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よくわかりました、グランドマスターカイシュウッ‼️
読了後に、はっきりとした達成感を味わえた数少ない作品のひとつにランクインッ✨
サッチョウさんもビャッコさんも些か賢過ぎる気がするが、このふたりのお蔭で素直に学べたのだから、感謝に絶えない。
お金って、ほんっとによくわからないッ‼️
だったら、この本を手に取るべし(*`・ω・)ゞ
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経済の本って難しそう...と長年敬遠していたけれど、わかりやすいストーリー構成や文章で楽しく読めました◎
生活保護や障害者、格差のことなども経済サイドで読むとまた興味深かったです。
今さら経済とか現代社会のことを人に聞くのは恥ずかしいという人におすすめです。
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経済学を青春小説で学ぼうという新しい試みの本です。数学ガールの経済学版といったところでしょうか。
「かせぐとぬすむの違いは何?」と言ったような経済倫理を軸に物語が進められていきます。
経済学の解説が分かりやすいのはもちろんのこと、小説としてもおもしろく、だんだん成長していく2人の姿を見るのは楽しかったです。サッチョウさん、ビャッコさんの将来も気になりますね。
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お金に関しての本の中では一番まとまりがあり良い本だと思う。
ただ物語としてまとめる以上かなりの制約がついてしまうのかもしれない、身近の流れと考えてあまりにも都合よく進んでしまうのが現実と違う点であろう。
全編を通して一番思う事は本当にお金という存在が人を幸せにすることができるのだろうかという事。最後に出てきたつくるというキーワードそしてカイシュウさんが一番やりたいと話した事、これがすべての人たちにおいての幸せになり得ないのがまた寂しすぎる。
お金という存在がない社会と今の社会いったいどちらが住みやすい世界となるのだろうか?
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あなたはお金について、どれだけのことを知っていますか?「おおよそわかる」という人でも、子供にわかりやすく説明できるでしょうか?
私は、うまく教えられそうにありません。お金とはこういうものだとなんとなく知っているに過ぎないからです。
お金をベースとする経済や金融がどんなものか、人に伝えるのは簡単なことではありません。
この本は、小説を読むように楽しめる学園ドラマ仕立ての解説書です。舞台はとある中学校の「そろばん勘定クラブ」。平凡な中2男子のサッチョウさんと、町で一番お金持ちの家の中2女子ビャッコさんが、顧問を務めるカイシュウ先生とお金について議論し、学んでいくストーリーで、お金の基本や仕事、市場の仕組みを理解できるようになっています。
クラブでは、経済成長の仕組みやリーマンショック、資本主義と社会主義、ピケティの学説、株式投資と神の見えざる手、そして生活保護や貧富の格差、ビットコインといった時事的問題を幅広く扱います。
難しい宿題を解くために、2人はお金について考え、調べ、体験して、ものごとの見極め方を学びます。わかりやすく解説してもらえるとはいえ、中学生にはかなり難度の高い内容となっており、私たちも彼らと一緒になって、頭をひねって考えます。
著者は、20年以上のキャリアを持つ経済・金融専門の現役新聞記者。本書は著者が3人の娘さんに読ませるために家庭内で7年間連載したお金の教科書で、娘さんたちが興味を持てるようにティーンズが主人公のわかりやすい物語仕立てになっており、苦手意識を持つ私でもすんなり頭に入りました。
ここ数年で、金融の世界は大きく変わっています。2016年の法改正で仮想通貨が法的に認められてから、法定通貨やビットコインなど、お金について考える必要性が増えてきました。
ストーリーを追いながら経済のからくりがわかるこの本は、なかなか骨太の内容。知的好奇心と学ぶ意識を持つ大人の願いにも応えてくれる内容となっています。
お金について「知る」だけでなく「考える」ことができる1冊です。
本編第1章がWeb上で無料公開されています。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょう。
『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』第1章:
http://impress.tameshiyo.me/9784295003380
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詳細レビューはこちら⇒
お金を手に入れる方法は6つある!『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密
https://fpcafe.jp/mocha/1302
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小説の形式を使ってその分野の知識を説明していくスタイルは「マンガでわかる~」的な本や、久保寺健彦『青少年のための小説入門』、北野唯我『転職の思考法』みたいで、ざっくりスッキリ頭に入ってくる。身の回りのお金の話だけかと思いきや、(当たり前だけど)社会のこと、歴史、世界との関わりにまで話が及んで得した気分。イラストがもうちょっと可愛い絵だったら良かったのになと思う半面、多分目指しているのはそこじゃないんだろうなと想像。
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現役経済記者である著者が、我が娘たちにお金や経済の事を教えるために7年(!)かけて書き上げたというエンタメ青春小説。素晴らしい傑作だった!中学2年の男女2人と先生のやりとりを通じながら、お金とは何か、経済とは何か、という本質的な事を、極めて初歩的な部分から順を追って知ることができる。ワクワクさせるストーリーの秀逸さもさる事ながら、リーマンショック、ピケティの定理、タックスヘイブン、仮想通貨など、重要な経済ワードの中身をきちんと理解できるのも素晴らしい。ちなみにあの人のモデルはひふみ投信の藤野社長かな?
