投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ロジカルツリーとエレベーターピッチを混ぜた非常にわかりやすい実践書である。まず他人は人の話なんか聞いていない。そして聞いていても、特に聴衆が大勢の場合、自分に関係しているとは思わないものだ。1分でズバッと伝えて聴く者の心へ働きかけてアクションに変える、難しいがシンプルな原則がこの本に書かれている。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ビジネスプレゼンを題材に扱っているが、全て教育現場での応用が可能。というか、教師に欠落している意識と技術が詰まっているように感じた。教師が社会経験をせずに現場就任になるのは、やはりある程度弊害はあって、時間に身を任せてきただけの人間は、身につけるべき技術も知識もなあなあになってしまう。それでも教師として働き続けられる。短く伝えよ。ズバリと答えよ。根拠を明らかにせよ。つまりと例えばの間を往復せよ。そういった力を子どもにもつけてあげたい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この本は、相手を動かす力について説明している。
相手を動かすためには「結論→根拠→具体例」のピラミッドを意識しなければならない。
とにかく、相手に動いてもらうというゴールに向けて、出来る事を全てやろうというのが、著者が最も伝えたい事のように感じられた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
話し方に悩む人は読んでみる価値があるが、体系的にどのような点が自らの話し方に活用されていて、そもそもどのような背景から当該の点を意識/活用すべきであったか、は振り返ると思い出せなかったりする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
プレゼンや会議の資料でなく、交渉のソフトスキルを得るのに良いと思う。特に新卒。それなりのキャリアならば、マーケティングとは組織改革である、等の方が良いと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
プレゼンを普段しやきゃいけなかったり、そういう機会がある人にはすごくわかりやすい内容だった。でも、わたしは今そういう機会がほとんどなく今後もプレゼンとかはないと思うから、頭に入ってきにくかった。
情報をなるべく少なくして、結論から伝えることは入社してから意識したいと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
話が「てっぺんのないピラミッド」になってないか。
ゴールは何か、人を動かしてなんぼ。
超一言を入れる。リトルホンダを作る。
結論ー根拠ー事実、のピラミッドで話を構成。
上司とは対話で作り上げる。
プレゼンには割と自信があったが、人を動かす意識が弱く、
所々で自己満足に終わっていたかも。
そもそも何かやりたい気持ちがなければプレゼンの必要はない
ってのは言われてみたらその通り。
ツッコミどころをを敢えて入れるテクは、、いつかやってみたい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
売れているようですが、書かれている中身は非常に基本的な事で目新しさはありませんでした。
でもわかりやすい文章なので読みやすかったです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本書は常に手元に置いておきたい一冊である。
自分はまさに自信のなさを隠すために、ダラダラと話してしまい、何を言いたいのか分からないとよく言われてしまう。
まずは、誰にどう動いて欲しいのかをしっかりとイメージしたうえで、結論と根拠と具体例のピラミッドを作り、熱意をもってプレゼンすることを心がけたい。
主張する「主観の自分」と、全体を俯瞰する「客観の自分」を使い分ける意識、これをやるにはプレゼン中も常に冷静でいることが重要であり、そのためには当然ながら自信を持ってプレゼンをできるように事前の練習が欠かせない。
上司との間でも、常にピラミッドを意識し、自分のピラミッドを伝えた上で、上司との対話から上司のピラミッドを作り上げ、ピラミッドを重ねて一つのピラミッドを作り上げていくイメージで接することが重要。
・ストーリーを考えようとするなら「何が大事なのか」、そして「どうしたら相手に伝わるのか」をきちんと考えることが必要になります。だからこそ1分でも伝わるような凝縮した言葉になるのです。
・自分の話を聞いてほしいなら、まず「みんな人の話を聞いていない」ということからスタートしてきしいのです。
・チームの力を最大限活かすためには、自分の主張を相手にしっかり伝え、理解してもらい、動いてもらうカ、すなわち「プレゼンカ」が必要です。私が言うプレゼンカとは、人前で発表するスキルでも、話すスキルでもありません。人に「動いてもらう」力です。
