電子書籍
期待を裏切らない
2017/10/02 19:59
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投稿者:mancha18 - この投稿者のレビュー一覧を見る
火村シリーズの長編を読むのは久しぶりだったかな?
短編もいいんだけど、長編はジグソーパズルのピースが徐々にハマっていくような過程をじっくり味わえて、ゾクゾクするんだよなぁ。
紙の本
安定のミステリ
2017/03/08 20:21
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投稿者:たこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は犯人が登場した瞬間に強烈なフラグを感じ取ってしまい、しかも、当たってしまうというミステリ読みには悲しい事態に。
トリックも、この人が犯人だと思って組み立てると、ほぼほぼ解けてしまった。
小説としては、シリーズの中でずっと回避してきた部分に、朱色以来の直球さでぐぐっと迫った感がある。
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発売されるのを知ってから、予約までして楽しみにしていた一冊。言うまでもないことだが短編も好きだし、そこでしか味わえない喜びがあるのも知っている。が! 長編小説で得られる充実感を知ってしまったら、やはりそれは見逃せない。だいすきなシリーズならなおのこと。25年愛されてきた火村先生とアリスは、年をとらないけれどその内面は否応なく深まっており、その円熟味がこの小説の完成度を非常に高めていた。題名も素晴らしいし、フーダニット小説としての読みごたえといったら。それをこの著者ならではの洗練された文章で読めるしあわせ。
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火村シリーズの最新作。
このシリーズの長編は、センチメンタルな結末を迎えることが多いと思うのだが、本書もそういう結末。
パズルとしては割と早い段階で犯人に辿り着くかな……。
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火村の矢もアリスの毒も、あと一歩の決め手に欠けていたかなぁ。最後の詰めが闖入者頼りになってしまったのは些か心許ない。散らかった事件を丁寧に片して、綺麗に整理して見せてくれたのはお見事。
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ヒムアリシリーズ25周年おめでとうございます!
これもしっかり本格で、しっかり切ない!
やっぱアリス先生のは面白いのだ~。
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火村シリーズ、長編。人気ホラー作家・白布施に誘われて、アリスは京都へ。白布施の家には、その部屋に泊まると悪夢が見れると言う部屋があり、アリスはその部屋に泊まるが、その翌日、白布施のアシスタントが以前住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる空き家で女性の遺体が発見される。またしても、事件に巻き込まれたアリス。京都府警からも要請され、火村も事件の謎に挑むことに…あらすじだけ、表現すると、ただの殺人事件のようだが、様々な要因が重なり、実際には密室殺人事件のトリックが使われている。非常に狭い容疑の範囲ながら、そう感じさせずに謎が解き明かされていくのは、なかなか興味深い。長編は2年前の「鍵の掛かった男」以来だが、私はやっぱりこのシリーズは長編が好き。そして、江神シリーズの新作もそろそろ読みたい。
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有栖川氏の長編を心待ちにしてました。鍵の掛かった男も情緒的で好きだったけど純粋にミステリ面白い!ってなった!
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論理の立て方がとても丁寧で、読み返しながら考えるのがとても楽しかった。火村とアリスの掛け合いも読んでいてとても楽しくて、すらすら読んでしまった。クライマックスの謎解きのシーンの論理と言葉で犯人が崩れていくシーンの迫力に惹きこまれた。
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購入本。面白かったー。手に汗握るミステリー。頭フル回転で謎解きに食らいつきながら読了。火村先生とアリスの関係好きだぁ。もっともっとこの2人の物語を読みたくなりました。
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火村の秘密に動きがあるかと思ってドキドキしたけど、結局明かされず、、、でも今回結構アリスも攻めてたし、そろそろ明らかになるのかな?それまでは絶対読み続けます。話は面白かったけど、肝心の論理の部分がよくわからなかった!もう一回読まないとなー。
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やっぱりアリスと火村先生はセットじゃないと!鍵のかかった男では物足りなかった2人の掛け合いが、今回は存分に楽しめた。いつの間にか2人が年下になっていたことにびっくり。それだけ長く愛されてるシリーズ。
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片桐やるな!おめでとう!!鳩ちゃんは我と同じ匂いがそこはかとなくかおるようなので今後も出てほしい。
最初会話がとってつけたようでつまらないと感じたけど火村先生の登場で水が上から下へ流れるようにスムーズで読みやすくなった。
しかし25年が経過したんだね、読み始めた時は30前半を若いと感じる感性はなかったな。
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一番いい人らしい人物が犯人、と言う常道を守ったミステリ。
被害者がどれだけの状況を抱えて犯人に迫ったかがよくわからないので、犯人へのシンパシーの方が強かった。善意だけで動く人は時に始末が悪い。また、もう一人の被害者の登場はあまりにご都合主義な感があった。
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アリスと火村の距離感が今までからちょっと変わったように感じた。いい感じに遠慮が無くなってきた様子。いつか火村の夢の秘密がアリスだけには語られるといいな。
そうなるとシリーズ終わりそうだけど。
話は理詰めで最後まで楽しめた。今回はすごく細かった。