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発掘をテーマにしたライトなミステリーだった。伏線の張り方があからさますぎる感じがあって、謎解き感はあまりない。
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一応は「ユーモアミステリ」のくくりか。
タイトル通り、遺跡発掘にからむ「事件」を
女子大生の主人公とその「周辺人物」が解決する
連作短編集である。
主人公は、貧乏で常に腹を減らしており、
日常的に周囲の人間に「たかって」いる...とか、
人当たりが良すぎて「押しが弱い」教授だとか、
気は優しくて力持ち、教授ラブの「先輩」とか、
役立たずのお姫様キャラの同級生だとか...登場人物は
それなりに面白くなりそうなラインナップ。
が。
何というか、「面白くしようとして、独りよがりに
空回りしている」印象なのよね、文章が(^ ^;
言葉遣いは軽いし、テンポも悪いわけではないが、
何か「分かりにくい」んだよな〜...(^ ^;
連作の最後に、それまでの「事件」が伏線となり、
一つに収束されていく辺りも悪くないと思うが...
何か今イチ「入ってこない」感じで(^ ^;
一つには、キャラが薄っぺら過ぎるんだろうな、と(^ ^;
この本に「書かれていない生活」というものが、
全くリアリティを持って感じられない(^ ^;
例えば...ですが...
ひたすら「縁の下の力持ち」的役割に徹している先輩。
その先輩が、家に一人でいる時の様子が浮かばない。
洗濯はどのくらいの頻度でしてるのか、
部屋着はどんな感じか、自炊派か外食派か、
そのマッチョな肉体をキープするために
どんなトレーニングをしているのか....
そういう「リアリティ」が全く感じられない
登場人物ばかりが揃っているので、
全体に薄っぺらい印象になるのではないかと(^ ^;
キャラが薄っぺらいので、複数で会話するシーンでは
誰がどのセリフを言っているのか、時々見失う。
それが、上述した「読みにくさ」の原因か。
基本的には面白いテーマだし、着眼点も悪くない。
今後に期待、ということで、一つ(^ ^
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うーん、好みとしては『薬屋の~』のほうが断然上だな。灯里も日比野も、キャラはなかなかいい性格してる。ただ、古賀先輩の体形がゴリラのようなガタイという割に、表紙絵はシュッとしてるような…。
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大学の人文学部で考古学の教授の研究室で学んでいる女子大生の灯里が主人公。
ただ、この灯里に色々設定盛りすぎな感じ。
悲惨な家庭環境で、大学と学部の選ぶ基準がお金の問題で、
低予算のアパートに殆ど家財道具もない状態で住み、食事はもっぱら野草やら農学部の菜園の野菜やらなんやらととにかく貧乏なのを前面に出している。
そして何かと自分の生い立ちを絡めてくるし、発掘現場に行けばとにかく何かを掘り当てる。 大概それが事件の発端になるわけだが。
研究室の先輩の古賀をゴリラ呼ばわりしている割に、どう見ても気があるようなそぶりばかりしているし、下手すりゃ胸を揉ませるのも構わないぐらいの勢いなのだが、彼女の態度下手すりゃ男を誘っているようにも取れるんだよなぁ。
これが彼女の同世代の男性に対しての平常なのか古賀に対してだけなのか同研究室の同世代の男性がほとんど出てこないので分かりにくい。
食べること以外においては常に一歩引いてみているので、普段のしゃべり方から何から実はすべて計算ずくで行動しているものすごく腹黒なキャラなのかなと。
九州の大学が舞台なので地元のおいしい食べ物などのローカルネタや多分遺跡発掘に伴うあるあるネタがかなりはいっているんだろう感じはある。
けど、灯里本人にそれ程考古学や発掘に関しての情熱があるわけではなく、なんつーか話全体的に盛り上がりに欠けるし謎解きはさして面白くもないしキャラに共感しにくいしものすごくお勧めしたいってはならないなぁ。
そうはいっても、遺跡発掘って珍しいので次の巻もいずれは読もうと思っている。
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ホームセンターにはワクワクする側の人間です。
サクサク読めるライトミステリ。直感派で食以外にさほど興味がない故に鋭い(時もある)主人公と、知識と理論派の先輩のコンビもいい感じで、教授や周囲の人物含め、空気感に分野は違えど学生時代が懐かしくなった。
灯里の言葉遣いは確かに癖があるけど、「人文学部が柄じゃない」「ジャージ」に「ポニーテール」ときて体育会系のイメージで、さほど気にならなかったな。まぁその辺は好みなので、購入を迷う方は書店でパラっとめくってみるといいかもしれない。
続編も購入予定。続きが楽しみ。
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ライトなミステリー、になるのかな。