・「1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない」逆にいえぱ、「どんな話でも「1分で伝えることはできる」
・伝える側自身に情熱がなければ、他人に対して何度説明したところで動いてくれるわけはありません。
・人に何かを伝える際、「そもそも何のために自分はここにいるのか?何のためにプレゼンするのか?」ということを明確に意識しながら、できていますか?なぜ意識しなければいけないかというと、それは、「聞き手を動かすため」です。聞き手は、あなたが望んでいるところにまだいません。だから、伝えること、プレゼンすることが必要なのです。言葉を使って、あなたが望むゴールに、聞き手を動かしていく。これが大事なのです。
・「何のためにプレゼンするのか」を言語化してみると、ほとんどの場合、「(どこで)誰に、何を、どうしてもらいたい」という構造になっています。カギは「誰に」です。相手がいるわけです。プレゼンテーションは人に何かを伝えて、理解してもらうか、動いてもらうかを目指してやるわけですから、当たり前です。そして、この「相手が誰か」をイメージしながらプレゼンを作っていきます。これは、「誰に」伝えるものなのか、相手は何を考えているのかについて考えます。
具体的には、
・どういう立場にいるのか
・どんなことに興味があるのか
・どんなことをこのプレゼンに求めているのか
・専門的な要素についてどのくらい理解できるか
・何をどんな風に言うとネガティブな反応をするのか
といったことです。
・「ゴールは何か」を言語化するために、具体的には
・聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
・聞き手が賛成してくれたらいいのか
・聞き手に動いてもらう必要があるのか
というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決めるのです。
・そもそも、「理解してもらう」というゴールがおかしいのです。伝える側が、聞き手に、「理解したうえで、どうしてほしい」のか、君が動くのか私が動くのか、どうすればいいのか、ということを、必ず考えなくてはならないのです。
・「結論」については間違ってとらえている方も多いように思います。これについて、大前研一さんが「考えるとは、知識と情報を加工して、結論を出すことだ」とどこかで書かれていたのを読んだ記憶があります。「考える」とは、「自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを加工しながら、結論を導き出すこと」なのです。
・「これが結論です」「理由はAでBでCだからです」「わかった、了解」これだけです。
「1分で考えよ」の根幹はここにあります。まず伝えようとすることの骨組み、つまり、結論と根拠のセットを構築します。これができれば驚くほど説得力を増す伝え方ができます。そのキーワードはこちら。「ピラミッドでロジカルにストーリーを考えよう」。
・最初に「結論は何か?」「相手をどこに動かしたいのか?」と明確に決めずに話し始めて迷走したり、資料を作り始めて、「結局、何?」というような資料になってしまうことがあるんです。
そして準備を始める段階ではしっかり結論を明確にしていたとしても、準備しているうちに、あれやこれや言いたいことが出てきて、それを加えているうちに、何だかよくわからないストーリーになっていくこともあります。完壁にしようと頑張るうちに、そもそもの結論が見えにくくなってくるわけです。
また、これは日本人に特徴的かもしれませんが、結論を明確にすることで、その結論に反対の立場をとる人が傷つかないだろうかと考えたり、自信がないところを突つ込まれたらいやだから、ちよっとぼやかしておくかとか、余計なことを考えてしまいがちです。すると、どんどん何が結論なのか、賛成なのか反対なのかわからなくなってきます。
・結論を出していくためには、「自分に問いを立ててみる」のがよいと思います。まずはピラミッドの下にある「根拠」を並べて、「だから何?」と問うてみる。そして出てきた「答え」に対して「ファイナルアンサー?」「本当か?」と問うてみましょう。
・「考える」というのは、結論を出す行為だと申し上げました。人間の頭はそう賢くはないですから、頭をなんとなく動かしていると、いっまでたっても結論が出ません。これは「悩んでいる状態」です。
ただ「悩む」と「考える」は、明らかに違います。「悩む」は考えが頭の中をぐるぐる回って、結果、無限ループにはまっている状態というイメージです。
この「無限ループ」を避けるためにも、機械的に「考える」=結論を出す習慣をつくるのです。そのために自分に問う。黄金の質問は、「だから何?」「フアイナルアンサー?」「本当か?」です。
・結論とは、相手に���いてほしい方向を表したものです。「こういう企画です」という言葉は、方向を表していません。いいのか悪いのか、好きなのか嫌いなのか、売れるか売れないか、わかりません。「売れます(だからやりましょう)」には方向があります。売れるか、売れないかという選択肢がある中で、「売れます」と言っています。
