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みんなのレビュー99件

みんなの評価4.3

評価内訳

99 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

凄い本。

2019/10/22 03:16

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Fortheseventhgeneration - この投稿者のレビュー一覧を見る

運動すると脳細胞が活性化して集中力や記憶力、創造力、ストレスに対する抵抗力が高まり、思考の速度が上がり、平常心を取り戻すことができる。
扁桃体は生存に欠かせない警報システム。その反応でコルチゾールの血中濃度が上がると扁桃体がさらに興奮する。ストレスがさらにストレスを呼ぶ悪循環である。体内にはストレス反応を緩和して、興奮やパニックを防ぐブレーキペダルがあり、その一つが海馬だ。扁桃体がアクセルを、海馬がブレーキである。
海馬細胞は過度のコルチゾールにさらされると死んでしまうため、慢性的にコルチゾールが分泌されると海馬は萎縮する。アクセルである扁桃体は海馬が萎縮してブレーキが利かなくなると暴走を始める。ストレスがストレスを生むという悪循環だ。長期的なストレスによって脳が損傷を受けるのは、この悪循環によるものだ。
前頭葉もストレス反応を抑制している。前頭葉もやはりストレスによって萎縮する。極度の心配性に人は前頭葉の各部位が小さい。
定期的に運動を続けているとストレスを抱えていても、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。ストレスに対する反応は、身体が運動によって鍛えられるにしたがって徐々に抑えられていく。

前頭葉や前頭前皮質など、ストレスを抑える脳の部位は25歳くらいになるまで完成しない。扁桃体は17歳でほぼ完成する。思春期の子供達が感情の起伏が激しく、衝動的で、いつも何かしら悩み事を抱えているのも無理はない。

運動は抗うつ剤よりも強力である。うつ病の症状を最終的に取り除いてくれるものは、主に大脳皮質や海馬で作られるBDNFというタンパク質だ。BDNFは、脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないように保護している。新たに生まれた細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促す。脳細胞間のつながりを強化し、学習や記憶の力を高めている。さらには脳の可塑性を促して細胞の老化を遅らせる働きもしている。この他にも挙げればきりがないほどメリットがある。
うつ病の人はBDNFの分泌量が低い。運動することによってBDNFが生成され、そのBDNFが脳細胞新生を促して数々のメリットがもたらされるのだ。

BDNFの生成量が最も多かったのは、記憶の中枢である海馬である。運動以上に記憶力を高められるものはないといえる。
1秒で約10万個の脳細胞が失われている。脳そのものは毎年0・5〜1%ずつ縮んでいく。海馬は1年で約1%ずつ小さくなっている。
軽い運動のグループの海馬は1年で1・4%縮んでいた。持久系のトレーニングを行ったグループは海馬が成長して1年で2%ほど大きくなっていた。BDNFが海馬の成長を促したと考えられる。
歩きながら単語を暗記すると覚えられる単語が20%増える。
海馬でBDNFが増えることで、短期記憶は長期記憶の貯蔵庫に転送されやすくなる。ピアノを弾くときには、運動してから練習すれば上手に弾けるだろう。学びたいと思うどんな技術でも、事前に運動をすれば、BDNF分泌の恩恵を受けて、学んだことが長期記憶になる段階でしっかり固定される。つまり脳の細胞同士のつながりが強くなって、離れにくくなる。覚えたいことが言葉であれ動作であれ、その恩恵を受ける。
身体を活発に動かせば、脳細胞の新生は2倍に増える。
2万人の70〜80歳の女性を対象に20年以上にわたる調査によると定期的に運動している女性は、座っている時間が長い女性よりも過去の出来事をよく覚えていた。集中力や注意力も運動している人の方が上まわり、知的な能力が生物学的におおむね3年若返っている。
毎日、意図的に歩くと認知症の発症率を40%減らせる。

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2018/03/09 23:16

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2018/03/11 09:49

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2021/12/16 15:43

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2018/05/23 18:29

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2018/06/16 10:46

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2018/07/31 18:43

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2018/07/30 08:18

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2018/08/31 20:07

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2018/09/11 09:39

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2018/09/17 00:08

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2018/11/03 18:19

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