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自分の意見と上司の意見の擦り合わせがうまくいかず、苦労していました。「上司のピラミッドストラクチャーを主導権を握りつづけながら描く。主観と客観の自分を常に置く。結論→根拠3つ→具体例の根拠に、敢えて捨て案を紛れ込ませる。」という手法は大いに役立ちそうです。実践します。
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<目次>
序章 そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
~うまいプレゼンより、「動いてなんぼ」
第1章 「伝える」ための基本事項
第2章 1分で伝える~左脳が理解するロジックを作る
第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
第4章 1分でその気になってもらう~右脳を刺激してイメージを想像させよう
第5章 1分で動いてもらう
第6章 「伝え方」のパターンを知っておこう
第7章 実践編
<内容>
話を簡単にまとめ、1分でまとめるコツがたくさん載っているのかと思ったが、それは第1,2章。第3章以降はプレゼンや会議での発言、上司や相手先の説得などの話。会社勤めでない私にはちょっと違う話だった。
1分で話をまとめるのは、「ピラミッドストラクチャー」を使い、根拠は3つ。話はロジカルにすること、などなど…
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考える=事実やデータから結論を導き出す
プレゼンは相手に「動いてもらうため」に、動く「方向」を出す。
意味がつながっていればロジカル。
イメージで感情が揺さぶられる。
結論-根拠-事実
「対話」を意識
「突っ込みどころ」を用意
「声のトーン」を変える
提案よりも「問題解決」で信頼をつくる
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人は人の話を8割がた聞いていない
→1分で話せ。1分でまとまらない話は何時間かけても伝わらない
プレゼンテーションの目的は人を動かすこと
人を動かすためには左脳(ロジック)と右脳(感情)に働きかけること。ロジックだけで人が動いたら苦労しない
ゴールを明確に
・聞き手を意識する
聞き手がどんな反応を示すかまで想像しながら話をする
・理解して欲しいはダメ。どう動いて欲しいと言うところまでゴールを考えて話す(森田は苦手)
てっぺんのないピラミッド
「Aさんもいいと言ってました」「お得意さんも喜んでました」「実際に数字も上がっています」
→根拠を並べ立てるだけでピラミッドの頂点がない。それはなんの結論ための根拠か。だから「で…?」と聞き返される
結論が抜ける
話には目的があり、つまり結論があるはず。だがこれが抜ける人は多い。
自分自身に「だから何?」「本当か?」「ファイナルアンサー?」と問いかける
ピラミッドストラクチャー
結論に対して、根拠は3つ
意味が繋がっていればロジカル
話が伝わらなくなる4つの話
①プロセスを話す。
結論ではなく、頑張ったことを話すことで長くなる
× 今年の資料と去年の資料を検討して、足りないと思う点を見つけたので10年分の資料を前任の山田さんにもらって調査した結果、A案を押すべきです。
○ A案を押すべきです
②気を遣いすぎる
③自分の案の懸念点を話す
④笑いを入れる
前提を揃える
「あの人と仕事したい」→前提の「あの部署に異動したら」が無いと本意と別にとられてしまう
プレゼン
カンタンな言葉しか使わない
ものを購入するとき
人はイメージを想像して感情が揺さぶられる
##マンション購入の際
× 条件が全て揃っている→これだけでは買わない
○ 木や花のある公園がすぐ近くなので、お子様も喜びますよ→イメージが湧いて買う気になる
イメージさせるために
①聞き手に直接的にイメージを描いてもらう
→「このイメージを相手に湧かせたい」写真や動画などで見せる
②自分のイメージに聞き手が入って来る
→例えば。具体的な話をしてイメージしてもらう
ピラミッドストラクチャー
1段目が結論
2段目が根拠
3段目が「例えば」
私は吉野家が好きです(結論)
なぜなら早くて、安くて、うまいからです(根拠/ここで左脳が動く)
たとえば、座ったかどうかのタイミングで店員さんがもう牛丼を出してくれます(たとえば/右脳を動かす)
超一言
人は話の内容をすぐ忘れる。80%聞いていない。
全体のストーリーを覚えてもらうことは諦めて、伝えたいことを表すキーワードを伝える
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プレゼンの構成や話し方を考えるうえで以下の点が参考になった。
①SDS(Summary-Detail-Summary)
②PREP(Point-Reason-Example-Point)
③「想像してみてください。」ということで相手の想像力を使う。
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ブクログのおすすめに出ていたので少し興味を持って購入。伝達講習も控えていたのでどうすれば伝えられるか?を目的に読んでいきました。
正しいことを言っても人は行動しない。
プレゼンする際は、何のためにプレゼンをするのかを意識する。
相手を動かすためにできることは全部やる。席順や根回しなど。
伝えるべきことの結論はなにか?聞き手に受け入れてほしいことはなにか?