・根拠の目安はオーゾドックスですが、3つでしょう。多くのコンサルタント的な方が「理由は3つあります」と言って話すことが多いですし、私たちは三次元の世界に生きているので、「縦・横・高さ」など「3軸」はイメージしやすいのです。
・大事なのはこのピラミッドを「ロジカル」に作る必要があるということです。「ロジカル」とはひとまず、「意味がつながっていれば「ロジカル」なんです。
「論理思考カ」が足りないと、頭の中に思いついた言葉を、骨組みなどを意識せず、ぽんぽんと出してしまう。結果、言葉と言葉につながりがないし、ストーリーにもなっていないプレゼンになってしまいます。
ピラミッドで考える「結論と根拠」は、「意味がつながっている」要があります。
・「主張と根拠を言う時、聞いている人にとって、意味がつながっているとすぐにわかるようにする」ことが大事です。この、「主張と根拠の意味がつながつている」のが、ロジカルということです。
意味が通じるかどうかは、聞き手が決めることです。話すあなただけが理解できるのではダメで、聞き手がそう判断できるかどうかが大事です。話し手は、あらかじめ聞き手がどう受け取るかを想像し、「意味がながっている」と聞き手が判断するように、主張と根拠を考える必要があります。話しては当たり前だと思って伝えない場合が多いのですが、こういう場合は「ロジックが隠れている」ことが多い。
・一瞬でも聞き手が「迷子」になってしまうと、プレゼンが台無しになる可能性があるのです。これは短い話でも同じです。わからない言葉が2-3個出てきたら、相手の脳はシャツトダウンしてしまうかもしれません。こうならないためにどうするか。「スッキリ・カンタンでいこう」を心がけてみましょう。
・スッキリ、というのは、使うスライドや、話す言葉、両方についていえます。言い換えると、「使う文字・言葉を少なくし、文章をややこしくしない」ということです。そして、プレゼンで話す言葉は特に、「短く、言いきる」ことを心がけましょう。
私たちは、何か熱量を持って伝えようとする時、ついつい、多くの言葉を使おうとします。ただ、聞き手が集中して聞いてくれていなければ、多くの言葉を使うと逆にノイズになってしまいます。
また一方で、主張に自信がない時も、「それは違う」と言われたくないために、つい多くの言葉で煙に巻こうとしてしまいます。それこそ、相手に「何を言っているのかわからない」と言われるはめになります。
・結論に対し根拠を3点あげる、しかも短めにとなると、どうしてもその根拠は抽象的になります。そこで、それをもう少し具体的な言葉で説明するわけです。そうすると、聞いている人にはわかりやすくなります。加えて、聞き手は具体的なイメージがわきやすくなります。
・ピラミッドの2���めで根拠をあげて、3段めで実例をあげる、ということです。数としては、2段めの根拠は3つくらいあげるとよいでしょう。3段めは、場合によりけりではありますが、1つか2つでよいと思います。あまりあげすぎると、何がなんだかわからなくなります。1つか2つにしぼって、とにかく、根拠を具体的に説明するために必要な要素だけをあげるようにします。
・人前で話すときの4つのポイント。
①視線:しっかりと聞き手を見る。
②手振り:多少、動きをつける。あくまでさりげなく。
③声:「相手と対話するように」声を届ける。強調するところで大きな声を出し、「ここだけの話」をするなら、こっそりと。
④間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる。
・「伝えよう」とするだけではうまくいきません。もちろん、「伝えたい」ことがめるから伝えるのですが、一方的に「自分がこう思う」ということを伝えても、相手は動きません。つまり、「自分が相手に伝えたい」という視点(「主観の自分」と呼びます)しか持っていないのであれば、その話を聞いている相手の気持ちが理解できず、結果、相手に伝わらないということです。
すべきなのは、「話している自分と相手を俯瞰で見る」ということです。具体的には、「話している自分と、聞いている相手のことを客観的に見ているもう一人の自分」を置いて、常に相手は自分に対してどのような印象で受け止めているのかをチェックしてもらい、そのフィードバックを受けて、話し方を変えていくのです。
・これはプレゼンだけに限りません。会議でいつも社長が座る席から会議室の風景や自分がいつも話している場所を見てみる。それだけでも意識は変わってきます。これをとてもわかりやすい言葉でいえば「相手の気持ちになる」ということです。よく言われますよね。相手の気持ちになって考えよ、と。「相手の気持ちになる」ということはこういうこと。相手に憑依した感覚になれば、リアルタイムで相手の気持ちになれるわけです。これをしっかりやれると、プレゼンの説得力が上がり、断然伝わるようになります。
・こんな風に「主観の自分」を意識していくことを「メタ認知」といいます。私たちは「メタ認知」をしながら「主観の自分」を修正していきます。優れたビジネスリーダーは、この「メタ認知カ」が優れています。