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なるほどです。この歳になってやっと ぼんやりわかっている気になっていたことが あぁ…そうだったんだと、府に落ちました。
最後の「つくる」もなるほどです。
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お金を手に入れる方法を、かせぐ、もらう、ふやす、かりる、ぬすむ、つくるの6つに分類することによって、お金のしくみを分かりやすく解説している。(6つめの「つくる」は謎解きの答えなので、ちょっとネタバレ)
謎の先生、女子生徒、男子生徒の3人のクラブ活動の中で理解を深めていくという舞台設定はとてもよい。
内容は基礎的だけど、若い時にこのように客観的に整理してお金を理解しておくのは役立つだろうし、大人でもこの観点で考えられていない人は多いんじゃないかな(僕もこのクチ)
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ネットで話題になっていた本。内容で、というよりも、本書の成り立ちの方を先に知った。経済記者である筆者が自分の子どもたちのために書いた物語風の解説が、Kindle自費出版、商業紙出版となった。その過程を先に知ったのだ。
内容は、学校での、先生と男女二人の生徒の会話によって物語が進み、その中で経済の基本的な仕組みが解説される。『数学ガール』や『OS Girls』と同様のフォーマットである。流行っているのかな?
当初は、自分たちの子供に向けて書かれたとのことで難しい話は無い。ただし、経済の教科書でもないので、網羅性や体系などは期待できない。また、経済記者として、また、親として伝えたいことに力点が置かれている。大人が読んで面白いかといえば、やや不足かもしれない。
しかし、note.mu に書かれた、成立過程やマーケティングの話はとても興味深く読めた。
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物語としてお金の根本的な意味を哲学的に説明した本。中学生に元お金のプロが、お金の流れ、銀行や投資家の意味を講義していくのだが、ストーリーがきちんとしており、読み物としても面白い。
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子供らに「お金」のことを教えたいと思っており、手に取る。
そろばん部に入ってきた、中学生の男子と女子が顧問の先生にお金とはを教えてもらったり、時には見学しにいったりして学ぶ話。
これ、いいなと思う。こんなにうまくは出来ないかもしれないが、娘が中学校になったら話してあげたいと思う。
また、ピケティの不等式は意味は理解していなかったので、私も勉強になった。
r>g(投資で儲かる率は経済全体の成長より大きい)
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高校生〜大学生の間に読んでおきたい本。
オトナには当たり前のことばかりの記載なので目新しさはないけど、物語になっているので読みやすく、基本のおさらいとして読むにはちょうどいい一冊。
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おもしろい!
サッチョウさん、ビャッコさん、カイシュウ先生。
登場人物や物語を通じて、働くことの価値やお金に対する考え方を整理整頓。
本質は、信頼である。人との信頼関係こそが、生きてくうえで最も大事だと感じた。
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『お金』を手に入れる方法は6つある。
その方法とは?
そしてその方法からどういった『働き方』の意味を考える。
銀行の仕組みとは?
最後にこれらを通して、『お金』の本質が導き出される。
中学生、もしくは小学校高学年の子供にはもちろん教えておきたいし、大人の自分ま『お金』の事を漠然と捉えていたので最適な内容でした。