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主人公の定年退職した後の揺れ動く姿に、考えすぎじゃない?とか、納得したり...社会的に成仏できてないがために、新しいステージに挑戦し思いもかけない展開を迎える事になります。私は、平穏無事がいいなあと思っているのですが、高齢化社会、家族単位で見るとどんな変化が待ち受けているのやら...受け入れるだけの器を持った人間になりたいと思いました。
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(2018.07.08読了)
定年退職した男性の物語です。
後半から終盤が良かった。
田舎のお母さんの言葉には思わず涙が出ました。
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定年はまだまだ先だけど、色々と働くこと、生きること、夫婦のあり方について考えさせられた。
日々の暮らしに追われていることは実は贅沢なのかもしれない。
終盤の娘の意見がなかなか鋭いと思った。
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「定年って生前葬だな」、冒頭のこのひと言はインパクト強烈で、面白そうだと期待して映画版を観に行ったものの、ちっとも乗れずに帰ってきたのが3カ月前のこと。原作本を買ったという友人から借りました。原作にほぼ忠実な映画版と同じ感想で、私はやはり乗れませんでした。
東大を卒業して銀行に入社し、エリートコースまっしぐらなはずが脱落。子会社で定年を迎え、老後は妻とゆっくりと勝手に夢を描いていたら、妻からは相手にされず。暇を持て余して「大学院にでも」と考えるところがもう大学院に失礼。と思ったら、青年実業家から会社の顧問にと言われて舞い上がり、挙げ句の果てに、妻の忠告を無視してその会社の代表取締役社長にという話まで受けてしまう。不倫できるかもと胸をときめかせるくだりはかなりイタくてドン引き。
まったく乗れなかったわけですが、これほどイライラさせられるということは、リアルにいそうなオッサン、ありそうな状況だからなのでしょう。500頁超でも講談社文庫のこと、文字も大きくて読みやすい。イライラしながらも数時間で読めます。これ以上時間がかかると神経に障る(笑)。
世の中こんなプライド高すぎで妄想を抱くオッサンばかりだと嫌だなぁ。
映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/4aa62327bc93e969bf83a79d09f6c304
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自分はどっちだろう。
「終わった人」になった時、
悠々自適に老後を楽しめるのか。
はたまた、主人公の様に
もっと仕事をしたい、
能力を生かしたいと渇望するのだろうか。
そもそも、自分は自営業なので
「終われない」気もするが。。
筆者の言う様に
「終わった人」としての
着地点は大差ないのかもしれない。
定年と言われる年齢までまだ先だが、
主人公とともに色々と考えさせられた。
その時が近づいたら、改めて再読してみよう。
時々出てくる、カンパリや、
ブッカーズなどのお酒に
「おっ」と反応してしまうのは職業病(笑)
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サクサク読みすすめてしまったが、自分も歳を重ねて、いつか仕事を辞めたら、こんなにあがき苦しむのだろうか……だんだん読んでて辛くなってきますな。
素敵な老後って、一体どんなものなのだろう。
まだまだ先と思っていても、何だかんだであっという間に来る気もします。
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岩手県屈指の進学校から東大法学部に入学した田代壮介はメガバンクに就職し順調に出世の道を歩むが、役員にもなれず49歳で社員30人の子会社への出向をさせられる。その子会社で63歳を迎え、専務取締役としてサラリーマン人生を終え定年を迎えた。40年にわたるサラリーマン人生を終え、「終わった人」として悠々自適の生活をおくるはずだったが、IT企業の社長からの誘いで顧問として現役生活に復帰する。
ところが社長の突然の死で、その職を引き継ぐことになる。順調に会社経営を進めていたが、ミャンマーの取引先企業の倒産により3億円が回収できなくなり、老後の備えとして貯めていた個人資産の九千万円が水の泡となって夫婦生活も破綻の危機に。
職場と墓場の間に刺激的なことのある人生こそが面白いと思っていた主人公であったが・・・
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映画では舘さんと黒木さんなので,それで描きながら読みました。
9000万も持ち出しなんて,
そんな終わりか・・・・
まだ二人とも元気だからね,この終わりなんでしょうが,
もっともっと終わった時はどうなるんでしょうか。
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面白かった
ふつうに
定年は生前葬
そうかも
えがかれているキャラクターがちょっとうすっぺらく感じた
長女とか分かりすぎ
≪ エリートも 終わった人は みな同じ ≫
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定年後にこんな波乱万丈があるのかなぁと思うが、これは小説だから仕方ない。作者は定年後の生活をかなり取材したと思うが体験者としては、ちょっとおおげさでステレオタイプと思う。
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働いているときは「リタイアしたらこんなことがしたい」とさまざまな妄想が膨らむが、実際にその時になったら時間を持て余してしまうのだろう。
社会で活躍した人がリタイアした時の気持ちがわかった。
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自分自身も定年後の人生設計を考え始めないといけない年齢になったため、気になって購入。昔と違って定年しても体は元気だし、かといって遊びまわるだけのお金はないし、どうやってそこから充実した人生を歩んでいくのかは難しいテーマだと思った。
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大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。日本中で大反響を巻き起こした大ヒット「定年」小説!(e-honより)
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話題の映画になったのに、見る事もなく、やっと本を読んだ次第である。
定年小説なんて、、、帯に書かれていて、、、今までこういう風に言われた小説は無かったであろう。
まだまだ働き盛りで、定年を迎えた男の波乱万丈である。
ほんの少しだけ、浮気心も、妄想もあり、面白く読み進んだ。
嫁いだ娘のシビアな指摘も 凄い!
何でも、言える親子関係である。
そして、石川啄木、宮沢賢治、、、の話もその時々に、挿入されていて、勉強になった。
卒婚という又新しい、人生の形も、、、、
大きな会社の名刺の肩書が、無くなった時に、自分自身の価値が、会社のバックがあっての、評価か?と、、、、と、問いかけているように思える。
妻 千草も、自分の店を開店したのだが、、、、後何年、丈夫で、店を切り盛りできるか?とも、、、、
これから、人生100年時代、60歳、65歳定年時代が、終わるかもしれない。
年金破たんに、持病なども、視野に入れないと、老後は、またまた大変な時代へと突入するだろうと、思う。
その時は、「定年小説」でなくて、何小説になるのだろう。(笑)
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少し驚いたのは、作者は女性?だったのか。
主人公はイカした男性だったので、つい60代の男性が書いているものだとばかり思いながら読んでいた。
いつの日にか映画は見ていて、本屋を巡っていてタイトルに惹かれた本だが、すぐに記憶からイメージが引き出された。
私も活気溢れるサラリーマンではあるが、仕事中心にしてはダメだなと思いつつ、どうしても仕事が楽しい。
でも、世の中からはいつか本位に依らずに追い出されてしまう日がきてしまう。世のルールなので仕方ないが、それを抗うこともまた体力がいる。
今や社会が絶対守ってくれるなんてことはなくて、自分でなんとかするしかないような動きを取って行かないと、予期せぬときに対応できなくなる。
それを頭でわかってはいつつも、どうしたもんかと考えながら1日1日が過ぎている。僕は今そんな状況です。