日本人の特徴。反論意見を持つ人を傷つけないかなど考えたりして結論をぼやかしてしまう。結局何を言いたいかわからなくなってしまう。
理由は3つぐらい言う。
自分の意見に対してマイナスを言ってしまう。物事はプラスとマイナスがあるが実はマイナスを伝えすぎると伝わらない。
一言で伝えられる言葉を用意する。キーワード。
視線、手振り、声のトーン、間合い。
相手の気持ちになる。
自分の存在をかけるぐらいの気持ちで臨む。自分が一番詳しいし、自分が一番自信を持っているぐらい強い気持ち。
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上司と話す時に、簡潔に話したいと考えていた時にこの本が話題になっていることを知り購入。
この本の一番の主張
1分で伝えるためには、
【ピラミッドでロジカルにストーリーを考えろ】
(結論→根拠→事実(例)の三段ピラミッドを作る)
「人は、相手の話を80%聞いていない」という大前提をまず理解してプレゼンに臨む。
●プレゼン力とは「人に動いてもらう力」
・聞き手を動かしてなんぼ。動かした先にあるゴールは何か?次に誰にどう動いて欲しいかを明確にする。
●考えることは悩むことではない
考えること…自分の中の知識・データを加工して結論を出すこと。(黄金の三つの質問・だから何?・本当か?・ファイナルアンサー?)
●プレゼンでの話し方・資料は『スッキリ、カンタン』を心掛け、『削る』ことに重きを置け。
→具体的は「基本的に」や「先にも述べたように」は不要。中学生が分かるレベルの言葉までで説明する。
●自分の存在をかけて相手に伝える
少なくとも「これから伝えようとしている事は、自分が1番詳しいし、自分がそのコンテンツに1番の自信を持っているし、1番好きだ」くらい強い思いを持つ
●上司と1対1の対話
結論を一緒につくる。そのなかで、言いなりになるのでは無く自分の意思を伝え、一緒にいいものを作るスタンスを持つこと。
行動
→週一度のミーティングに向けて三回練習してから臨む!
年50週×3で150回練習できる。
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求める成果に向けて行うプレゼンテーション。
その実現可能性を高めるために必要なシンプルさをどう実現するか?に関して、
右脳と左脳の両面からのアプローチを綴った内容。
普段プレゼンを行う機会の多いビジネスパーソン向けのこの手の本は実に多い。
ただ、ロジカル面のアプローチ(左脳)の多いプレゼンテクニック本が多い中、
右脳にも訴える内容は面白くもあり、新鮮とも言える。
改めて、シンプルさは武器であること、
とは言え、そこに至るためには、決してシンプルにはいかないこと。
これらについて理解を新たにでき、自分のプレゼンの良い振り返りにもなった。
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ピラミッドストラクチャーを構築し、トップの主張を明確にすること
言いたいことにパッションを持つこと
右脳と左脳を駆使。イメージをもたせる
超一言で記憶に残させる
相手にプレゼンの枠組みを理解させる
プレゼンのストーリーフレームワーク サマリーディテールサマリー、プレップ、問題→変化→解決→未来
聞き手、空間、プレゼンの場を具体的にイメージし、事前に何度も練習すること
余計な言葉を削ぎ落とす(基本的には、先に述べたように、気を使いすぎる、プロセスを話す)
根回し、アフターフォロー 人を動かす
相手のことを理解しようとし、呼びかける
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人の心を揺さぶり動かす話術は本当にシンプルであること。
当たり前のように出来そうで、出来ない。
意識さえすれば何かを変えられるかもしれない、と思わせられる収穫のような、手応えのような、何かが掴めた気になった一冊でした。知らんけど。
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20190414 再読
プレゼン研修講師を務めるにあたり、自分の経験と照らし合わせようと引っ張り出してきました。改めて、これは良本です。1時間で読めるほどにプレゼンの極意が凝縮されており、余白多め・文字大き目で読みやすい。
「プレゼンは人を動かしてなんぼ、それには左脳と右脳の両方を刺激する必要がある」という主張から本が構成されています。「左脳」部分が書かれた本は多くありますが、「右脳」部分のテクニックを披露する本はあまり多くないように思います。なるほど、キーワード、繰り返し、ストーリーで話す等は右脳(感情)面のテクニックなのかと、より腹落ちしました
読了後、意識的に下記を行うようにしています。あとは、継続・習慣化ですね。
■原則 1分で要点を話せるかを確認する
■左脳 3つの根拠+例示で話を構成する
■右脳 エピソードを話す(失敗談など)
----------(以下、自分用メモ)----------
■原則
・人は、相手の話の80%は聞いてない
・1分でまとまらない話は何時間かけても伝わらない
・右脳と左脳に働きかける
■基本事項
・そもそも何のために自分はここにいるのか?何のためにプレゼンするのか?
