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関西の大店のおかみさんの一代記。
読み終わって、仕切りばばあのような女主人公には
好感を持てませんでした。
いつも主人公にいらん事してからむ大川屋の
旦那は、いいやつと思えました。
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朝ドラになりそうな題材だなと思った。高島屋を発展させた女主人をモデルにした明治おんな繁盛記。するする読めて楽しかったけれど、もう少しじっくり描いて欲しいと思う所が多々あった。
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創生期の高島屋をモデルにした小説。明治期の女性が家業を維持発展させるために奮闘した姿を描く。
日本の百貨店の創生期を知ることができる小説だ。ものを売るだけでなく、文化を海外に知らしめそれを商売につなげていくというアイディアを明治時代に成し、百貨店という形態の楚を築いた。
馴染み深い百貨店、また京都を舞台にストーリーは展開していき、日本の近代化の一端を身近に感じることができる物語だ。
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玉岡かおるさんはこちらのご出身
だから地元のヒロインが多く大好きだ
文も読みやすい
京都が舞台、大阪、神戸
高島屋創業期
ただ売るだけでなく文化を広めようと
奮闘する女性 みやび
≪ 包装紙 想いを込めた 薔薇の花 ≫
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高島屋を今のような百貨店のイメージで花開かせる礎を築いたガガはん.いろんな困難にも明るく立ち向かっていくところが,伸びていく明治の時代と重なって、生き生きと描かれています.最後,かわいそうな姪の忘れ形見の成長を知って,本当に良かったと涙しました.
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呉服屋から大きく成長していく高倉屋の御寮人さん・ががはんの一代記。古希を迎える御寮人さんが昔語りをする形で話が進む。ガガガ!と突き進むががはん。明治初期の京都の雰囲気がわかって面白かった。高島屋をモデルにしているそうで、薔薇の花の由来も書かれていた。今までより高島屋に親しみを持てそう!
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初読。図書館。玉岡さんが歴史上の女性を主人公に描く小説はたくさんあるけど、これは史実とフィクションのバランスとその境界が溶け合ったような絡み具合がとてもよい。史実に縛られ過ぎて小説の面白さが欠けたり、小説の面白さを求めすぎてかえって本当が嘘くさく感じたりと、難しいのだ。激変する時代の息吹を感じながら、登場人物たちの浮き沈みに心揺さぶられた。映像化はしやすいやろけど、生半可な女優には”ががはん”は務まりまへんで。