謎解きのプロセスが時割スキップする感じが
するのはたぶん読み飛ばしているせいかと。
とりあえず既刊分は読んでみようかと。
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考古学を専攻にしている灯里は、雑草を主食にするほど極貧生活を送っていた。同じ研究室の隠れ甘党+西枝教授にリスペクトしまくりの古賀先輩や、貧乏くじを引きやすい西枝教授など、個性的なメンバーばかりの西枝研究室。そんな個性的なメンバーの中でも灯里は、発掘現場で度々妙な物を掘り当てる事が多くて…
考古学×ライトミステリーの掛け合わせがテンポ良くてあっと言う間に読了でした。灯里と古賀先輩の恋愛期待してましたが、全くそんな雰囲気もなくて、次巻に期待です。
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考古学+ミステリだけども、軽めでサクッといけます
関西在住なので九州の遺跡にはあまり詳しくなく
入門としてもいい感じです
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考古学専攻の極貧学生の田中灯里はなぜか当たりが良くて様々なモノを掘り当てる
時に貴重なもの
時に遺骨ではなく遺体などやっかいなもの
そんな灯里と教授大好き190cmの古賀先輩が突っ込み合いながら謎解きに挑む話です
短編連作になっていてさらっと読めます
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薬屋が大好きなので、こちらも読んでみた。舞台も雰囲気も違うけど、主人公のふてぶてしさはにたものを感じる
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母子家庭で高校生の弟と小学生の妹
奨学金で大学に来ている田中灯里は苦学生なのだが
日常食生活を全て野草に頼るだけあり隙あればカロ
リーを先輩や教授のおごりで得ようとする
「~っすよ」的な言葉使いで軽いのだが、本人の資
質なのかしたたかに生き抜くために得た能力なのか
観察眼と推理力に恵まれ、日常の謎や犯罪行為があ
ればチャチャッと解決してしまう異能の存在
何処か馴染みがあるとおもっていたら、薬屋のひと
りごとという漫画の原作者さんでした(´・ω・`)
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考古学や福岡が舞台っていうのがライト文芸で珍しいのと、著者が日向夏なので読んでみた。
うーん、登場人物(特に主人公)に入り込めないのが読みにくいかなぁ。恋愛要素も薄いし、かといって考古学の知識が凄く増えるかというとそうでもないし。ミステリー仕立てで、章ごとに軽く謎が解けていき、最後に繋がる感じなのは良かったです。
とりあえず図書館で借りて読めるので続きも読む予定。
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キャラクターの性格が上辺だけしか感じ取れないような部分はあったが、軽い文体と流れがコミカルな雰囲気を出していてい面白かった。
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「薬屋の方だ〜!」と思い、読みました。
考古学専攻の主人公が色々なもの( 貴重なものや白骨遺体 )を掘り出してしまうというミステリーです。短編式でテンポよく進みます。最近考古学×ミステリをよく見る気がします。
ただ、バリバリ推理して解決すると言うより、なんとなーく解決したね〜みたいなノリでした( 褒めてます )
主人公の話し方に違和感があり、中々慣れないの以外は楽しかったです。可愛いし、嫌いでは無いのだけれど「〜っす」が必ず語尾につくのは何となく慣れなくて…( °-° )
先輩も表紙の絵を見る限り筋肉質では無いしゴリラには見えないのですが、作中ではゴリラ似を激推しという。でもめっちゃ甘党なのは可愛かったです。
さすがキャラクター小説。
そして主人公は貧乏な苦学生なので雑草を食べていたりするのですが、タンポポを食べられることを初めて知りました。土筆しか知らなかった…。美味しいのか気になってしまう。
他にも考古学の知識も散りばめられていて、難しくないのにとても勉強になりました。
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遺跡発掘は簡単にいくものではないんですね!
それでも、何かしら引いてしまう灯里ちゃんが凄すぎます!
遺物なりそれ以外なり……
灯里ちゃんの背景がかなり暗すぎます……
ちょいちょい出てくる物騒ワードが…
古賀先輩じゃないですが、そんな簡単に出さないで!って思います。
灯里ちゃんの背景も気になりますが……
古賀先輩の甘党ぶりと教授LOVEぶりが気になりすぎて……!
先輩とスイーツブッフェ行ったら、絶対に胸焼けしそう……
見た目と中身のギャップよ!
卑弥呼が何処に埋葬されているか、邪馬台国は何処にあるかは永遠に終わらない論争ですよね!
因みに私は邪馬台国九州説派です!