・プレゼンのフレームワークはいくらでもあります。「プレゼン フレームワーク」などと検索すれば、たくさん出てきます。また、自分で作ってみるのもよいと思います。重要なのは、パターンを覚えるということではなく、どう組み立てたら相手を動かすことができるか、流れがシンプルになるかということを徹底的に追求することです。
・たとえば、「いや、これから説明しようとすることは、正直あまり自信がありません。ですが、仕事なので、プレゼンしろと上から言われたのでご説明します」と言われてプレゼンが始まったとしたら、聞き手はその人の話を聞くでしょうか。そんな思いでプレゼンされても、聞く気が失せるのではないでしょうか。
では、言葉ではそのように言わなかったとしても、内心、そんな風に思っている人がプレゼンをしたら?そういう気持��は、必ず視線や声のトーン、そして内容に現れます。だとしたら、やっぱり結果は同じです。
・「これから伝えようとしていることは、自分が一番詳しいし、自分はそのコンテンツに一番自信を持っているし、一番好きだ」くらい強い思いを持ち、その思いを聞き手にぶつけることが不可欠です。
そうでないと、聞き手が動かないからです。人間は、基本的に変化を嫌がる性質を持っています。あなたは、聞き手を自分が望む方向、つまりゴールに動かしたいと思ってプレゼンするのですが、逆にいえば、今聞き手は、あなたが望むゴールにいないわけです。その聞き手に変化を促し、動かしていく。それは簡単なことではありません。あなたが心の底から強く思うことを、情熱を持って自分の存在をかけて語るからこそ、聞き手は心が動かされ行動に移すのです。聞き手を「動かす」ためには、そのくらいの思いは普通に必要です。厳しいことを言いますが、そこまで思えない人は、思いがこもっていないプレゼンによって相手が動くレべルの仕事しかできないのです。
・そのプレゼンであなたは何をしたいのか。なぜ、それを伝えたいと思うのか。伝えて、どうなってほしいのか。その言葉に、どんな思いを込めるのか。相手を動かしたいなら、まず自分自身を動かせているか。そんなことを、振り返ってみてください。
・何百人ものプレゼンの指導をしていて思うのは、まずは「声が小さい」ということです。「伝わらない」「わかってくれない」「相手がきょとんとしている」ということの、きっと7割くらいは、「声が小さい」というただそれだけの理由ではないかと思います。
その時、声を大きくしようと思って、カを入れて張り上げてもうまく届きません。目の前の人、もしくはプレゼンなら自分から一番遠い人に、「声」というボールを届けるような意識で話してみましょう。その時、くれぐれも力まないこと。「大きな声」よりも「届ける」という意識が大事です。
・強調するかしないかではないんです。それぞれの言葉に自分なりの思いが込められていたら、自然と抑揚が生まれます。すると、自然と動作もついてくるものなんです。
・部下が考えているのと同様、上司も考えています。上司は、ルーテイーン業務は部下より少なく、その意味で、考える時間は部下より多いはず。しかし一方で、カバーしている業務範囲が広いため、細かい部分に関しては、部下より詳しくありません。つまり、主張と根拠のピラミッドでいえば、「主張は強く、根拠の部分=2段めはしっかりしているが、3段めの具体的なところにいくとあいまい」な状態であることが多いのではないでしょうか。
話していると、「なんだか上司はいつも直感で判断しているが、大抵あたっているし、自信満々なんだよな」という感じ、ありませんか。これは上司の特性ですね。まず、経験を積んでおり判断基準が明確になっています。一方で、実務に触れていないので具体的な材料は少ないです。その分、ロジックをしっかりと組み立てようとするという感じですね。
・「どうせ上司の言った通りにさせられるから、自分の意見を言っても仕方ない。最初から「どう考えますか?」と聞いたほうが早い」と思っている方はいま��んか。それでは、上司が考えている以上のものは絶対に生まれません。ですからまずは、自分なりのピラミッドを作ることが必須です。
・そのピラミッドの内容を話したうえでどうするか。ここからが、「対話」です。相手の思いを引き出しながら、ピラミッドのすり合わせをしていきながら、自分の意見も伝え、最終的には、合意した一つのピラミッドを作っていく、そんなイメージです。自分のピラミッドと、上司のピラミッドを出し合う、見せ合って、よりいいピラミッドを一緒に作っていく。そんなイメージですね。
・上司との「対話」では、上司から出てくる言葉を、「これは根拠だな」「これが主張だな」と意識しながら、聞いていくのです。そして上司のピラミッドを作っていくわけです。
・次に自分の頭の中で、ピラミッドを重ね合わせていきます。どこが同じで、どこが違っているか。どこが強い主張で、どこがそうでもないか。何で違うか。歩み寄れる余地はありそうか。そういったことを対話しながら頭の中で考えます。
・すべての人が、結論から先に話してくれるわけではありません。何を言いたいのかわからない上司というのもいるでしょう。そんな場合は、上司の言いたいことを整理してあげるのも、部下であるあなたの役目です。本来、上司がやるものですが、一緒に1つのものを作るために、そのコントロールは、あなたの頭の中でやっていきましよう、ということです。そのためのやりとりは、あなたが主導権を握るとよいでしょう。
