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あらすじからは予想外で、読んでから表紙みたら、確かに足に毛が生えてました。個人的に獣姦はダメです。前にもあったなあって思ってたら、同じ作者さんでした。
ヒーローのユーリは興奮すると獣化して、もっと興奮すると完全に獣になっちゃいます。皇女のアレクシアは闘技場でユーリに一目惚れした挙げ句に、奴隷に化けてユーリに会いに行って、半獣の彼といちゃいちゃ。この時点で微妙。
義兄の皇帝にばれて、牢屋に入れられてもいちゃいちゃ。っていうか、二重檻で顔を寄せ合うことができないのに、がんばってしてる二人の姿を想像すると、なんだか笑っちゃったのは私だけ?(檻の両側から顔を檻に押しつけて、舌だけでキスとかって、端から見たらかなり不細工な顔してると思うのだけど・・・)
檻に入ってる状態でするってときは、一重檻にして欲しいって思いました。
完全にユーリが獣になっている状態でもがんばる皇女様の姿は私的には本当にアウトです。愛があれば!っていうものじゃないと思う。
ただ、そんな風に途中でちょっと嫌気がさしちゃったのに、死んだはずの父上様と再会したあたりからまた持ち直して、ラストはハッピーエンドで終わったって思ったのは不思議。なんでだろ?
人に戻ってもう獣化しなければ、万事うまくいくんじゃないかなって思ったユーリが最後にまた獣化しちゃったときもこれ必要?って思いましたけど、王様になるんだったら、能力がなくなってたらダメってことなんでしょうね。