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結構昔からハマっているきみまろの文庫本。DVDではあらわせきれない、文字によるギャグが新鮮である。ギャグはいいとして、中身について一点。携帯電話もテレビも随分進化していて、薄さを競ったりはもう無意味ではないか、どうせならば違うものを開発するとか、折り畳みテレビを開発するとかはどうか?と提言していた。確かにそうである。スマホすら使えないまーちゃんであるが、確かに携帯電話もスマホ以上はもういいんではないだろうか。
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綾小路きみまろの漫談言っていることは結構毒があるのに相手を不快にさせないというのはさすがの話術ですね。
そんな綾小路きみまろの本。
読んでいるとあの喋り口調が聞こえてくるようで読みながらクスッとしてました。
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中高年の持つ人生の悲哀を毒舌漫談で笑い飛ばす、暇つぶしにはもってこいの本。
庶民の暮らしぶりをネタにしているので、その当時の話題も書かれていて「あの年か!」となります。
これは2008年2月発行です。
スポーツでは、ハンカチ王子にハニカミ王子、内藤大助vs亀田大毅。
政治では、安倍総理の突然の辞任、そのまんま東の宮崎県知事就任。
経済では、厚さ3センチの薄型テレビが出るとか、消費期限・賞味期限とは何かとか。
社会では、温暖化、イジメに少子化に老々介護など(今と変わらない)。
某厚労大臣の「女は子どもを産む機械」発言などは、さっそくネタの前振りに利用しています。
「女性を敵に回すような悪口は言えません。」と言いながら奥様方をいじり倒します。
きみまろさんがいう「奥様方(=中高年)」は、五十二歳以上の女性のことのようです。
五十二は「ご自由に」と言われ始める歳なんだとか。
毒蝮三太夫が相手にしている「クソババア」とだいたい同じかな。
「奥様方」は広い年齢層を一括りにしているけど、「20代、30代」は20歳と39歳で親と子くらい違うから一括りにしてはいけないらしい。納得。
さりげなく語られる不都合な真実がだんだんと自分にも当てはまってきていると感じます。
周りを見ると、あの人もこの人も似たようなもんだという安心感がある話題だから笑えるんですね。