・相手は誰か?(立場、興味、自分に求められていること、テーマ/専門的な要素への理解度、何に対してネガティブか)
・「理解してもらう」はゴールにならない。聞き手がどこまでやればいいかを決める
・動かしてなんぼ。相手が動くために、できることはすべてやる。根回し、席配置、事前挨拶、フォローアップもトータルで設計する
■左脳
・考えるとは、知識と情報を加工して、結論を出すこと
・結論をぼやかさない。ポジションを取る。配慮はしても遠慮はするな
・根拠は3つで構成する
・「理由は3点あります」と話すと、聞き手はノートに書き始める
・プレゼンとは、「自分が伝えたいことを伝えていく行為」ではなく、「相手の頭の中に、自分が伝えたいことの骨組みや中身を移植していく作業」
・意味が繋がっていればロジカル。意味が通じるかどうかは、相手が決める
・簡単な言葉を使う
・不要な言葉を削り、短く言い切る(基本的には、先に述べたように、等)
・長くなる典型 ①プロセス(頑張ったこと)を述べる、②気を遣いすぎ、③自分の意見とは違うことを述べる、④笑い
・スライドのフォントは聞き手の数、理解度によって変える。正解はない
■右脳
・イメージを想像させることで感情を揺さぶる。「想像してみてください」
・ビジュアルを見せる
・「例えば」で事例トーク、エピソードトーク
・「結論+根拠+たとえば」の3段ピラミッド
・結論で挟む(SDS; Summary - Detail - Summary)
・自分が伝えたいことを、一言のキーワード(超一言)で表す
・声を大きくするだけで7割方解決する
・言葉にイメージを持てば、トーンは自然に変わる。強調するか・しないかではなく、それぞれの言葉に自分の思いがこめられていれば、自然と抑揚が生まれる
・目上の人に対しても、「私たちは」を使う。一緒に作っている感情を生ませる
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短く伝えるにはピラミッドで内容を整理する。それを相手の頭に移植することが伝えるということ。ただし短く伝えること自体が目的ではなく、相手を動かすためには短く伝える必要があるというだけ。本書には相手を動かすために必要なことが書いてある。小手先のテクニックだけでなく、伝えることの本質が書かれていると感じた。
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話し方やプレゼンテーションにおける有益な情報が凝縮されており、世の中全てのビジネスパーソンに推薦したい良書。結論→根拠→事実という3段ピラミッドを利用することで言いたいことは確実に相手に伝わるが、ロジカルなだけでは相手は動かないので、じゃあ具体的にどうすればいいのか?という問いに対する著書の様々なメソッドや心構えが実にわかりやすくまとめられている。明日からすぐにでも実践してみたい、と思える内容が満載だった。全体的にわかりやすい文章で図解も多いためサクッと読めるのも好感。
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ロジカルシンキングに則って対話を行うことがメインで記載されている。それを著者の経験を踏まえて例示されている。手法として目新しい内容はないが、実践内容として取り入れやすい形で書かれている。
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【要約】
・1分で言える内容にする
・結論を述べる
・根拠を3つ述べる
・具体例を1-2述べる
・ロジカルであるか=意味が繋がってるか
・前提を共有する
・スッキリ、カンタンに。短く、言い切る
・イメージさせる=絵を使う、具体例
・超一言で表す
・ライブでダイブ
・相手の気持ちになる
・伝えたい言葉はあるか=わが存在をかけてプレゼンする
・動かしてなんぼ、正しいことを言っただけでは動かない
・練習練習練習
・ノンバーバルな要素
姿勢、立ち居振る舞い、意気込み、顔つき、目つき、声の出し方、間の取り方、相手の目を見る、自信がある、抑揚をつけて、身振り手振りして、表情をかえて、感情を込めて、笑顔で
【感想】
分かりやすく、その通りなことは言っているが、目から鱗が落ちるような真新しいことを言っているわけではなかった。
逆に言えば、このようなある意味基本的なことをきっちり守れば、孫さんにプレゼンを褒められ指導するような人になれるというのは、目から鱗であったかもしれない。
自分も含めて大半の人はこの基本的なことが出来ていないからプレゼンがダメだというのが気づき。
また、この本がこんなに読みやすいのは、筆者が平易な言葉で伝えることにすごく気遣っているからなのだろう。