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オーウェルが描いた監視社会、1984年、中国的な特色ある社会主義、ビックブラザー、習近平を領袖とする中国共産党、
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直近の中国情勢の本であるが、本書の切れ味の鋭さと深さには驚く。
もっとも中南海の奥深くのことなど確認の術もないが、漏れ伝わってくる噂話と整合する本書の内容には説得力がある。実に興味深い。
しかし、中国はさすが「三国志」の国だけあって政治風景が凄まじい。日本の「モリカケ」ものどかに見えてしまう。
日本は今後、この経済規模では現状でも2.5倍、政治では遥かに激烈な国と隣り合って生きていくのかと思うと嘆息する思いを持った。
2018年6月11日 読了。
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本文よりも、「おわりに」で書かれてあることに恐ろしさを感じた。
個人データを国家が完璧に管理している驚愕の現実。
オーウェルが描いた完全な監視社会は1984年ではなく、医大な「ビックブラザー」は習近平を領袖とする2018年の中国共産党というとこ。
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2012年の総書記就任以降、2035年をゴールとした習近平の思惑と、毛沢東時代から続く権力闘争が今もなお継続している中国共産党内部の実態を暴きつつ、対米国・北朝鮮・台湾・日本との国際関係に関しての、2017年までの軌跡を紹介。