにもノスタルジーに浸ってしまう作品がすきだ。どこか羨ましく感じたりもする。
「コロリころげた木の根っ子」「間引き」「方舟はいっぱい」のような今立っている足元がグラついたように感じさせる話も印象的。
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SF短編集が出版された、1970前後の頃、売れ行きはさっぱりだったそうである。ドラえもんは売れ行きが伸びているのに、時間をかけてリサーチして作っているSFはまるで売れない。しかし、名作は永い年月の間にもしっかりと残るものなのだと思う。今こうして、全112話のSF短編は装丁を変えて新たに世に出され、読者に感動を与えている。物語の作り手としてこれ以上の喜びはないのではないかと思う。
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著者、藤子・F・不二雄さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。
---引用開始
藤子・F・不二雄(ふじこ エフ ふじお、1933年〈昭和8年〉12月1日 - 1996年〈平成8年〉9月23日)は、日本の漫画家。富山県高岡市定塚町出身。富山県立高岡工芸高等学校電気科卒業。本名は藤本 弘(ふじもと ひろし)。
---引用終了
で、本作には次の13話が、収録されている。
▼第1話/休日のガンマン
▼第2話/定年退食
▼第3話/権敷無妾付き
▼第4話/ミラクルマン
▼第5話/ノスタル爺
▼第6話/コロリころげた木の根っ子
▼第7話/間引き
▼第8話/箱舟はいっぱい
▼第9話/アン子 大いに怒る
▼第10話/やすらぎの館
▼第11話/ポストの中の明日
▼第12話/どことなくなんとなく
▼第13話/ボクラ共和国
この中の、第2話・定年退食の内容は、次のとおり。
---引用開始
74歳になる男は節食したり、車を使わず歩いて移動したりと健康に気を使っている。“二次定年特別延長申し込み”の日に区役所に向かった男は、友人の吹山から「申込書の登録ナンバーのところにツメで印をつけると当たる」と聞き、吹山の言うとおりに印をつけた。しかし、男は当選しなかった。さらに、首相から「73歳以上のかたがたは本日をもって定員カードの効力を失うものとし、年金、食糧、医療その他一切の国家による保障を打ち切る」と発表され……
---引用終了
そして、この定年退食は、ドラマ化されており、私がテレビで観たのは、加藤茶さんが主役の74歳の男を演じているNHKの15分位のドラマ。