・上司だから言うことを聞く。どうせ自分の意見は聞き入れられない。だから黙って、上司の意向を待つ。これではあなたは単なる作業者になってしまいます。そうではなく、しっかりと、自分の意見を言う。それが間違っていてもいい。これが上司との信頼関係をつくるうえでも大事なことです。「配慮はしても、遠慮はするな」。
・自分の意見はちゃんともつ。これが主観です。これを伝えることで、対話が始まります。そのうえで、相手の意見と戦うのではなく、上司はどんな意見をもっているか、なぜそう言っているのか、自分の意見とどう異なるのか、どこをどうすると、合意できるのか、といったことを考えるのが客観の自分です。
・「主観の自分」が意見を言ったら、いったん、「客観の自分」にバトンタッチして、上司と自分の両方を等距離で暖かく見つめる存在となって、冷静に合意点を探っていく。そして、「客観の自分」が色々考える中で、やはり自分の主張をもう1度しっかり伝えたほうがよいなと思ったら、改めて「主観の自分」を登場させるというように、主観と客観を出したり引っ込めたり、ということを繰り返すのです。この感覚がわかると、人との対話が驚くほどスムーズに進みます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
著者は以前、熱意はあるが空回りしてしまっていたらしい。うーん自分のようだ。
結局色々なテクニックを紹介されているが、「相手が動くために、できることは全てする」という事が大切。と言う事だろう。
根拠は3つ
意味がつながっていればロジカル
頑張ったことは話すな
禁止例:プロセスを話す・気を遣いすぎる・自分の意見とは違うことを言う・笑いを入れる
前提を聞き手と共有する
中学生が理解できる言葉を使う
根回しやアフターフォローは、かっこ悪い、汚い、めんどくさいと言う考えは、相手を雨後核という観点で考えると、本質からずれている。(積極的にやるべき)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『人を動かす』ための説得術をわかりやすく述べてある。相手はこちらの話の80%を聞いていないので、こちらの主張をできるだけ簡潔にまとめて伝えなければならない。最終的に相手に動いてもらうのが目的なので、ゴールを明確に伝えることが重要。難しい言葉を入れると相手が混乱するので、中学生が理解できるレベルの言葉しか使わないというのは納得。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
プレゼン能力に自信がなく、レベルアップしたいと思い購入しました。1分で話せとシンプルなタイトルとは対照的に、それはつまりいかに相手に動いてもらうよう核心を述べることができるか?という努力に他ならない、というのが印象的でした。なんとなくやり過ごすために資料を作ったりしていないか?全てを詳しく話すというエゴになってないか?
自分の想いを実現するにはどうすればいいか、ひたすら考えろ。日々の仕事でも意識していこう。そしてプレゼン前には見返そう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ダラダラと話すのではなく、要点を絞って結論と根拠を話せ
孫正義に認められたことを印籠のようにチョイチョイ挟んでくる
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
私には要らない本だな。若い人の中には、必要な人も要るのだろう。えっ、この中身で1400円!~うまいプレゼンより「動いてなんぼ」(右脳と左脳に働きかける)・相手は誰か/どんなことに興味があるか/ゴールは何か/てっぺんのないピラミッドになっていないか/考える=結論を導き出す/根拠は3つ/意味がつながっていれば「ロジカル」/「基本的に」は不要/がんばってことは話すな!・通じないときは、前提を揃えておく・集中して聞いてもらうための「スッキリ・カンタン」/言葉もスライドも「スッキリ」が鉄則/カンタン・正しいことを言うだけでは、人は動かない/人は、イメージを想像することで、感情が揺さぶられる/イメージを描いてもらうために行う2つのこと/ピラミッドは、3段で作ろう/「想像してみてください」・「超一言」で包み込む/「ライブでダイブ/「リトルホンダ」を作る/根回しだって、アフターフォローだって必要ならばやろう・伝えたい言葉はあるか/動かしてなんぼ・実践編~「根拠(理由)は3つです」っていうのは最も嘘くさい・まあよく使うフレーズで「僕はもともと○○がとくいではありませんでした」って奴!もう、それだけでNGだわ。銀行に勤めて、取引先の経営者のニーズを察知して採算を度外視して信望を得て・・・ってのも嫌!だし、孫さんもこんな奴に気を許してしまうとは甘いね!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人に伝えるにはどの要素を入れるか、またはいらない要素は何かを説明してくれている。
左脳と右脳の働きかけ方を区別している点が特徴。